韓国・釜山の少女像(慰安婦像)を設置した市民団体の異常性。

 

この西日本新聞の記事を読むと、釜山で慰安婦像を設置した市民団体の異常性がよく分かる。

少女像「保護対象となっていない」韓国の市民団体が批判 日韓合意の破棄訴える 設置から1年

 

釜山の日本総領事館前に慰安婦像が建てられてから1年を迎えたことを機会に、この像を設置した市民団体などが記者会見をおこなった。

この団体はその場で、日韓の慰安婦合意の破棄を主張し、記事のタイトルにあるように「少女像が保護対象となっていない!」と釜山市を批判する。

実は、そこに慰安婦像を建てることは道路交通法に違反していて、像は市の保護対象にはなっていない。
法律からしたら、この像は違法状態にある。
だから像を保護するどころか、法を適用したら、ただちに撤去しなければいけない。

 

この市民団体は違法行為をしておいて、「この像が保護されていないのは市の責任だ」と批判する。
こんなデタラメな話はない。
犯罪を犯した人間が、「これを違法とすることがおかしい。速く合法化するべきだ」と主張しているようなものだ。

法や常識を超えた行動で、異常としか言いようがない。
これが通じる韓国社会も、どこかおかしい。

 

慰安婦像(少女像)
ウィキペディアから。

 

釜山市の市長は、慰安婦像について「道路法に違反し適切ではない」と発言している。
これが正論なのだけど、この像を動かそうとすると、市民団体から猛烈な批判を受けるから、手を出すことができない。

日本総領事館前に像があることは違法状態だと分かっているけれど、市長は黙認している。

 

この慰安婦像の設置に反対している人は他にもいる。

記事によると、観光協会の副会長も「日本の顔とも言える大使館、領事館前に設置しておいたまま、交流は交流で続けようという韓国側の姿勢は間違っている」と言っている。
これもまったくの正論だ。
でも、韓国で正しいことを言うには、かなりの勇気を必要とする。

 

釜山市では、慰安婦像の設置に反対する市民は少なくないらしい。
でも、表立って「像を移転するべきだ!」と言うことはできない。
釜山だけではなく、そういう発言を許す空気が韓国社会にはない。

韓国では、元慰安婦が絶対正義の存在になっている。
それを支持する団体に反論することも、現実的にはできない。

像を違法に設置しておいて「早く法で保護しなければいけない」と市を批判しても、正面から文句を言われない。
だから、「日韓合意をすぐ破棄しなければならない」とむちゃくちゃなことを言う。

 

韓国の朝鮮日報は、文大統領が日韓合意を破棄して再交渉を求めれば、「韓日関係は完全に破綻するだろう」と書いている。
この市民団体は、それをしろと言っている。

法を守ろうとしたり正論を言ったりすると、市民から猛烈にたたかれてしまう。
こういう異常な空気は、韓国全体にある。

でもこれは、韓国が解決しないといけない問題だ。
他人事の言い方になってしまうけれど、釜山市はマジでがんばってほしい。

 

画像はTBSの「あさチャン」から。

市民団体のメンバーが慰安婦象にしがみついて、像の撤去を阻止している。

 

 

でも、そもそも慰安婦像を設置した市民団体は、元慰安婦の人たちの声をどれだけ聴いたのか?
この運動団体のリーダーは、元慰安婦の人たちと会ったことも話したこともないと平気で話している。

 

 

こんなふうに、安倍首相がひざまずいて謝罪するパフォーマンスをするから、日本を怒らせる。

「こういう行為が異常とは感じない」というところが異常だ。

市民団体の行きすぎた言動に、迷惑している人はかなり多いと思う。
でも今の韓国には、それを口にできない重苦しい雰囲気がある。

 

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今まで、東南アジア、中東、西アフリカに旅をしてきました。外国に行って初めて気がつく日本の良さや特長があります。以前、歴史を教えていたので、その経験もいかして、日本や世界の歴史や文化などをテーマに、「読んでタメになる」ようなブログを目指します。