韓国人の良いとこ悪いとこ:情に”熱く”て、他人に冷たい。

 

「日本の常識は世界の非常識」とよく言われる。

これには、良い意味も悪い意味もある。

盗撮防止のために、スマホのカメラでシャッター音が鳴るのは、悪い意味での常識。
でも、これは良い意味での常識だ。

Nihongo Wakaranaiから。

 

日本でこんなシーンを見た韓国人が、「日本のモーゼの奇跡」とよんでいた。

「モーゼの奇跡」とは聖書に出てくる場面のこと。

モーゼがたくさんのユダヤ人を連れてエジプトから逃げているとき、その進路をはばむように、眼前に海が広がっていた。
そのとき神が奇跡を起こす。
海水が左右に分かれて、道ができた!
モーゼたちは海底を歩いてわたって、エジプトを脱出することができたのだった。
めでたしめでたし。

というのが本当のモーゼの奇跡。
車が左右に分かれて緊急車両用の道ができることを、ある韓国人が「日本のモーゼの奇跡」とよんだ。

でも韓国では、「『モーゼの奇跡』が起こらない」と韓国の救急隊員がなげいている。

 

 

「日本のモーゼの奇跡」のように、どこの国にもいいところがある。

外国人から見て、韓国人の最大の魅力は「情」らしい。
55の国や地域の人たちが参加した韓国語のスピーチコンテストがおこなわれとき、たくさんの外国人が、韓国には人間の気持ちを大切にする「情の文化がある」と話していた。

聯合ニュースの記事(2018/05/15)から。

多くの参加者は韓国の最大の魅力として、同質感と所属感を与えてくれる「情」を選び、韓国には「私」よりも「私たち」を優先する温かい文化があると称賛した。

「情が韓国の魅力」 外国人による韓国語スピーチ大会開催

 

たしかに、韓国人にはそんな部分がある。
情が篤いのではなくて、”熱い”。

韓国に住んでいた日本人女子がブログに「韓国人は情が厚いから一度仲良くなるとめっっっちゃヤバイよ」と書いている。
*この「厚い」はまちがい。

韓国人は一度仲良くなって「私たち」になると、積極的にいろんなことをしてくれる。

この日本人の子が年上の韓国人男性と知り合ったときは、こんな感じ。

野球で仲良くなってから
電気ポットをくれたりとか

引っ越しすると言ったら
2tトラック借りて手伝いに来てくれたりとか

韓国人の情

韓国人にはこんな面がある。
仲良しになったら、積極的で情熱的にいろいろとやってくれる。

 

チョコパイも「情」。

 

でもそれは「『私たち』に入っている人に対して」で、韓国人は、他人にはけっこう冷たいところがある。

「外国人にとって情が韓国の魅力だった」という記事の次の日、朝鮮日報がこんな記事(2018/05/16)をのせていた。

「サイレン鳴ってもお構いなし、消防車に道を譲らない韓国人」

 

韓国では「モーゼの奇跡」が起こらないのだ。
消防車や救急車が近づいて来ても、一般のドライバーは車を停めて道をゆずらない。

「退かぬ!媚びぬ!省みぬ!」という聖帝サウザーのように。
これは、「こんなに悲しいのならば愛などいらぬ」というサウザーのように、愛情不足によるものではないと思う。

とにかく、そんなことがよく起こる。

それで韓国では、「消防車に道を譲る必要性を歩行者とドライバーに認識してもらうため」に、消防車が来たら道を開ける訓練を毎年おこなっている。

 

先月5月16日にやった訓練では、韓国人の”らしさ”が爆発。

消防車がサイレンを鳴らして走っていたけど、車や通行人が道をゆずってくれない。
2、3分ごとに止まってしまい、なかなか前に進めず。

そんな韓国人に、朝鮮日報の記事(2018/05/16)もあきれ気味。

車道を走る車よりも、歩行者が協力しないケースが多かった。東大門駅近くの交差点では、小型トラック3台が次々に消防車を追い越して行った。消防車の車列の間にちゃっかり入って走る車もあった。

「サイレン鳴ってもお構いなし、消防車に道を譲らない韓国人」

「サイレンをならして走る消防車をトラックが追い越す」というシーンは、日本で見たことがない。
この点、韓国の常識は日本の非常識だった。

 

 

韓国人はいつもこんな感じ。
去年5月におこわれた訓練でも同じだった。

朝鮮日報の記事から。

出発直後から3-4分間隔で一般車両に追い抜かれた。7台のうち先頭を走っていた消防車のスピーカーからは「消防車に道を譲るのは、あなたの家族と隣人の命を助ける道です」との放送が流れ続けていたが、気にも留めない車が何十台もあった。

消防車を「追い越す」韓国の運転マナー、道譲る意識なし

 

でもこのときは、消防車のサイレンを鳴らしていない。
「ウ~」というサイレン音はなしで、案内放送を流しただけ。

今年の訓練では、サイレンを鳴らしたのだけど、道をゆずってくれないドライバーや歩行者が多かった。
モラルはむしろ、下がっているのかも。

 

 

韓国には「私」よりも「私たち」を優先する温かい文化がある。

でも同時に、相手が他人なら、「消防車に道を譲るのは、あなたの家族と隣人の命を助ける道です」という放送があっても、道をゆずってくれないドライバーがたくさんいる。

「私たち」になったら情熱的に接してくれるけど、「私とあなた」だとけっこう冷たい。
韓国人には、そんなところがある。

 

おまけ

もし、韓国でも「モーゼの奇跡」が起こるようになるには、訓練するよりも、タイのように罰金制にしたほうが早いかもしれない。

去年、救急車がサイレンを鳴らして走っていたのだけど、それをガン無視して道をゆずらなかったタイ人ドライバーがいた。
彼には500バーツ(2018年6月で約1800円)の罰金が科せられた。

「newsclip」の記事(2017年9月1日)にそのことが書いてある。

男性は「サイレンが聞こえなかった」と主張している。男性を雇用していた運送会社は今回の件を受け、男性を解雇した。

救急車に進路譲らず、タイ人男性に罰金

1800円の罰金ぐらいならいい。
でも、ニュースになって、仕事を失ったというのはあまりにも痛い。
タイだけに。

 

追記

米朝首脳会談が終わったあと、朝鮮日報が日韓をくらべて「拉致被害者10万人を見捨てた韓国、17人を諦めない日本」と指摘する記事(2018/06/12)をのせていた。

「韓国人拉致問題に伴う南北の緊張が、せっかく築き上げた豊かさを台無しにするかもしれない」という利己的な感情が社会全体に作用しているためだと思う。そのようなエゴが、国民を見捨てる習慣をつくり上げたのだ。

自国の拉致被害者を見捨てない日本、見捨てた韓国

北朝鮮にいる韓国人は、もう「私たち」ではないということか?

 

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今まで、東南アジア、中東、西アフリカなど27の国・地域に旅をしてきました。以前、中学生に歴史を教えていた経験もあります。 また、日本にいる外国人の友人も多いので、彼らの目から見た日本も知っています。 そうした経験をいかして、日本や世界の歴史・文化・宗教などをテーマに、「読んでタメになる」ブログを目指しています。