タイ人が日本で驚いたこと・有名な「微笑みの国」の由来とは?

 

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数年前のバンコクでは、日本食がブームになっていた。

日本食はブームで終わらずに、今ではタイ人の食文化の一部になっている。

そんなバンコクのレストランで、これからは「子持ち鮎(あゆ)」を食べられるようになるかもしれない。

美味! バンコクで子持ち鮎塩焼き

岐阜県とタイ大井山本主催、コンラッド・バンコクの日本食レストラン「きさら」にて、子持ち鮎の塩焼きのPRイベントに参加してきました。

(中略)タイの日本食レストランで気軽に子持ち鮎の塩焼きが食べるようになり、沢山のタイ人に、鮎の上品な味と食感を楽しんでもらいたいです。

 

タイの日本食が、だんだんとディープなものになっている。

子持ち鮎の塩焼きなんて、日本人のボクでもめったに食べないぞ。
はたして、バンコクで子持ち鮎は流行るのだろうか?

 

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タイでも、日本の焼き魚は受けるか?

 

タイはどんな国か?

人によって答えは違うだろうね。
「若いうちに行く国」と答えた人は、きっと30代以上の人だろう。

今から15年以上前の1996年~1997年、タイ国際航空が俳優のいしだ壱成を起用して大々的にキャンペーンを打ったときのキャッチコピーが、この『タイは、若いうちに行け』でした。

「タイは、若いうちに行け」

 

「タイとはどんな国か?」の答えの1つに、「微笑みの国」がある。

タイは「微笑みの国」としてずっごく有名。
タイ国政府観光庁のホームページにも、そのことが書いてある。

なんとなく日本とも共通点のあるタイは、「微笑みの国」として知られています。

 

なんでタイは「微笑みの国」と言われているのか?

政府観光庁のホームページでは、ばくぜんと「タイ人の心が豊かだから。かも」ぐらいしか書いていない。

タイの人々の微笑みは、そうした豊かな心から自然に生まれるのかもしれません。

 

このホームページには、タイが「微笑みの国」と呼ばれるようになった由来については書いていなかった。

 

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これは、バンコクの地下鉄にあるプレート。
日本の支援でこの地下鉄が完成したことが書いてある。
タイでの日本人気は、とても高い。

あれ?そういえば、ソウルの地下鉄に財政支援と技術支援をしたのは、どこの国だったっけ?
それは日本なんだけど、ソウルの地下鉄にはこんなプレートがまったくないのがさみしい・・・。

 

ボクも前々から、「なんでタイは微笑みの国と言われているのだろう?」と不思議に思っていた。
そんな疑問をもっていたときに、日本に住んでいたタイ人と知り合っていろいろ話をするようになった。

ボクが日本にいる外国人に、必ず聞く質問がある。

「あなたが日本で驚いたことは、何ですか?」

タイ人の彼が日本でビックリしたことに、「幼稚園児の遠足の様子」があった。

「前に、20人ぐらいの幼稚園児が2列に並んで歩いているのを見て、ビックリしました。本当にしっかり並んで歩いていました。タイの子どもだったら、絶対にムリです」

彼は、日本の幼稚園児が整然と歩いている様子を見て驚いたらしい。
「タイであんなにきれいに歩くことができるのは、軍隊だけですよ」
彼はそう言っていた。

でもこれは、本当らしい。

「タイの東大」と言われるチュラロンコーン大学の卒業生も彼の話に同意していた。

「彼の言ったことは、合ってますよ。タイの大人は子どもに甘くて、厳しく叱らないんです。だからタイの子どもなんて、やりたい放題です。日本の子どもは本当にしっかりしています」

 

「タイ人は子ども甘い」ということは、わりと知られている。

有線放送「カートゥーン・ネットワーク」が実施した世論調査の結果によると、タイの児童は、親から好きなものを何でも買ってもらえる境遇にあり、周辺諸国と比較して、最も親の躾が甘い国だという。

子供に甘いタイの親

 

そんな彼に、「なんでタイは微笑みの国と呼ばれているのか?」を聞いてみた。
「そんなことは知りません」
と、こちらがイラッとするほど、そっけなく言いやがる。

そこで、「宿題」として彼に調べてもらうことにした。

 

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彼が調べてみたところでは、19世紀にタイにやって来た西洋人がそう呼んだという。

その当時のタイ人の多くは、外国人の言葉を理解できなかった。

何を言ってもニコニコしているタイ人を見て、西洋人が「タイ人は、よく微笑むなあ」という印象を持った。
それで、西洋人がタイを「ほほ笑みの国」と呼ぶようになったらしい。

 

彼は、このときのタイ人の笑いは「困り笑い」だったと思う、という。

相手の言っていることが分からないタイ人が困ってしまって、笑顔を浮かべていたというだけのもの。

「え?なんて?」と困惑すると、自然と笑みが浮かんでしまう。
この気持ちは、今のタイ人の自分でも分かるという。

 

ボクはてっきり、「タイ人が外国人を笑顔で迎えていた」といったものかと思ったけど、「困った笑い」だったらしい。

 

でも、これは日本人も同じだろう。

外国人から何かを言われても内容が分からなくて困ってしまったら、「ええっと~」と笑顔を浮かべることはある。

タイが「微笑みの国」と呼ばれるようになった由来は、こんなことらしい。

 

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そんなタイ人の友人が怒ったところを見たことがない。
ボクの中では、タイ人とインドネシア人は「怒らない人たち」となっている。

でも彼に話を聞くとそんなことはなくて、タイ人も怒るときは怒るし、日本人よりも激しいという。

 

ただ、タイ人が怒るポイントがあるらしい。
日本人みたいに、待ち合わせ時刻に5分遅れて怒る、ということはない。
タイ人はそういう細かいことは気にしない。

タイ人が怒るのは、仏教と国王にかんすること。

仏教や王室をバカにするような言動は、タイでは絶対のタブーになっている。
このタブーに触れたら、タイ人は激怒するという。

 

前にタイ人の彼とミャンマーについて話をしていたときに、「なんでタイでは、ミャンマーを嫌う人が多いのか?」ということが話題になった。

そのときに彼が言ったことが、「ビルマ(ミャンマー)は、アユタヤ王朝を滅ぼして仏像を壊しましたから」というもの。

それは約250年も前のことだけど、今でも許せないという。

次回に、そのことを書いていきますよっと。

 

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今まで、東南アジア、中東、西アフリカに旅をしてきました。外国に行って初めて気がつく日本の良さや特長があります。以前、歴史を教えていたので、その経験もいかして、日本や世界の歴史や文化などをテーマに、「読んでタメになる」ようなブログを目指します。