今の日韓関係を見直そう。日本が韓国に望んでいる3つのこと。

 

今月16日、河野外相と韓国の康(カン)外相がカナダのバンクーバーで会談をおこなった。

忙しい両外相が直接話し合う機会はなかなかない。
だから、「結局、ムーミン谷はどこにあるんですかね?」なんて、どうでもいいことは話題に上がらない。
今の日韓両国にとって、もっとも関心があって重大なことが話し合いのテーマになった。

このときの会談から、今の日本と韓国の関係が見えてくる。

・日本が韓国に望むこと。
・韓国が日本に望むこと。

現在の日韓関係を改めて見直す意味で、このことを知っておいてもいい。

 

河野外相と康外は朝食を食べながら話をしていた。
このときに「あれ?」と思うほど、河野外相が強気の態度を見せている。
韓国に対して、日本がこんな”攻め”の姿勢になることは珍しい。

これは記事にする価値があると思う。

 

 

・日本が韓国にのぞむこと

今、日本が韓国に声を大にして言いたいこと。
それはきっと、「韓国は2015年の慰安婦合意を守ってください。もう言い訳はいりません」だ。

「あの合意で慰安婦問題は解決されない」
「問題の解決には日本が心からの謝罪をして、元慰安婦のおばあさんに許されることが大事」

最近、韓国政府はこんな方針をしめした。
河野外相と会談した康(カン)外相もこの政府方針を説明している。
それに対して河野外相は、韓国に合意の着実な実施を求める。

「もうごちゃごちゃ言わなくていいから、約束をしっかり守ってくれ」といったところだろう。

韓国政府への理解を求めた康外相に河野外相は厳しい。

「日本側にさらなる措置を求めることは全く受け入れられず、協議にも応じられない」と強く抗議した。

今の日本政府は韓国政府の新方針をまったく相手にしていない。

このとき河野外相は、「竹島は日本固有の領土」ということも康外相に伝えている。

 

 

河野外相は慰安婦問題で「韓国は合意を履行してください」と言うと同時に、徴用工問題についても釘を刺している。

釜山の日本総領事館前に慰安婦像がある。

そして今、「今度はその横に徴用工の像を建てよう」と、韓国の市民団体がど迷惑な計画を進めている。
こんな像ができたら、日韓の新しい外交問題になることは目に見えている。
でも、市民団体にはそれが見えない。
大学のイベントサークルのようなノリで徴用工像を建ててもらっては困るのだが。

当然、日本はこれを問題視。
「この徴用工像が建てられることのないようにしてほしい」と、河野外相が康外相に対応を求めた。

今の日本と韓国は慰安婦問題だけでお腹いっぱい。
この上さらに徴用工問題なんてものを消化しようとしたら、お腹が壊れてしまう。

 

 

・韓国が日本にのぞむこと。

韓国も日本にのぞむことがある。

その1つが、韓国政府がしめした慰安婦問題の新方針を日本に理解してもらうこと。
でもそれは、「合意の着実な実施を求める」「全く受け入れられない」「協議にも応じられない」のトリプルアタックで撃沈。

康(カン)外相は「安倍首相に平昌オリンピックへ来てほしい」と河野外相に依頼する。
今の文大統領の頭の中は、オリンピックを成功させることでいっぱいだ。
そのために、「ぜひ開会式に来てほしい」と韓国政府が出席を希望していた日米中ロの首脳のうち、日本以外は来ないことが確実視されている。

 

そこで韓国政府は今、安倍首相に熱い視線をおくっている。
そのわりには、慰安婦問題や徴用工問題で日本に冷や水をかけるのはなぜなんだぜ?

そこで康外相は河野外相に、安倍首相の訪韓を求めた。
これに対して河野外相は、「国会日程などを踏まえ検討する」と言って終わり。

*安倍首相は平昌オリンピックには出席しない方向だったけど、結局は行くことになる。
康外相よかったね。
でも、この成功体験はすぐ忘れてください。
慰安婦問題での新しい措置を求めてきても、日本はまったく受け入れられないし協議にも応じられませんから。

 

ここまでは、産経新聞の記事(2018.1.17)を参照しました。

河野太郎外相、慰安婦日韓合意の韓国新方針を拒否、康外相との会談で強く抗議

 

 

さてさて、河野外相と康外相の会談はどうだっただろう?

日本が韓国に望んでいること。
慰安婦問題では「これ以上問題を悪化させないでほしい」ということで、徴用工問題では「これを問題化させないでほしい」ということ。

竹島問題については、「韓国が不法占拠している竹島は日本固有の領土だ」ということを韓国政府が認めてくれたらいいのだけど、それはムリ。
韓国人が寝ている間に、宇宙人が脳を書き換えるとかしないとあり得ない。
だから今は、「日本はそう考えています」と韓国に日本の立場をしめすしかない。

 

河野外相はバンクーバーでの会談で、康外相にこれらすべてをキッチリ伝えている。

「あれ?今まで日本の外相で、ここまで韓国にもの言う人はいたっけ?」と思ってしまうほど強気だ。

インターネット上でもそんな声が多い。

・最近の河野太郎はスゲーな。
・太郎ちゃんがんばれー
・河野さんできる人
・遺憾じゃなくて、言うべきことは言う。
ごくごく当たり前のことができる外相でよかったわ。
・なんでこんな強気なの? 今までが弱気すぎた?
・これが普通だろ

なかにはこんな声も。

・次期首相決定

 

次期首相は別として、これから日本と韓国の関係がどうなるのかは気になる。
特に釜山の日本総領事館前に、徴用工像が建ってしまうかどうか。
韓国政府が阻止できるかどうか。

「未来志向の韓日関係を望む」
「日本と真の友人になりたい」
そう言った韓国政府の本気を見せてもらいましょう。

 

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今まで、東南アジア、中東、西アフリカに旅をしてきました。外国に行って初めて気がつく日本の良さや特長があります。以前、歴史を教えていたので、その経験もいかして、日本や世界の歴史や文化などをテーマに、「読んでタメになる」ようなブログを目指します。