韓国の報道が反日感情を高めて日本にツケを回す←断固無視で。

 

中央日報の記事(2017年12月29日)で、元慰安婦の女性が日本をこう批判している。

幼い人々を連れて行って銃を撃ったり、刀で切ったり、殴ったり、性暴行を振るったり、人を殺したりしたから私たちは謝罪を受けなければならないということだ

<慰安婦TF発表>裏面合意を知った慰安婦被害者のうっ憤

この女性の話では、戦時中、日本軍はこうした残酷なことを慰安婦にしていたという。
それは朝鮮人の慰安婦だけか、それとも日本人の慰安婦にも同じことをしていたのかは書いていない。

それ以前に大事なことは、「これは歴史の事実ではない」ということだ。

 

 

まず、「幼い人々を連れて行って」というのは根拠がない。
これが何歳ぐらいの人々なのか分からないけれど、少なくとも、中学生のような少女を慰安婦にしたという事実は確認されていない。

慰安婦像を「少女像」と呼ぶように、日本軍の残酷さを強調したいときに韓国はこうした表現を使う。
産経新聞の記事から。

韓国側には慰安婦像を「少女像」とすることで、旧日本軍の残虐性を強調する狙いがある。このため、自民党内から政府が「慰安婦の少女像」と呼ぶことは不適切との指摘が出ていた。

政府「慰安婦像」呼称統一も、朝日・読売、変えず 3紙報じず

「幼い人々を連れて行って銃を撃ったり、刀で切ったり、殴ったり、性暴行を振るったり、人を殺したりした」というのは、慰安婦映画「鬼郷」の内容と似ている。

「鬼郷」は、韓国に精通したジャーナリズムの黒田勝弘氏が「これは最悪である」と評した映画だ。
産経新聞の記事から。

しかしこの映画はひどい。1970年代から韓国の映画やテレビ、舞台で数多くの反日ドラマを見てきたが、これは最悪である。

「慰安婦として強制連行された可憐(かれん)な韓国の少女たちと極悪非道の日本兵」という図式で、日本兵による少女たちに対する殴る蹴る引き裂く…の残虐な暴行、拷問場面の連続は正視に耐えない。

正視に耐えぬ最悪の慰安婦映画

「この映画はひどい」「正視に耐えない」という映画でも、それを見て事実だと思ってしまう人は多い。
韓国の映画には、国民の反日感情を刺激する要素を、スパイスのように入れることがよくある。

 

「おばあさんの言葉だけを伝えて、それが事実だという根拠は示さない」という韓国のマスコミ報道は去年もあった。

中央日報が「韓国人の息子が日本の刑務所で、ムカデを投げられた」という記事(2017年12月12日)を載せている。

「息子が懲罰房の独房に横になって眠ろうとしているのに刑務官が外から全長20センチにもなるムカデを投げ入れ、瞬間的に腕で防いだが噛まれる事故が起きた」
(中略)イさんは「息子はムカデに噛まれた腕が腫れ上がり痛みを感じるようになったため治療を要求したが拒絶された」とし

<靖国爆発音>韓国人受刑者の母親「刑務官がムカデ投げ入れ…人権侵害深刻」

記事には、「ムカデを投げられた」ということの裏付けは一切ない。
この事件の続報もない。

個人的に、これは間違いなくデタラメだと思っている。
日本の刑務所なら、監視カメラがあるだろう。

韓国の新聞を読んでいると、無責任に日本への憎悪をあおるような記事に腹立つことがある。

 

 

始めの記事の女性は「合意が完全に間違っていた。政府が慰安婦被害者を金を受け取って売り飛ばしたんだ」と、とても感情的に言っている。

でも、2015年の日韓合意は、その時の日本と韓国にとっては賢明な選択だった。
韓国政府が「慰安婦被害者を金を受け取って売り飛ばした」ということはない。
韓国政府の味方をするわけではないけれど、韓国政府は日本からお金をもらったわけではない。

 

韓国の新聞は、よくこういう報道をする。
元慰安婦の話を、根拠を示すことなくそのまま記事にしてしまったり、読者の心を揺さぶるような感情的な言葉を書いたりする。

この記事では、「慰安婦被害が再び涙を流した」と読者の情に訴えるような文もある。
そのうえで、「幼い人々を連れて行って銃を撃ったり、刀で切ったり、殴ったり、性暴行を振るったり」と、日本への憎悪をかき立てるようなことをそのまま書いている。

くり返しになるけれど、この話に根拠はない。
でも読者はこの話を事実だととらえて、韓国の反日感情が高まっていく。

それでいて、元慰安婦の7割が日韓の慰安婦合意を受け入れていることは、あまり伝えない。

誤解と反日感情にもとづいて韓国が日本に謝罪や賠償を求めるから、慰安婦問題はどんどん解決困難になっていった。

 

 

韓国の文大統領は「国民の70%以上が慰安婦合意に反対しているから、この合意を受け入れることはできない」と話している。

もちろん、これが合意を破っていい理由にはならないし、韓国には約束を守ってもらう必要がある。

それは別として、これほど多くの国民が合意に反対している原因には、韓国のマスコミ報道がある。
根拠を示さないなど事実を軽視し、日本の残虐性を強調して反日感情を刺激するような記事を、多くの全国紙が書いている。
これが「70%が慰安婦合意に反対」という韓国の世論へとつながっていった。

 

実際、韓国国民の多くが「幼い人々を連れて行って銃を撃ったり、刀で切ったり、殴ったり、性暴行を振るったり、人を殺したりした」という話を真実だと思っている。
誤解にもとづく憎しみほどやっかいなものもない。
こちらが否定したら、相手はよけい怒り出す。

韓国では、大統領やマスコミが自分の利益のために国民の反日感情をあおっておいて、「国民が納得しないから、この合意で解決することはできない」と日本にそのツケを回してくる。

国民が納得しない原因の多くは韓国にある。
だから日本は、「放置だ、相手にしない」という断固無視の姿勢をつらぬいてほしい。

 

実際の慰安婦に少女はいなくても、少女像を見て「少女が日本軍の慰安婦にされた!」と思ったアメリカ人がいた。
「慰安婦に少女はいた」という根拠がなくても、少女の像をつくってしまえば、それが根拠になってしまう。

 

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今まで、東南アジア、中東、西アフリカなど27の国・地域に旅をしてきました。以前、中学生に歴史を教えていた経験もあります。 また、日本にいる外国人の友人も多いので、彼らの目から見た日本も知っています。 そうした経験をいかして、日本や世界の歴史・文化・宗教などをテーマに、「読んでタメになる」ブログを目指しています。