北朝鮮とアメリカの脅し合い。韓国・日本・欧米の反応は?

 

北朝鮮が核やミサイル開発をやめようとはしない。

国際的な批判を受けても、ひるむところがない。

それどころかミサイルを発射して、それが日本海に落下している。
こうした北朝鮮の軍事的な挑発に対して、90%以上の日本人が不安を感じている。

 

北朝鮮は一線を超えてしまった。
アメリカのトランプ大統領は、強い言葉で北朝鮮をけん制している。

CNNの記事から。

「北朝鮮は米国にこれ以上脅しをかけないほうがいい。世界がこれまで見たこともないような、炎と怒りを浴びることになるだろう」

トランプ氏、「炎と怒り」で北朝鮮に警告 核開発の分析受け

トランプ大統領がこう言った後、北朝鮮は「グアムにミサイルを撃ち込むことを計画している」と発表した。
当然、グアムの人々の間に動揺が広がる。

そして北朝鮮は、トランプ大統領の発言を「虚勢にすぎず、危険な戦争火遊びだ」と挑発した。

トランプ大統領と金正恩政権とが、たがいに脅し言葉を使って挑発する状況が続いている。

 

北朝鮮軍と向き合う韓国軍の兵士

彼らは汗を拭くことも禁止されている。
常に北朝鮮の動きを注意深く見ていなければいけない。
右下の兵士が半身を建物に隠しているのは、北朝鮮軍との銃撃戦にそなえてのこと。

 

アメリカと北朝鮮の脅し合いを見た韓国のハンギョレ新聞は、「こうした状況は重大な危険を招きかねない」として、双方に中止するように社説でうったえている。

たとえ言葉の応酬ではあっても、競って走る車のように危険この上ない。
(中略)そうした意図とは無関係にこうした「脅し文句の応酬」は、北朝鮮核問題を解決するよりは北東アジアの危機を高め、きわめて不確かな情勢を作るだけだ。

朝米は命を賭した「脅し文句の応酬」を中止せよ

ボクが見た限りでは、米朝の激しい言葉のやり取りについて、日本の新聞もこのハンギョレ新聞と同じような反応を見せていた。

ただでさえ危険な状況で、たがいに挑発を続けていたら何が起きるか分からない。
読売新聞のこの社説の意見が、日本の新聞や日本人の総意だと思う。

米国と北朝鮮が、戦争も辞さない強硬発言を繰り返している。攻撃的な言辞の応酬は、いたずらに緊張を激化させ、不測の事態を招きかねない。

米朝緊張 無謀な挑発へ冷静に対応せよ

言葉で言い合っているだけでも、果てしなくエスカレートしていったら、軍事的な衝突が起こるかもしれない。
挑発しているだけだったのが、最悪の場合、戦争につながってしまうかもしれない。

日本と韓国にはそんな強い不安がある。
だからアメリカと北朝鮮に対して、「冷静になるように」と呼びかけている。

 

 

でも、イギリスのデーリー・メール紙の反応はまったく違う。

President Trump and North Korean leader Kim Jong Un have been trading threats, but one Redditer has tried to lightened the mood a bit by imagining what the two men would look like if they traded hair.

Kim Don-un! Hilarious photo shows what President Trump and the North Korean dictator would look like if they swapped hair

トランプ大統領と金正恩書記長が脅し文句を言い合っていて(trading threats)、緊張が高まっている。
そんな様子を見たあるネットユーザーがReddit(レディット) というアメリカのソーシャルニュースサイトで、緊迫した雰囲気を変えようと、「2人の髪型を交換したらどう見えるか?」ということを提案したという。

それをイギリスの新聞が記事にしている。

これがその画像。

「結局は似た者同士だ」という意味があるのだと思う。

 

さらにこんなものも。
画像はデーリー・ミラー紙の記事から。

 

日本の新聞だったら、こんな記事は考えられない。
この画像をのせたら、 「戦争が起こるかもしれない状況で、ふざけたマネをするな!」と怒り出す人がたくさん出てくると思う。

でも、そんなシリアスな場面だからこそ、それを茶化して肩の力を抜いて別の角度から見てみるのもいい。

欧米人はこんな反応をする。
アメリカの映画でも、絶体絶命の状況や生きるか死ぬかという場面で、冗談を言ってその場の雰囲気をなごませるシーンが多いと思う。

 

「緊迫した状況の中でも、ふだんのユーモア精神を忘れない」というのは、イギリス人が好きな「Keep Calm and Carry On (キープ・カーム・アンド・キャリー・オン、平静を保ち、普段の生活を続けよ)」の精神につながるようにも思う。

このポスターは「爆弾が降る中でも勇気と不屈の意思を秘め、紅茶を入れていたというイギリスの伝説的イメージを直接刺激するものだ」としている。

「ウィキペディア」

 

こちらの記事もいかがですか?

北朝鮮のミサイル攻撃を前に、韓国人/社会の反応は?冷静と油断。

北朝鮮の核とミサイルへの不安。日本とアメリカの反応は?

最大の危険は無知。北朝鮮の日本へのミサイル攻撃と対

北朝鮮のミサイル攻撃/脅威。グアム(アメリカ)と日本の対応は?

 

ツイッターでつぶやいてます。
folow me plz.
@amamatsushizuo3

 

コメントを残す

ABOUTこの記事をかいた人

今まで、東南アジア、中東、西アフリカに旅をしてきました。外国に行って初めて気がつく日本の良さや特長があります。以前、歴史を教えていたので、その経験もいかして、日本や世界の歴史や文化などをテーマに、「読んでタメになる」ようなブログを目指します。