これが韓国サッカー。サポーター全力応援→選手「うるさかった」→サポ激怒

 

「山が高ければ、その谷は深い」

そんな言葉がある。

期待が高かったぶんだけ、それが失敗したときの失意や絶望は深くなる。

こんなことは誰もが経験したことあるはず。
テストで「よし!かなりできた!」という手ごたえがあったけど、返ってきたテストの点数の低さに目をうたがう。
楽しみにしていたぶんだけ、ダメージは大きくなる。

 

韓国の場合、時どき国をあげてそんなことをする。
たとえばノーベル賞だ。

毎年ノーベル賞のシーズンになると、韓国の新聞には「今年こそ韓国人のノーベル賞受賞者は出るか?」と読者をワクワクさせるような記事が出る。
そして「今年もノーベル賞の受賞者は0人だった」という結果に終わって、国民は深く失望する。

韓国の中央日報はそれを「希望拷問」と表現していた。
「希望を持っていた後に、絶望をあたえられる。それは拷問のようにツライ」という意味なんだろう。
韓国語の語彙(ごい)は豊かだ。

くわしくはこの記事を↓

今年も0。韓国がノーベル賞を取れない理由と「希望拷問」

 

 

韓国は時どき、国をあげての「希望拷問」のようなことをする。
最近も、サッカーの試合でそんなコントみたいなことがあった。

今回はそれを紹介しようと思う。

 

ちなみに、「山高ければ、谷深し」という言葉は証券の用語。
野村証券のホームページにその説明がある。

相場は暴騰することもあるが、その後反転し、急落する危険をはらんでいる。「上げ幅が大きいときほど、下げ幅もきつい」ということをあらわしたもの。

証券用語解説集

 

2017年8月31日のイラン戦は、韓国にとって絶対に勝たなくはいけない試合だった。

これに勝てば、韓国はワールドカップ本大会出場を決めることができるから。

しかもこれはソウルでおこなわれる試合だ。
ホームでの試合で宿敵イランに勝利し、ワールドカップ行きを決める。
こんな夢のようなことが起きたら、きっと韓国はお祭り騒ぎになる。

しかも次の日は土曜日。
倒れるまで酒を飲んでもいい。

条件がそろいすぎている。
これでは、否が応でも期待が高まってしまう。

この試合のキックオフは午後9時。
この日は平日の金曜日だから、少しでも多くの人が試合会場に足を運べるようにと、大韓サッカー協会は試合開始をいつもより遅い時間にした。

 

 

試合会場のスタジアムでは、電光掲示板がこうイラン代表を迎えていた。

「上岩(サンアム)の炎の地獄へようこそ」

サポーターがこう書いたのぼりを用意したのではない。
会場側が「炎の地獄へようこそ」とイランを挑発するのだ。

このへん、やっぱり日本とは違う。
日本の試合会場で、相手チームに「炎の地獄へようこそ」は考えられない。

さらに会場をチームカラーの赤色にそめようと、大韓サッカー協会は「WE ARE THE REDS!(我々はレッドデビルズ)」と書かれた赤いシャツを無料で配る。

 

この日の入場者数は6万人を超えた。
これは2013年のブラジル戦以来、4年ぶりのことだ。

中央日報は「15年前に4強入りした韓日W杯に劣らない熱気だった」と書いている。

 

 

でも、韓国はイランに勝つことができなかった。

しかもこの試合、イランの選手がレッドカードで退場している。
1人少ないイラン相手に韓国は得点をうばうことができなかった。

それ以前に、おしいシュートすらない。
枠内に飛んだシュートは0。

「この試合に勝てば、ワールドカップだ!」と期待していたサポーターは、あまりに情けない試合結果に怒りしかない。

これが翌日の朝鮮日報の記事( 2017/09/01)。

サッカーW杯:ふがいない韓国代表にサポーター激怒

 

試合後、エースストライカーのソン・フンミンは「芝が悪かった」と言う。
これを聞いたサポーターは「言い訳はやめろ」「韓国は今も昔も全部『芝のせい』」と怒る。

さらに主将のキム選手が言った一言がサポーターの逆鱗にふれてしまう。
試合をふり返って、「サポーターの声援がうるさかった」と発言した。

AFPの記事から。

アジア最終予選のイラン戦に引き分け、本大会出場が危ぶまれている韓国の主将が、サポーターのせいで試合中の意思疎通が取りにくかったと不満をあらわにした。

韓国主将、イラン戦ドローでファン非難 「騒々しくて声が聞こえなかった」

自分たちを応援する韓国サポーターの声があまりにもうるさくて、試合中に仲間選手の声が聞こえなかったらしい。

 

 

このイラン戦にむけて、韓国は期待値を上げまくっていた。

1人でも多くのサポーターが会場に来れるように、キックオフの時間を遅くした。
雰囲気を盛り上げるために無料でTシャツを配って、会場を赤くそめた。
しかもこの試合に勝てば、ワールドカップ本大会出場が決まる。

でも韓国は、1人少ないイランに勝つことができなかった。
サポーターにとっては、期待の高さに対するこのガッカリ感は「山高ければ、谷深し」というものだったはず。

 

しかもサポーターが全力で応援したら、選手から「それがうるさくて、試合がやりづらかった」と言われてしまう。
当たり前のことだけど、この主将には批判が殺到した。

「不発だった試合をファンのせいにする選手は初めてだ」、「恥を知れ」、「ファンが静かにしていれば、もっと良いパフォーマンスができたと思うのか? そんなわけないだろ」などの声が上がった。

韓国主将、イラン戦ドローでファン非難 「騒々しくて声が聞こえなかった」

選手はこの後すぐに「口が滑った」と謝罪している。
試合後のインタビューで、いい試合ができなかった理由を「サポーターのせい」にした選手はたしかに聞いたことがない。

 

 

試合前に、サポーターの期待をあおりにあおる。
そこからのヒドイ結果に、サポーターみんながっかり。

まさに、山高ければ谷深し。
韓国風にいえば、希望拷問。

さらに選手のヒドイ言い訳にサポーター大激怒。
あわてた選手がすぐ謝罪する。

ここままでやって、韓国サッカーだと思う。

 

 

でもこの試合でイランに勝って、ワールドカップ行きを決められなかったことは、韓国にとって本当にマズかった。
今の韓国代表は、かつてないほどのピンチにおちいっている。

9月5日のウズベキスタン戦は、韓国にとっては「戦争」で「断頭台マッチ」らしい。

中央日報の記事(2017年09月05日)でそう書いてある。

負ければ刑場に連れられていくほど重要な試合ということだ。ぞっとするような表現だが、それだけこの一戦には多くのものがかかっている。数千億ウォン台の金と両国の名誉がかかる対決だ。代表チームにかける両国国民の期待がどのほど大きいかは言うまでもない。

<W杯サッカー>韓国-ウズベク戦、すべてをかけた「断頭台マッチ」

韓国代表に期待するのはいいけど、国をあげて選手にプレッシャーをかけるのは見ていて気の毒に思う。
これで試合後、「サポーターの期待が重圧になってうまく試合が・・」と選手が言うことに100ウォン。

 

断頭台、コワいっす。

 

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今まで、東南アジア、中東、西アフリカに旅をしてきました。外国に行って初めて気がつく日本の良さや特長があります。以前、歴史を教えていたので、その経験もいかして、日本や世界の歴史や文化などをテーマに、「読んでタメになる」ようなブログを目指します。