韓国の犬食事情。欧米人の批判に国民反発・日本にはない事件。

 

韓国がオリンピックやワールドカップなどの国際大会を開くと、いっつも欧米人から批判される。

「韓国人は犬肉を食べるのをやめろ!」と。
韓国では、毎年200万匹の食用犬が殺されているという。

個人的には、これは問題ないと思っている。
韓国で韓国人が何を食べるかは、韓国人が決めればいい。
自分たちの価値観で一方的に否定する方がいけない。

 

でもそんなことは、欧米人にはあまり通じない。

今年2月の平昌オリンピックのときにも、欧米のメディアがこの”野蛮な食習慣”について、精力的に取材をしていた。
中央日報の記事(2018年02月22日)から。

五輪主管放送局の米NBCをはじめ、AP通信、米国のFOXニュース、USAトゥデイ、英国のESPN、インディペンデント、デイリーメール、ミラーなどの海外メディアは平昌五輪期間、韓国の犬肉食用文化について報道した。実際、江陵の中央市場に行くと、取材陣が市場の中の食堂で「犬肉はありますか」と尋ねているのを目撃した。

また「犬肉」問題…オランダ選手の一言から

韓国はこれをとても嫌がる。

 

さらにオランダのスピードスケート選手が公式の場で、「韓国は犬を大切にしてください」と発言する。
ニューズウィークの記事(2018年2月23日)によると、この言葉に多くの韓国人が怒った。

韓国のネットユーザーからは怒りの声が上がっている。国際オリンピック協会(IOC)への正式な報告を求める声やで異文化に無知」という批判も殺到。

オランダのスケート選手「犬を大切にして」に韓国ネットが猛反発

 

「野蛮」 vs 「レイシスト(人種差別主義的)」、どっちが勝つのか?

韓国人の怒りに触れて「ヤベっ!」と思ったのか、このオランダ選手はこの後、謝罪ツイートを投稿している。
「韓国の人たちに謝りたい」「侮辱する意図はない。動物保護を訴えただけ」とツイートしたのだけど、さらにこの後、これを削除した。

本人は間違ったことを言ったとは思っていないのだろう。
日本の選手がこれを言ったら、心からの反省と謝罪を求められて大騒ぎになる。

 

 

韓国に、犬肉好きの人がいることはいい。

でも、犬を盗んではいけない。

韓国では「伏日(ポンナル)」の日に、よく犬が食べられる。
初伏は夏にある日で、日本でいえば土用の丑の日。

夏の暑さに負けないために、この日に犬を食べる人が多い。

 

当然この日は、犬肉の需要が増える。
そうすると、犬泥棒も増えてしまう。

レコードチャイナの記事(2016年7月17日)から。

韓国では毎年この時期に一般家庭などから飼い犬が盗まれる事件が頻発するという。

記事は、「伏日が近づくこの時期は、犬が人を守るのではなく、人が犬を守らねばならない笑えない状況になっている」と伝えた。

なぜ?韓国全土で「犬泥棒注意報」発令中

 

2年前の伏日(ポンナル)の時期には、韓流グループBIGBANGのメンバーの犬(ホミ)が盗まれた。

中央日報にその記事(2016年07月29日)がある。

トン・ヒョンべさんはホミが「イングリッシュ・ブルドッグ」と紹介しながら「京畿道驪州市月松洞郷校路(キョンギド・ヨジュシ・ウォルソンドン・ヒャンギョロ)113-31で誰かが持っていったようです」とし、失踪当時の状況を伝えた。

BIGBANGのSOL兄弟、ペット犬盗まれてSOS 「私たちの家族なんです」

 

ファンも一緒になって捜索したけれど、その後「ホミが見つかった!」というニュースは聞かない。
不幸なことだけど、食用にされたのではないか。
どこかで生きていたら、たぶん見つかる。

日本にはない事件だ。

 

 

さらにこの事件になると、犬泥棒以上に日本ではあり得えない。

ここまで鬼畜だと世界的なニュースになる。

その男は、近所の人がペットとして飼っていた犬を殺して、その肉で料理をつくって食べてしまった。
・・・ということだけなら、韓国の国内ニュ―スにしかならないだろう。

この男は飼い主を夕食会に誘って、その肉を食べさせようとした。

フランスAFPにその記事(2018年4月11日)がある。

警察関係者はAFPに対し「男は犬が気絶してから絞め殺し、調理したと述べている」と説明。さらに「男は犬肉を一緒に食べるため隣人らを家に招待した。その中にはこの犬を飼っていた家族の父親も含まれる」と話した。

韓国人の男、隣家の犬を殺し肉食べる夕食会開催 飼い主を招待も

 

飼い主はこの会に参加しなかったから、愛犬の肉を食べずにすんだ。

でもこの事件は、多くの国民を激怒させた。
インターネット上では、犯人に対して厳しい処罰を求める署名活動が始まっている。

 

 

こんな鬼畜は例外としても、韓国で犬食文化がなくなることは当分ない。
だから、国際大会のたびに欧米人が批判して、国民がそれに反発するというパターンはきっとこれからも続く。

「野蛮」 vs 「レイシスト(人種差別主義的)」の戦いは、まだまだ終わらない。

 

おまけ

19世紀末の朝鮮を旅行していたイギリス人女性がこう記録している。

夜間吠えるのはどろぼうがいるからである。飼い犬といえどほとんど野犬にひとしい。若い犬は春に屠殺され、食べられてしまう。

「朝鮮紀行 イザベラ・バード(講談社学術文庫)」

 

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今まで、東南アジア、中東、西アフリカなど27の国・地域に旅をしてきました。以前、中学生に歴史を教えていた経験もあります。 また、日本にいる外国人の友人も多いので、彼らの目から見た日本も知っています。 そうした経験をいかして、日本や世界の歴史・文化・宗教などをテーマに、「読んでタメになる」ブログを目指しています。