珍しく日本のテレビ局が中国人のパクリ。怒られ謝罪へ。

 

もうすぐクリスマスですね。

西欧では、「メリークリスマス!」と言っているイメージがありませんか?

最近は、そうでもありませんよ。

「クリスマスはキリスト教の行事だから、他の宗教にも配慮しよう」ということで、「メリークリスマス」とは言わない風潮がアメリカであります。

 

 

 

2005年、小売り最大手ウォルマートを含む各ストアーでは、それまで使用していた「メリークリスマス」を「ハッピーホリデー」という言葉に置き換えました。
これに対し、強硬派のカトリック連盟は、ウォルマートが逆にキリスト教を差別していると抗議し不買運動を行いました。

挨拶は「メリークリスマス」?「ハッピーホリデー」?理由と米国の複雑な事情

 

アメリカは他民族国家であると同時に、熱心なキリスト教徒が多く住んでいる。
だから、宗教のことは面倒な問題になりやすい。

日本で良かった。

 

アメリカでは、こんな事件も起きている。

外国人の価値観を知る方法①アメリカの「コストコ聖書事件」

 

クリスマスモードのハノイ(ベトナム)のカフェ

 

 

日本で目にする「中国人から見た日本」という報道には、次のようなものが多いと思う。

これは11月26日の記事で、日本に旅行に訪れた中国人が微博(ウェイボー)につぶやいた言葉を紹介している。

 

日本人の秩序はやっぱりすごい!「トイレの前でかばんの中のティッシュを探していたら…」―訪日中国人

日本を訪れて驚いたことに街が清潔であることはよく挙げられるが、浙江省の28歳の男性は「日本を5日間旅行したんだけど、4日目にホテルに戻って靴を脱いで何気なく靴底を見たら、すごくきれいだったんだ。もうひざまずくしかなかったね」と記した。

また、山東省の20歳の女性は、「道を渡ろうとする人がいれば、車は必ず止まって歩行者に道を譲っていた」「トイレの前でかばんをひっくり返してティッシュを探していたら、後ろに(トイレ待ちの)列ができていた」と、秩序を守って行動する日本人の様子に感銘を受けたようだ。

 

中国人が日本に来て、街の清潔さや日本人のマナーの良さや秩序正しさに感動した!
日本のマスコミが伝える「中国人の視点」には、こうした日本をほめるような記事が多い。

 

 

でも、珍しくそうではない記事を見つけた。

「日本のテレビ局が、中国のパクリをしている!」と中国人のディレクターが怒ったという。

 

こういう記事はめったいにない。
その意味で希少価値はあるし、日本では「だから中国はダメなんだ~」という報道も多いから、「悪いことをした日本人もいる」ということをたまには知っておいてもいいと思う。

 

いつでも中国が一方的に悪いわけではない。

 

中国を旅すると、よく「著作権無視のパクリ」を見かける。

このパクリはひどい。
ドラえもんにハローキティにディズニーアニメのキャラと、何でもありの無法状態になっている。

 

 

これはパクリではなくて「偽装」。
中国では一般的に、「日本製=質が良い」というイメージがある。
だから、日本語を書いて日本製に見せかけることをする。

でも、何すかその「オアイリマーヤス」って謎メーカーは?

 

 

最近、日本の情報番組で流した中国の映像が問題となった。

この映像では、中国の宝石店で中国人のお金持ちの女性がブチ切れる姿が映っている。
そしてそれを見た日本人のコメンテーターが、「お金を持ってるからって謙虚さを失うと人が離れていってしまう」とあきれ顔で言う。

 

これが後に問題となる。
なぜなら、この中国の映像は「ウソ」だったから。

この映像、冒頭の邯電視台が昨年9月に放送したバラエティ番組『あなたならどうする』の一部分で、店員も客も役者が演じ、周囲の一般人がどう反応するかを観察するドッキリ映像だったのである。

「そもそも日本のテレビ局に映像使用を許可した覚えはありません。フィクション映像を使って、中国人を批判されたことも不本意です」(周氏)

テレ朝情報番組の恥ずかしすぎ「パクリ誤報」で中国TV局激怒

 

出演者が演じているドッキリ番組なのだから、内容はつくられた「ウソ」になる。

それにもかかわらず日本の情報番組は、このやらせを本当のこととして放送し、コメンテーターに「中国人はダメですね」というセリフをはかせていた。

そりゃ、中国人も怒るわな。

 

「わがままな中国人を映す。それを日本人のコメンテーターに批判させる」
この情報番組のディレクターは、そんなシーンを撮りたかったのだろう。

けれど、この中国の映像が「事実ではない」ということが指摘があり、この番組のディレクターはそれを認めて謝罪することになった。

「ドッキリ映像だとわかった。調査が足りなかったと反省している(同記事)」

 

前回、ネットに出回る情報が正しいか偽物かを見極めるには、その情報の出所をしっかり確認することが大事だと書いた。
この日本人のディレクターは、それをおこたっていた。

これも、情報の扱い方の失敗例。

 

 

それにしても、「そもそも日本のテレビ局に映像使用を許可した覚えはありません」という中国人のテレビ局員の言葉が気になる。

 

というのは、この「NEWS ポストセブン」の記事は12月15日に配信されていて、このとき日本では、DeNAのサイトでの無断引用が大問題になっていた。

テレビのニュースでは、「著作権の認識が足りない!」とDeNAを激しくたたいていたはずなのに。

TBSテレビ:著作権侵害を助長する意図はなかったと今、おっしゃいましたけども、ただ、マニュアルの中で具体的に事実や必要な情報を残して、独自表現で書き換えるというふうに書かれていました。これはもう会社として転用を指導していたとしか思えないんですけれども。

WELQなど全10サイト非公開に DeNA記者会見(全文7)マニュアルは問題と認識

 

これと同じことを、テレビ朝日のニュース番組でも言っていたはず。

・著作権を軽く考えている。
・「肩こりの原因は幽霊」といったサイトの記事内容に問題がある。

 

テレビ朝日は、DeNAをそんなふうに批判をしていたと記憶している。

でもテレビ朝日の情報番組で、中国のテレビ番組の放送を無断で使ってしまっことは絶対に報道しない。

 

身内と外部とでは、報道する基準が違うのはあたり前かもなのしれない。

けど、「身内の恥は隠し、外部の恥部はあばく」というぐらい図々しさがあった方が生きていくのは楽なのかなあ?とも思う。

 

 

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今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。