韓国パッシング②アメリカはどっちの味方?日本 or 韓国

 

「日本は国際社会から孤立するだろう」

歴史認識にからんだ問題で、韓国政府や新聞がこういう言葉をよくつかう。
だからこの言葉は、韓国人のあいだでも広がっている。

くわしくは下の記事を見てほしい。

「竹島は日本の領土!」CIAに続いて米国務省領事局も=韓国ネット「やっとわかった…」「国際社会から孤立しているのは韓国の方?」

 

でも今は「韓国が国際社会から孤立している」とあせっている。

ここ最近の韓国の新聞には、アメリカを中心とする国際社会から韓国がパッシング(無視)されていることを心配するような記事や社説が多くある。

たとえば3月29日付の中央日報では、「民間外交現場で『韓国抜き』が広まらないか心配だ」と、アメリカであった「韓国パッシング(抜かし)」について伝えていた。

韓経:【コラム】米国で広まる「韓国抜き」

 

また4月11日付の東亜日報は、社説でこう書いている。

韓半島危機説は本当か

韓半島の運命が他人の手によって決定されるいわゆる「コリア・パッシング(韓国素通り)」が目前で繰り広げられようとしている。

 

中央日報では、「韓国が世界から相手にされていない」というのではなくて、「すでに韓国は国際社会ののけ者に転落した」という見方をしている。

韓国が国際社会ののけ者に転落したという「コリアパッシング論」が広がっている。強大国が韓半島(朝鮮半島)の主要懸案を取り上げながら当事者である韓国を排除しているという話だ。

【時視各角】韓国がのけ者ではないと?

 

 

韓国がアメリカや国際社会で相手にされていない理由には、今の韓国の政治的な不安定さがある。

今の韓国には大統領がいない。
そういう不安定な状態が、韓国パッシング(無視)の理由のひとつにあるはず。
でも、次の大統領が決まれば世界は韓国に目を向けるようになるのか?
それはわからない。

でも日本やアメリカの視点から見たら、「韓国は約束を守らないから」ということがその理由のひとつにあるだろう。

 

 

最近の韓国は、日本人の信用を失うことばかりしている。

そのことは日本の新聞やテレビでも伝えられているから、多くの人が知っていると思う。

2015年に日本と韓国の両政府が話し合って、慰安婦問題の解決に合意した。
その日韓合意にもとづいて、日本では安倍首相が「心からのお詫びと反省」を表明して10億円を韓国にわたしている。

日本は約束を果たした。
次は韓国が約束を守る番。

 

でも韓国は動かない。
ソウルの日本大使館前にある慰安婦像を1mmも動かさなかった。
韓国は日韓合意にもとづいて行動しなかっただけではなく、釜山に新しい慰安婦像を建てることを認めてしまった。

韓国は約束を守らないうえに、日韓合意の精神に反する行動までする。
これではさすがに日本も怒ってしまう。
日本政府が抗議の意思をしめすために、駐韓大使を日本に帰国させてしまったのは仕方がない。
その責任は、誠意のない対応を続けた韓国にある。

 

2015年に慰安婦問題の解決が確認されてから、日本人のなかで韓国への好感度は上がっていた。
でも最近では、韓国の対態度にガッカリしたり怒りをおぼえたりする日本人が増えている。

でも、韓国が自分で自分の信頼をなくしてしまったのだから、この傾向は仕方がない。

 

 

4月4日付のアメリカのWSJ(ウォールストリートジャーナル)誌の社説を読むと、この問題についてWSJ誌は日本の味方になって韓国に厳しい見方をしていることがわかる。

日本が駐韓大使を韓国に戻したことを、WSJ誌は「日本が韓国に差し伸べた手」と表現している。

本来であれば、韓国が慰安婦像を動かしてから日本が大使を韓国に帰任させるべきだった。
でも韓国はそれをしなかった。

 

韓国は誠意ある行動をとらなかったけれど、日本は大使を韓国に戻した。

WSJ誌がこれを「日本が韓国に差し伸べた手」と書いたのは、日本が韓国に対して「やさしさや配慮を見せた」と考えたからだろう。

*4月11日には、外務省が韓国に滞在や渡航する人に向けて注意喚起をおこなっている。大使の帰任には、韓国にいる日本人の安全を確保するという目的もあった。

 

 

またWSJ誌は、日韓合意には「慰安婦像の撤去」があったことを明確に書いている。

この画期的な合意には、抗議の印として在韓日本大使館前に設置された慰安婦像を韓国政府が撤去することも定められた。

しかしそれは実現せず、活動家は釜山(プサン)の日本総領事館前にも同じ像を建てた。

 

WSJ誌も韓国の対応を厳しく批判している。

さらに韓国が「日韓合意を台無しにするようなことは理解できない」とし、今の日韓の混乱は韓国により重い責任があるとみている。

日本政府が責任ある行動を取り、和解を提示し続けている以上、韓国にはそれに報いる責任がある。

 

日本が誠意ある対応をしたけど、韓国はいまだにしていない。
だからWSJ誌は日本の味方になって、韓国を厳しいく批判しているのだろう。

*WSJ誌はこの問題については日本に味方しているけど、他の問題では別。

 

 

「韓国は日韓合意を守ることが大事!」

アメリカ政府もそう考えているから、日本の味方になっている。

2015年の日韓合意によって、慰安婦問題は「最終的かつ不可逆的に」解決された。

でも今の韓国では、すべての大統領候補者がこの合意の再交渉や破棄(はき)を主張している。

自分が約束したことを自分で「なし」にしてしまったら、もう日本は韓国を見捨てるかもしれない。
それは現実的にはムリだけど、日韓関係は「戦後最悪」というほど悪化してしまうだろう。

 

アメリカもそれを心配していて、韓国での動きを問題視している。
3月にはティラーソン米国務長官が韓国へ行って、「韓国は日韓の慰安婦合意を守るように」と直接伝えた。

くわしくはこの記事を見てほしい。

ティラーソン米国務長官が韓国へ強烈な牽制「慰安婦合意守って」

 

韓国に戻った長嶺大使も同じように、「日韓の慰安婦合意を守るように」と韓国側に伝えている。

日本とアメリカが「約束を守るように」と念を押したということは、それだけ韓国の誠意や能力に不安を感じているからだろう。

 

 

韓国は自分の言動によって、日本やアメリカに不安に与えて韓国の信頼も失ってしまった。

韓国は「米国で広まる『韓国抜き』」や「韓国が国際社会ののけ者に転落した」と「韓国パッシング」を心配するのなら、日本との約束を守って韓国の誠意を世界に見せるべきだ。

慰安婦像をすぐに動かすことはムリだろう。
だからせめて、「日韓合意を見直したり破棄したりすることなく、必ず守る」という意思を表明してほしい。

 

日本やアメリカはそれを望んでいるし、それが韓国の利益にもなるはず。

韓国が「国際社会で相手にされない!」とあせるなら、まずは日本やアメリカや世界に「韓国は約束を守る」という態度をしめしたらいい。

「日本は国際社会から孤立するだろう」なんて言っているより、誠意を見せるほうが韓国のためになるはず。

 

 

おまけ

つい最近も、韓国がサウジアラビアからも「スルー」されていしまい国民が怒っているらしい。
興味があったらこの記事をどうぞ。

サウジ国王の韓国スルーに国民不満爆発 「金脈」取り逃すふがいなさに「外交部は一体何をしているのか」

 

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・「戦後のつくり話」ではなく事実を伝える。
・「日本人が韓国に謝罪することはない」ということを伝える。
・「被害者と加害者」という意識から抜けだし、人と人による日韓関係をきずく。

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