「らしさ」がなくなる、タイのトゥクトゥク。時代は移りゆく。

 

「タイ(バンコク)と言ったらコレですね!」
という有名な乗り物がある。

それが「トゥクトゥク」という三輪のタクシー。

こいつ↓

 

バンコクのシンボルのような乗り物で、日本人の旅行者なら一度は乗ると思う。
タイの旅行サイト「バンコクナビ」でも、「旅行気分が味わえまっせ」とトゥクトゥクの利用をすすめている。

「トゥクトゥク」は数あるバンコクの乗り物の中でも、シンボル的存在ともいえる三輪自動車です。見た目もかわいらしく、旅行気分を存分に味わえることもあり旅行者に大人気です。

トゥクトゥクに乗ってみよう!

ところでこのトゥクトゥク、なんで「トゥクトゥク」なのか?

それは、この三輪タクシーが「トゥッ・トゥッ・トゥッと音を立てて走るから」と言われている。
このエンジン音から「トゥクトゥク」という名称がつけらたという。

○トゥクトゥクの名前の由来

一度耳にしたら忘れることのない「トゥクトゥク」というかわいらしい名前は、トゥクトゥクが奏でる特徴的なエンジン音からそう呼ばれるようになったそうです。

トゥクトゥクに乗ってみよう!

トゥクトゥクというと「タイっ!」というイメージが強い。
でも、ウィキペディアによると、日本でも全国で300台ほどのトゥクトゥクが走っている。

 

 

このトゥクトゥク、見た目は庶民的だけど運賃はタクシーより高い。
タイの公共の交通機関としては、高級の部類にはいる。

「トゥクトゥクは、タイで愛されている庶民の足だ」なんてボクは勝手に思っていたけど、タイ人に話を聞くとそんなことはない。

そもそも、タイ人はトゥクトゥクにあんまり乗らない。

友人のタイ人は、26年間で2、3回しか乗ったことがない。
しかもそのうちの1回は、日本から友だちがタイに来たときにいっしょに乗ったもの。

そのタイ人に言わせると、トゥクトゥクは市民の足というより、外国人の観光客のためにあるらしい。

 

バンコク

 

このトゥクトゥクについては、1965年に政府から「禁止令」が出されたことがある。

走行音がうるさいし、排気ガスも出すから。
さらにいえばスピードが遅い。
ふつうのドライバーからしたら、かなり迷惑な存在だった。

でもこの命令は撤回されて、今でもトゥクトゥクはタイの街を走っている。

 

今でも車を運転するタイ人に聞くと、トゥクトゥクは走行の邪魔になることが多く、けっこうイライラするらしい。

それはトゥクトゥクよりも、ドライバーの運転に問題がある。

トゥクトゥクのドライバーは、基本的に運転が荒い。
ボクが乗ったときも、「逆走、信号無視、歩道を走る」という何でもありの走行をしていて驚いた。
まるでマッドマックスか北斗の拳。
その分、早く目的地には着けたけど。

でももうすぐ、トゥクトゥクの排気ガスと騒音の問題はなくなりそうだ。

 

今でもいるか知らないけど、バンコクには「オカマ抱きつきスリ」がいた。

 

このほど、タイのエネルギー省はこんな発表をした。

「大気汚染や省エネ対策として、全国のトゥクトゥク2万2000台すべてを、2022年までに電動化します!」

くわしいことはこのNHKニュースで検索してください↓

タイ観光で人気 三輪タクシー「トゥクトゥク」電動化へ

 

日本人にもファンがいるトゥクトゥクも、これから大きく変わっていく。

でも、トゥクトゥクが電動化したら、「トゥッ・トゥッ・トゥッ」というエンジン音はなくなるということでしょ?
それだとトゥクトゥクが「らしさ」を失ってしまう。

あのエンジン音がタイの街から消えてしまうというのはさみしい。
それも時代の流れだから仕方がないけど。

 

 

それにトゥクトゥクが電動化したところで、ドライバーの運転マナーが向上するわけではない。
あの運転で音が出なくなったら、きっと事故が増える。

あと、トゥクトゥクに乗る時は荷物に注意しよう。
タクシーのように車内にいるわけではないから。

走行中、横に置いておいたカメラをバイクに乗った人間に盗られてしまったという話は聞いたことがある。

 

最後に、このニュースに知った日本人の反応をどうぞ。

・これってトゥクトゥクって言うのか
大阪でも走ってるの見たわ

・トゥクトゥクはボッタクリされるから絶対に乗るな、乗るなら普通のタクシーにしろと言われたけど今は大丈夫なの?

・日本も都市部や離島の観光地ではこの手の小型車で良いと思うんだけどね

・トゥクトゥクの中古を安く手に入れるチャンスかも!

 

おまけ

バイクタクシーの動画。

 

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今まで、東南アジア、中東、西アフリカに旅をしてきました。外国に行って初めて気がつく日本の良さや特長があります。以前、歴史を教えていたので、その経験もいかして、日本や世界の歴史や文化などをテーマに、「読んでタメになる」ようなブログを目指します。