韓国、米大統領の夕食会で”反日”、日本の政府や新聞の反応は?

 

韓国の文政権としては、とりあえず今はホッとしているかもしれない。

トランプ大統領の韓国訪問後に発表された世論調査によると、文大統領の支持率は相変わらず高い。

時事通信の記事(11/10)から。

支持率は絶頂期から10ポイント低下したものの、「大統領選での得票率41%に比べれば、依然高い評価を保っている」(政府高官)と言える。

「文大統領の支持率74%=就任半年、依然高い評価―韓国」

トランプ大統領を招いた夕食会で、韓国政府は「元慰安婦」と「独島エビ」という2つの”反日アピール”をして見せた。

韓国のねらいについて、FNNニュースでこんな解説をしている。

たとえ日本が反発しようとも、韓国国民に対して「日本がひどいことをしたとアメリカに言いました!」ということをアピールしたいのが本音かもしれない

「韓国・晩さん会に「反日メニュー」」

「支持率74%」という結果からみると、韓国国民は政府の「反日メニュー」を気に入ったらしい。

 

「日本をたたけば、国民はよろこぶ」という韓国社会の構造は、何とかならんもんか?
*「日本がひどいことをしたとアメリカに言いました!」と文大統領が言ったわけではない。
これはニュースの解説。

 

韓国はそれでいい。
でも、日本はそうはいかない。

晩さん会での「反日メニュー」を見せられて、日本はどう反応したか?
今回は、日本の政府と新聞の反応を見ていきたいと思う。

 

まずは日本政府。

河野太郎外相はすぐ韓国政府に抗議した。
慰安婦問題については、2015年に、日韓両政府が「最終的かつ不可逆的」な解決で合意している。
そして、日韓が国際社会で相手を非難しないことも約束した。

今回、韓国がトランプ大統領にしたことはこれに反している。
それで日本政府は韓国に抗議する。

毎日新聞の記事によると、日韓議員連盟の会長として韓国に理解をしめしていた額賀元財務相も、「北朝鮮問題を中心に関係を強化していくにあたり、誠に残念な事態だ」と不快感をしめしている。

 

 

次は日本の新聞の反応。

新聞各紙も、晩さん会での「慰安婦」と「独島エビ」の反日アピールを否定的にとらえている。

 

毎日新聞は社説(2017年11月9日)の中でこれにふれていた。

まずは、「対北朝鮮政策では日米韓の連携が基本だ」と書く。
今は、日米韓が仲良くしないといけない。
そんな時に、韓国政府は夕食会で「慰安婦問題」と「独島問題」を持ち出した。

そんな韓国に、こう苦言をていする。

日米韓の足並みを乱そうとする北朝鮮を利するようなことは避けるべきである。

「トランプ氏の韓国国会演説 核放棄を迫る強い警告だ」

日経新聞は社説で、毎日新聞よりも、もっと強い言葉を使っている。

北朝鮮をめぐる日韓や日米韓の連携に水を差しかねない対応で、極めて遺憾だ。

「日米韓の対北連携は大丈夫か」

読売新聞はもっと厳しい。

社説で「非常識もはなはだしい」と、韓国を厳しく非難する。

日本政府が韓国に抗議したのは当然だ。第三国との外交の場で、歴史問題や領土を巡る自国の一方的な主張をアピールするのは、非常識も甚だしい。

「トランプ訪韓 「北」の孤立化で強固な結束を」

 

産経新聞は大激怒。

なんといっても、社説のタイトルがこれだから。

「韓国の晩餐会 愚かさにも限度があろう」

 

以下、この社説から言葉を抜き出す。

「明らかな反日宣伝であり、日韓関係を損なうだけの所業だ」

「愚かにもほどがある」

「元慰安婦は、強制連行された「性奴隷」などと歴史をゆがめ、一方的主張を展開する反日運動の象徴的存在である」

「米首脳をもてなす場に反日を持ち込む方が外交儀礼に反しよう」

「日米韓の関係に水を差す文政権の非礼さと北朝鮮に対する認識欠如は、韓国を危機に陥れるだけである。そんな指導者をいただく国民は哀れである」

「八方ふさがりで国内向けの反日宣伝しか、アピールすることがないのだろうか。お家芸の告げ口外交では打開は望めまい」

 

日本の新聞の社説で、「愚かにもほどがある」以上の激しい言葉は見た記憶がない。
でも、今回韓国がしたことは、あまりに非常識であり得ない。
そう言われても仕方ない。

 

 

日本に、「三本の矢の教え」という言葉がある。

これは戦国時代に、毛利元就が3人の子どもに伝えた教えだ。

1本の矢は簡単に折れてしまう。
でも、3本の矢がまとまっていれば、なかなか折れない。
つまり、「おまえたちは仲良くしていなさい」と、一族が結束することの大切さを説いている。

 

今の日米韓もこれと同じだ。

日本の政府も新聞も、対北朝鮮政策で日米韓の連携がとても重要だと考えている。
そんな大事な時に、韓国は慰安婦問題と独島問題を持ち出して日韓の連携を乱してどうするのか?
しかも、アメリカ大統領の夕食会という、まったく関係も必要性もない場で。

日本での反応を見ると、韓国政府に理解をしめす人もいるけれど、それは少数。
ほとんどは、「こんな時に何やってんだ?」と批判的にとらえている。

 

産経新聞の言葉を借りるなら、これは「明らかな反日宣伝」だけど、「日韓関係を損なうだけ」というわけでもない。
実際、文政権はこれで、74%の高い支持率をキープしている。

だから、韓国政府は反日アピールをやめられない。

でも日本としては、韓国の不当な反日パフォーマンスには、しっかりと抗議していかないといけない。

 

 

それにしても、韓国の反日はなんで終わらないのか?

ボクが知る範囲で、一番的を得ていると思ったのはジャーナリストの黒田勝弘氏の意見だ。
韓国で反日パフォーマンスがおこなわれる理由を、「民族的快感」に求めている。

韓国にとって日本はいつまでも謝罪、反省、補償をしない存在であってほしいのかもしれない。

いつまでも日本を叱り、諭し、教え、導くことができるからだ。この民族的快感は捨てられない。

この民族的快感のゆえに、日本がたとえいくら謝罪、反省を表明し補償したとしても、それは終わらない、いや韓国にとっては終わらせたくないのだ。

「‘日本離れ’できない韓国 (黒田勝弘)」

「韓国さん、日本の抗議が聞こえますか?」

 

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今まで、東南アジア、中東、西アフリカに旅をしてきました。外国に行って初めて気がつく日本の良さや特長があります。以前、歴史を教えていたので、その経験もいかして、日本や世界の歴史や文化などをテーマに、「読んでタメになる」ようなブログを目指します。