アメリカ紙「文大統領は信頼できない友人」。韓国に衝撃走る。

 

トランプ大統領が韓国した後、韓国は何かうれしそう。

中央日報の記事(2017年11月09日)から、そんな部分を箇条書きで抜き出してみますよ。

・1泊2日間訪韓したドナルド・トランプ米大統領が強固な韓米同盟に対する信頼を韓国人の胸に与えて昨日、離れた。
・トランプ氏はどの場面でも両国の友好的な雰囲気を台無しにするような発言は全く口にしなかった。
・トランプ氏は演説の序盤を伝統的な韓米間友好と韓国の成功神話を強調することに割いた。
・韓米同盟の強固さを見せるために誠意を尽くしたわけだ。
・両国は「ウィン・ウィン」で終わった今回歴訪の経験を土台に今後さらに信頼を構築し

深い共感を得たトランプ訪韓…「力を通じて平和を守る」

「信頼」や「友好」という言葉を使って、アメリカと韓国の蜜月っぷりをアピールしている。

ちなみに、蜜月とはこんな意味の言葉。

みつ‐げつ【蜜月】

《honeymoon》
1 結婚して間もないころ。ハネムーン。
2 親密な関係にあること。「両派の蜜月時代」

デジタル大辞泉の解説

 

韓国としては、韓国とアメリカは蜜月(親密な関係にあること)であることを確認できたようだけど、アメリカの反応はちがう。

アメリカ最大の経済紙「ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)」は社説で、韓国の文大統領を「信頼できない」と酷評している。

最近の一連の行動をみると、文氏が信頼できる友人だとは思えない。

中国の圧力にひざまずく韓国

北朝鮮への対話路線を強調する文大統領を見て、アメリカは「信頼できない相手」と考えている。

表向きは「友好」や「信頼」という言葉を使っていたけど、こっちが本音だろう。
「中国の圧力にひざまずく韓国」という見出しからも、韓国への視線は厳しい。

 

 

韓国はウォールストリートジャーナル紙の言葉に衝撃を受けた。

中央日報はこんな記事(2017年11月09日)を載せている。

米紙、韓米首脳会談が終わると「文大統領は信頼できない友人」

 

トランプ大統領は韓米首脳会談が終わった直後に、「文大統領は信頼できない友人(unreliable friend)」と言ったという。

トランプ大統領が訪韓した際には「偉大な協力」「非常に大きな進展」などの発言が出てきたが、最近の行動を見ると望ましくないということだ。また、韓国がTHAAD(高高度防衛ミサイル)と民主主義同盟を傷つけたと評価した。

アメリカ政府は今、韓国に不信感をもっていると見て間違いない。

トランプ大統領が文大統領を「信頼できない友人」と見た理由は、文大統領の北朝鮮と中国に対する態度による。

 

・対北朝鮮への動き

北朝鮮は今、核実験とミサイル実験を続けている。
それにもかかわらず韓国は、開城(ケソン)工業団地を再開しようとする。
「開城工業団地は北朝鮮に年間1億ドル(約112億円)をもたらす」から、これでは、アメリカの北朝鮮への経済制裁の効果を薄めてしまう。

・対中国への動き

トランプ大統領が韓国に来る前に、韓国は中国との話し合いで「3不(No)」を中国に約束していた。
これは、「THAAD追加配備、米国ミサイル防衛システム(MD)編入、韓日米軍事同盟はない」の3つのNOのこと。
アメリカからすると、韓国の態度は「中国寄り」に見えてしまう。

最近の韓国は、アメリカの政策に反するようなことをしている。
だから、アメリカには不信感がつのって、文大統領は「信頼できない友人だ」となってしまう。

それにしても、文大統領との会談直後に、この言葉を言うというのがすごい。

 

「素」とは、肉を使わない料理のこと。
台湾も「素」という漢字を使っている。

 

韓国で最大の発行部数を誇る朝鮮日報も、記事でウォールストリートジャーナルの言葉を取り上げている。

「文大統領もまた、ソウルで行われた韓米首脳会談の直後、協力するようなそぶりを見せているが、文大統領の最近の言動は、彼が『信頼できない友人』であることを物語っている」と指摘した。

「「文大統領は信頼できない」 韓米会談後の米紙報道に韓国ネットは」

アメリカで強い影響力のあるウォールストリートジャーナルに「信頼できない」と書かれたことは、韓国にとってかなり衝撃的だったらしい。

 

朝鮮日報の記事では、この言葉に対する韓国ネットの反応を紹介している。
「文大統領は信頼できない」という見方に対して、多くの国民が賛成していところが興味深い。

 

〇賛成

・やはり世界的なメディアはきちんと見ている! 賛成761 反対9

・海外メディアも信頼できないということなら、同じ所に住んでいる国民はどうしたらいいのか! このまま月日が早く流れるのを待つだけだ。 賛成683 反対4

・きちんと見ている。本心は反米親北親中であり、後の災いが怖くて米国に協力するふりをしているだけの文在寅だから。賛成578 反対2

 

〇反対

・バランス外交かっこいい! われわれは日本のように米国の手先になってはならない。 賛成15 反対180

・文在寅の肩を持ちたくはないが、THAAD(終末高高度防衛ミサイル)をめぐって中国から報復されている状況で、米国は何か助けてくれただろうか。 賛成16 反対141

 

 

「日本のように米国の手先になってはならない」という意見は、日本人にとって耳が痛い。

でも、韓国が中国に約束した3つのNOは、アメリカや日本からしたら「中国の手先になった」というようにも見えてしまう。だから、アメリカから「文大統領は信頼できない」という言葉が出てきたわけで。

韓国政府はトランプ大統領をもてなす夕食会で、「元慰安婦」と「独島エビ」を出して日本を怒らせた。
日本でも、「文大統領は信頼できない」と思った人は多いはず。

トランプ大統領の訪韓は、韓国にとってあまり成功したようには見えない。

 

おまけ

ウォールストリートジャーナル紙の「信頼できない友人」という言葉が韓国に与えた影響は、サンケイビズの記事でも知ることができる。

北朝鮮に融和的かつ、中国に擦り寄る文氏の行動について、「文氏が信頼できる友人だとは思えない」などと社説で指摘したのだ。同紙の記事を、韓国メディアは相次いで取り上げ、狂乱状態となっている。

米WSJ紙、文在寅大統領を激烈批判「信頼できる友人ではない」韓国メディア大騒ぎ

「狂乱状態」は大げさなように感じるけど、この一言が韓国に相当な衝撃を与えたことは間違いない。

 

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今まで、東南アジア、中東、西アフリカに旅をしてきました。外国に行って初めて気がつく日本の良さや特長があります。以前、歴史を教えていたので、その経験もいかして、日本や世界の歴史や文化などをテーマに、「読んでタメになる」ようなブログを目指します。