万博誘致で大阪に神風。日本初参加は1867年のパリ万博。

 

知ってる人は知っている。

大阪が今、2025年に開かれる万博(国際博覧会)の誘致活動をしていることを。

そんな大阪に、エヴァンゲリオン(良い知らせ)が飛びこんで来た。
誘致合戦のライバルだったフランスが万博誘致をあきらめてしまう。

フランスのフィリップ首相がいきなり撤退表明をしたことで、フランス国内は混乱状態。

万博誘致委員会のフロマンタン会長はこう怒っている。

産経新聞の記事(2018.1.23)から。

「首相は卑怯(ひきょう)だ。7年前から誘致に取り組んでいるのに、首相の意向が伝わったのはツイッターだ。手紙は受け取っていない」

万博断念のフランス混乱 「ツイッターで伝わった」と誘致委員長は怒り心頭、関西では楽観論戒める声

「万博の開催には、お金がかかり過ぎる。フランスでやっても儲からない」ということで、首相は誘致を断念したらしい。
それは分かるけど、なぜにツイッター?

万博誘致の撤退をツイッターで表明することは、フランスではふつうの感覚なんだろうか?
日本だと、仕事の休みをツイッターで上司に伝えることだけも非常識なのに。

 

このニュースに、ネットの反応は?

・風呂満タン
・断念かー、それはだんねん
・きたで大阪の時代
・大阪に神風が吹いている
・おっしゃああああああああああああ
・もろたでコレはwwww
・そしてロシアに負ける大阪
・年金も払えない財政状態で、何が万博だ!
・USJのすぐ横が万博開催地だぞ
・盛り上がるよ これ
・万博に価値があったのは19世紀だろ

フランスが脱落したことで、大阪の勝ちを半ば確信する人が多い。
でも日本の関係者は、「1カ国が脱落することで(ロシアなどの)他の立候補国がさらに強力に攻勢をかけてくる可能性がある」と警戒しているという。

危険が去って安心したときが、一番危険だったりする。

 

 

「フランスでの万博」といえば、日本にとっても思い出深い。

日本が初めて万博に参加したのは、1867年のパリ万博だ。

江戸の日本はヨーロッパに衝撃を与えた。

日本は1867年のパリ万国博に初参加し、葛飾北斎の浮世絵などを出品。フランスでジャポニズムが起こる

「日本史用語集 (山川出版)」

ジャポニズム(日本趣味・日本熱)とは、このようなものをいう。

欧米における日本趣味として、日本の美術品などに対する関心などが高まった。19世紀後半パリ万国博覧会を機に流行し、特に浮世絵はマネ・モネ・ゴッホらのフランス印象派の画家に影響を与えた

「日本史用語集 (山川出版)」

このパリ万博のおかげで、日本は世界に知られるようになった。

言ってみたらフランスは、日本にデビューする機会をくれた”恩人”になる。

大阪はフランスの思いを背負って、誘致活動にがんばってほしい。

 

以下、ジャポニズムの影響を受けた作品(ウィキペディアから)

モネの「ラ・ジャポネーズ」

 

ルノワールの「うちわを持つ少女」

 

ゴッホ「タンギー爺さん」
後ろに浮世絵が描かれている。

 

この上下2つは、歌川広重の浮世絵(左)とゴッホによる模写(右)

 

 

クロード・ドビュッシーの交響詩「海」の表紙。
葛飾北斎の冨嶽三十六景「神奈川沖浪裏」の模写

 

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今まで、東南アジア、中東、西アフリカなど27の国・地域に旅をしてきました。以前、中学生に歴史を教えていた経験もあります。 また、日本にいる外国人の友人も多いので、彼らの目から見た日本も知っています。 そうした経験をいかして、日本や世界の歴史・文化・宗教などをテーマに、「読んでタメになる」ブログを目指しています。