中国人が選んだ超便利な日本の10大発明・偉大な中国の4大発明

 

最近、中国のポータルサイト・今日頭条がこんなものを紹介している。

「日本人が発明した超便利な10個のもの」

中国人から見た「日本人の発明10撰」とはなにか?
ちょっと考えてください。

 

 

 

 

答えはこの10個。

・エアバッグ
・冷却ジェルシート
・使い捨てカイロ
・消せるボールペン
・シャープペンシル
・胃カメラ
・電気炊飯器
・乾電池
・カラオケ
・インスタントカレー

日本人でさえも、「これが日本人による発明だったとは知らなかった!」というものがあると思う。
ボクは、シャープペンシルが日本人の発明だったのを初めて知った。

 

ただ、できれば日本人が生んだ偉大な発明・インスタントラーメンも加えてほしかった。
今の中国人の生活にインスタントラーメンはかかせないものだし。

インスタントラーメンの発明についてはこの記事をご覧ください。↓

日本の発明インスタントラーメン、韓国へ。その驚きの裏側。

 

日本人による10の発明については、レコードチャイナのこの記事をご覧ください。

日本人が発明した超便利な10のもの=「こればかりは文句のつけどころがない」―中国ネット

 

 

日本人は「消せるボールペン」を発明した。

でも中国人はボールペンをつくることができない!

2016年に、中国の李克強(リー・カーチアン)首相がそのことをなげいて話題になった。

レコードチャイナの記事(2016年1月17日)にこう書いてある。

李克強首相が最近、「中国はボールペンのボールすら作れない」と語り、いまだに輸入に頼っている状態であり、中国の製造業は構造的な改革が必要であると指摘したことについて紹介。

李克強首相が「中国はボールペンのボールすら作れない」発言、中国ネット「作れないのではない」「こんな小さい物は金もうけにならない」

李克強首相の言葉を聞いて、初めて「中国はボールペンのボールすら作れなかった」ということを知った中国人もいる。

中国の技術力はアンバランスだ。
日本の新幹線に匹敵するような高速鉄道をつくったり、核兵器をつくり出したりしている。
でもボールペンのボールをつくることはできない。

「アンバランスだ」というのは、見方を変えたら、時間やお金を「選択と集中」して使っているということでもある。
これも中国らしい。

ちなみに李克強首相の発言は2016年のものだから、今の中国は分からない。
今なら、ボールペンのボールを作ることができるかもしれない。

 

10年ぐらい前に、イギリス人が使い捨てカイロを絶賛していた。

「こんなものを考え出す日本人は天才だ!」

というほど彼にはすごい発明だったらしい。

上の写真は中国で見つけたカイロ。
日本人が見たら一目でデタラメな日本語だとわかる。

こうやって日本語を使うことで、中国製の商品を日本製品に見せかけている。
中国で「メイドインジャパン」は人気があるから、こんなことをしているらしい。

この販売方法は中国人の発明だ。

 

これは中国の平遥で見つけたホットコーラ
湯気が出ているのが見えるだろうか?
本当にコーラを温めている。

風邪を引いたときに、こうしてコーラを温めてしょうがを入れて飲むらしい。
これはこの地方だけか、中国全体でそうなのかは知らないけど。

 

日本の10大発明を知った中国人がネットにこんな感想を書きこんでいる。

「こればかりは文句のつけどころがない」
「これらの物を前にしたら愛国者たちもみんな消えてしまうね」

中国人が日本の発明をほめてくれるなら、ボクも中国の発明をほめたいと思う。

それは中国人による4大発明。

よん‐だいはつめい【四大発明】

中国における、紙・印刷術・火薬・羅針盤の発明。いずれもルネサンス期ごろまでに、西洋にも伝えられた。

「デジタル大辞泉の解説」

「ボクも中国人の発明をほめたいと思う」なんてエラそうなことは言えない。
この発明は本当にすごい。

人類の歴史を変えた偉大な発明だ。

 

 

中国の4大発明が世界の歴史にあたえた影響は、想像することもできない。

たとえば紙。
ここでいう「紙」とは紙の作り方、つまり製紙法のこと。

製紙法がヨーロッパに伝わったことで、キリスト教の聖書をたくさん作ることができるようになった。
それが後に、ルターの宗教改革やルネッサンスにつながっていく。

日本の10大発明もすごいけど、人類に与えた影響では中国の4大発明にはかなわない。

 

おまけ

20年ぐらい前に世界史を習った人は、中国人の蔡倫(さいりん)について、「製紙法を発明した人物」と学んだと思う。
でも今は違う。

今では、蔡倫は製紙法を発明したのではなくて、「改良」した人物となっている。

蔡倫

?~121頃

製紙法を改良した後漢の宦官。105年和帝に紙を献上した。
前漢代の遺跡から銅鏡の包装紙が出土しているため、彼は以前から存在した製紙法を改良した人物とされている。

「世界史用語集 (山川出版)」

cai-lun

蔡倫(ウィキペディア)

 

おまけ2

中国列車の旅

 

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今まで、東南アジア、中東、西アフリカなど27の国・地域に旅をしてきました。以前、中学生に歴史を教えていた経験もあります。 また、日本にいる外国人の友人も多いので、彼らの目から見た日本も知っています。 そうした経験をいかして、日本や世界の歴史・文化・宗教などをテーマに、「読んでタメになる」ブログを目指しています。