男と女①”エロい”女子学生はNO!ザンビアってどんな国?

 

外国人が見た幕末の日本は、”みだら”だった。
外国人が見た平成の日本には、ヘンタイとエロがあった。

前回そんなことを書いたのは、最近アフリカにある国の大学で、こんな通達が出たというニュースを見たから。

「”エロい”女子学生は図書館の利用を禁止するっ!」

「半裸」の女子学生は図書館に入っていけないらしい。

 

そのアフリカの国とは、日本人ならだれでも知っている国・ザンビア。
これから、ザンビアって国と「半裸禁止令」のことを書いていこうと思う。

ということで、まずはザンビアの位地を確認しよう。

 

ザンビアってこんな国

面積:752.61千平方キロメートル(日本の約2倍)

人口:1,659万人(2016年)

首都:ルサカ 海抜1,272m

民族:73部族(トンガ系,ニャンジァ系,ベンバ系,ルンダ系)

言語:英語(公用語),ベンバ語,ニャンジァ語,トンガ語

宗教:8割近くはキリスト教,その他 イスラム教,ヒンドゥー教,伝統宗教

ザンビア共和国(Republic of Zambia)基礎データから。

 

ザンビアには英語を話すキリスト教徒が多い。
この理由は、ここが以前イギリスの植民地だったから(1964年に独立)。

2013年のGDPは約224億ドルで、これは島根県とほぼ同じ。
アフリカで、ザンビアはかなり平和で安定した国。

大学の図書館で「女性の半裸禁止令」が出たのも、イギリスやキリスト教の影響が強くあるからだろう。
イスラーム色の強い国だったら、女性がミニスカートで家を出ることもむずかしい。

 

 

AFPがその記事(2018年5月8日)を伝えている。

アフリカ南部ザンビアの一流大学が7日、男子学生の集中力がそがれるとして女子学生たちに「半裸」同然の露出度の高い服装で同大の図書館を利用しないよう通告した。

図書館で「半裸」ダメ、ザンビア大が女子学生に通告

 

「一流大学」とは、3万5000人以上の学生が通うザンビア大学のこと。
この大学が、女子学生は「半裸」ではなくて「つつましい」服装で図書館を利用するよう呼びかけた。

日本の図書館ではどうだろう。
”半裸”以前に、服装の決まりを聞いたことがない。
日本の女性はつつましい服装で図書館を利用しているのか?
それとも、男の欲望がつつましいのか?

 

インド人の感覚だと、女性が足を見せるのはダメだけど、へそを出すのはいいらしい。
インドではへそ出しでも、つつましい服装になる。

 

ただ「半裸」といっても、日本人がイメージする半裸とザンビア大学がいう半裸は違う。
水着のグラビアアイドルが図書館に入って来るわけではない。
日本なら、東京の女子高生ぐらいのかっこうでも「アウト」だと思う。

ザンビアはキリスト教の影響が強くて、保守的な国。
そんな国の一流大学で、女子学生が下着をつけなかったり胸を露出したりするのを「ありがとう」ではなくて、「けしかん!」と思う人は多いらしい。

大学の決定を支持する学生はこう主張する。

「図書館で起こっていることはキリスト教国家としては容認できない」と語っている

 

一方で、女性の権利を制限するこの通達に、反対の声も上がっている。

「なぜ女子学生たちの服装を規制する必要があるのか。いつでもどこでも彼女たちが着たいものを着ればいい」

「それを快く思わない男子学生がいるならば、それは彼らのほうに問題がある」

 

女の服装が問題ではない。
それをエロく感じる男に問題がある。
その理屈は分かるけど、どうしようもない。
そういう欲望をまったく持っていなかったら、とっくに解脱していて、もうこの世にはいない

とにかく、こうして女性の権利を主張できることにも、イギリスの植民地支配の影響があると思う。

 

ヤフー知恵袋を見ても、こんなことを考えてる中高生が山ほどいる。
千年後の日本人も、きっと同じ質問をしている。

 

ザンビアのニュースについて、日本人はどう思うか?
ネットの反応を見たら、しょせんは他人事だった。

・異議あり!!
・クーラーを強めにかければ?
・男子学生「余計なことすんなよ、目の保養なのに」
・少子化庁は参考にすべき事案
・日本でOKにすれば、毎日本借りに行ってもいいぞ
・いやむしろ読書を禁止しろよ。でないと女子学生観賞に集中出来ねえだろ。
・勉強しなくちゃいけない時に、集中できないラッキースケベなんて、ほんと幸せ過ぎるだろ
・集中力がそがれるとか気取った言い回しのうちは許されない
ムラムラする、辺りから聞いてやる
・確かにヌードより水着のグラビアの方が 見たくなる

 

ザンビアの大学と同じようなことが中国でもあった。
次回、そのことを書いていきます。

 

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今まで、東南アジア、中東、西アフリカなど27の国・地域に旅をしてきました。以前、中学生に歴史を教えていた経験もあります。 また、日本にいる外国人の友人も多いので、彼らの目から見た日本も知っています。 そうした経験をいかして、日本や世界の歴史・文化・宗教などをテーマに、「読んでタメになる」ブログを目指しています。