日本とミャンマーの良い関係。日本を”信頼する”理由とは?

 

まずはじめに、外務省が発表した調査結果を見てほしい。

ASEAN10カ国(ブルネイ,カンボジア,インドネシア,ラオス,マレーシア,ミャンマー,フィリピン,シンガポール,タイ,ベトナム)の人たちは、日本をどう思っているのか?」

 

この調査結果から、それが見えてくる。
これは平成29年11月1日に公開されたものだから最新版だ。

 

ASEAN10か国における対日世論調査から。

東南アジアでは、日本と「友好関係にある」、日本を「信頼できる」と考えている人が90%もいる。

 

この調査結果をくわしく見ると、東南アジアの国の中でも、ミャンマーが日本を高く評価していることが見えてくる。

Q あなたの国とって,現在重要なパートナーは次の国のうちどの国ですか
日本が1位で62%。

Q あなたの国にとって,現在信頼すべき友邦はどの国ですか。
日本が1位で58%。

Q あなたの国にとって,今後重要なパートナーとなるのは次の国のうちどの国ですか。
日本が1位で54%。

Q あなたの国にとって,今後信頼すべき友邦となるのはどの国ですか。
日本が1位で55%。

Q 次の国のうち,最も信頼できる国はどの国ですか。
日本が1位で34%。

 

ミャンマーの人たちは、現在とこれからのミャンマーにとって、もっとも重要で信頼できるパートナーが日本であると答えている。
中には2位の国と2倍以上の差をつけて、ダントツで1位になっている項目もある。

圧倒的じゃないか、わが軍は。

 

ミャンマー最大の都市ヤンゴン

 

ミャンマーはタイとインドの間にある。

 

ミャンマーは親日国で、日本とミャンマーの関係はとても良い。

では、ミャンマーの人たちが日本を好きだったり信頼してくれたりする理由はなにか?

ボクが今までにミャンマー人から聞いた話では、「日本はミャンマーにいろいろな支援をしくれたから」という理由が一番多い。

 

例えば、このフェリーだ。
これはヤンゴンにあるフェリーで、日本人ならタダで乗ることができる。

 

このフェリーは日本の支援でつくられたものだから、日本人は無料でこのフェリーに乗ることできるらしい。

ミャンマーを旅行した日本人がブログにこう書いている。

ヤンゴンからダラという地区へ船で渡れるのだが、日本が援助した船で日本人は無料で乗ることができるらしいので特に要はないが、無料なのでダラ地区まで行ってきた。

ヤンゴンpurapura。

 

最近も「JB jbpress」のこんな記事を見つけた。

日本が蘇らせつつあるミャンマーの鉄道網

 

ヤンゴンとマンダレーを結ぶ鉄道の近代化を日本人が支援している。

日本の鉄道の踏切は自動だけど、ミャンマーの踏切はすべて人がおこなっているという。
これでは、踏切があるたびに列車は速度を落とさないといけなくなる。

列車の最高速度が遅いままでは、ミャンマー経済もなかなか前に進まない。
ミャンマーの国鉄はこれを何とかしたかった。

以前、ミャンマー国鉄の幹部たちが日本の鉄道を視察したときにこんな感想を持った。

特に彼らが驚いたのは、自動的に警報機が鳴って遮断機が降りた踏切を、列車がスピードを落とさず通過していく様子だ。一行は、視察を終えてからも、車両や歩行者と衝突する危険を列車の運転士が判断しているミャンマーと、列車の走行がシステムで完全に守られている日本の踏切の違いについて、興奮気味に話し合っていた。

この日本の技術をミャンマーに取り入れようと彼らは考える。

 

ミャンマーの列車の様子

 

ミャンマーでは踏切事故で亡くなる人がとても多い。

そんな悲劇を減らすためにも、ミャンマーは鉄道を近代化させたいとのだという。

今、ミャンマーでいろいろな調査をおこなっている日本人がこう言っている。

「日本の国内で培った技術をこの国のために生かせるのは嬉しい」「踏切事故をなくすことで、この国の子どもたちが安心して生活できるようになってほしい」という願いが実を結び、踏切事故がなくなることを切に祈る。

日本とミャンマーのが良い関係であったり、ミャンマーの人たちが日本を信頼してくれたりする理由は、こうしたことの積み重ねだ。

 

ミャンマーのレストランにあったアウンサンスーチーと父親のアウンサン将軍の写真

 

このアウンサン将軍は日本の浜松市に住んでいた。
浜松にそれを記念する「ビルマゆかりの碑」がある。

 

 

おまけ

「日本が蘇らせつつあるミャンマーの鉄道網」の「蘇る(よみがえ)る」という言葉の語源を知ってますか?

黄泉よみ(死者の国)」に行って「(この世に)帰る」ことから「よみがえる」という言葉ができた。

古事記にそんな場面がある。
夫のイザナギが、死んで黄泉に行った妻のイザナミを探しに行く。
そこで、腐ってウジがわいている妻の死体を見て、あわてて黄泉からこの世に帰って来た。

 

おまけのおまけ

ミャンマーのヤンゴンにあるシュエダゴンパゴダ。

 

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今まで、東南アジア、中東、西アフリカに旅をしてきました。外国に行って初めて気がつく日本の良さや特長があります。以前、歴史を教えていたので、その経験もいかして、日本や世界の歴史や文化などをテーマに、「読んでタメになる」ようなブログを目指します。