英語力の前に、外国人との交流・つき合いで大切な考え

 

始めの一言

「初めから日本人は、自分たちを取り巻いている自然に驚嘆していた。日本人は慈悲深い大地と、魚がたくさんいる海を崇拝した。神々が彼らを幸福にしてくれるのだと心底から考えた。(エミール・ギメ 明治時代)」「日本絶賛語録 小学館」

 

 

今回の内容

・外国人とのつき合いで大切なこと
・日本は、変わっている。
・日本人は、何を考えているか分からない。

 

ある市のHPで外国人とのつき合い(多文化共生)で大切なことは、「言葉や民族を越えること」と書いてあった。

確かに、外国人と交流したり友人としてつき合ったりするなら、言葉の壁は越えることは大切だ。
でも、民族の違いは越える必要がない。

 

実際に、日本人と外国人とは違う。
だから大切なことは互いを違いを認め合うことで、越えることじゃない。
日本に観光に来る外国人のマナーを見ただけでも、日本人とは価値観や常識が違うのは分かるはず。

列に並ばない・ゴミは散らかし放題といったことは、日本人はしない。
「互いに認め合うことが、越えるということ」なら、賛成だけどね。
「民族を越える」というと、なんとなく「脱日本人」というようなイメージがあった。だったら、「そんなことをする必要はないですよ」というだけのこと。

 

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・日本は、変わっている。

「サミエル・ハンチントン」という世界的な国際政治学者は、日本は変わっているという。
世界から見たら、日本は一国で「日本文明」という文明を形成していて他の国と文化的なつながりが薄いらしい。

だから、日本人としては「日本人は外国人と違う」・「日本は変わっている」という認識を持った方がいいんだろう。

 

「人はみな同じ」
「日本人も外国人も変わらない」
そんなふうに思っている日本人が、前回の記事のようなことを外国人から言われたらどう思うか?

これは、アメリカに住んでいるユダヤ人がアメリカ人に対して言った言葉。

 

「あなた方の精神はわれわれには異質であり」
「あなた方の神話、伝説、風俗、習慣、伝統、そして休日―これらすべて、われわれにとって異質なものである」
言っている内容は正しいし、当たり前のこと。
同じアメリカ国民でも、キリスト教徒とユダヤ教徒とでは違いがたくさんある。
でももし日本人が、こういう「あたり前のこと」を言われてショックを受けるとしたら、その人の考え方や認識に問題があると思う。
まあ、実際にこう言われる機会なんてないだろうけどね。

 

「外国人は日本人とは違う」という考えをしていたら、こう言われたとしても「そりゃ、そうだ」と受け止められて衝撃を受けることもない。
外国人とつき合っていて、彼らのちょっとしたこと言動に一喜一憂していたら、疲れるし長続きはしない。

 

「相手は自分とは違う」といことを前提につき合えば、同じところがあったらうれしく思うし、違いを見つけても「まあ、こんなもんでしょ」と落ち込むこともない。

 

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・日本人は、何を考えているか分からない。

いろいろな外国人と付き合っていて大切だと感じることは、これ。

自分が思っていることや考えていることを、言葉にしてはっきり伝えること。

まあ、言うだけなら簡単だけど。

 

お互い日本人なら、日本語が通じるし考え方や価値観も似ているから、コミュニケーションはすごくやりやすい。
言葉で伝えるだけではなくて、日本人同士だったら「以心伝心」で言わなくても通じる部分もある。

 

むしろ、日本人はその場の空気を読もうとするから「何も言わないことで、何かを伝える」ということができる社会なんだと思う。

 

ボクが感じた限りでは、中国人とアメリカ人はまったく空気を読めない。
というか、「だったら、思っていることをはっきり言ってよ!」と怒ると思う。

 

下の文章は、韓国人だけではなくて、すべての外国人とつき合うときに出てきてしまう「日本人の弱点」だと思う。

 

「何を考えているかわからない」というのは、日本人に対する不信感にもつながる場合があり得ます。
(つきあいきれない韓国人 渡辺晶)

 

一言も反論しようとしない。これでは相手が困ってしまう。韓国でも中国でも欧米でも、右のような態度をとると、この喧嘩、こっちが負けました、という意味でとられる。 (中略)日本人みたいに何も言わない、反論しないとなると、こっちの言っていることに、この日本人は賛成なのか反対なのか、それどころか、自分の言っていることが正確に伝わっていないのか、それすらわからない。
(韓国の悲劇 小室直樹)

 

外国人から話を聞くと、日本人についてこんなグチを言う。

「日本人はあんまり自分の考えを話さないから、何を考えているか分からない」「日本人は、思っていることと言っていることが違うときがある」

 

これらは、上の文章と同じこと。
だから、この文章をここで紹介したんだけどね。
現代の多くの日本人に当てはまると思うから。

 

英語で表現できなくても、表情で「快・不快」は示せるはず。
英語ができなかったら、表情やジェスチャーでとにかく自分が感じていることを伝えるようにした方がいい。
外国人が嫌がるのは、その人が「何を考えているか・何を思っているのか分からないこと」だから。

 

今、日本に来る外国人はどんどん増えている。
日本人が、国の内外で外国人とつき合うようになることも間違いない。
外国人とうまくつき合うためには、「外国人も同じ人間」というよりは「日本人と外国人とは違う」という認識をもつことから始めた方がいい。

 

相手と自分とは価値観や常識が違うのだから、思わぬ誤解を生みやすい。
だから、自分を理解してもらうためには、思っていることや考えていることをなるべく言葉で伝えるようにすることがきっと大切。

 

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今まで、東南アジア、中東、西アフリカに旅をしてきました。外国に行って初めて気がつく日本の良さや特長があります。以前、歴史を教えていたので、その経験もいかして、日本や世界の歴史や文化などをテーマに、「読んでタメになる」ようなブログを目指します。