【野党困惑】支持が広がらない理由は?新聞ネット「知ってる」

 

今週日曜日に、新潟県知事選挙の結果がでた!

与党の候補が勝って、野党がは負けた!

それでいま野党が「なんで負けたんだ?」と、支持を集められなかった理由をさぐっている。

産経新聞の記事(2018.6.11)から。

民進党県連の大渕健代表職務代行は「なぜ支持が広がらなかったのか、情報を集めて分析していかないと先の選挙には進めないだろう」と語った。

「なぜ支持広がらなかったのか」 戸惑う池田千賀子陣営

 

野党の支持が広がらなかった理由はいろいろあるでしょ。
でもここでは、その1つを取り上げようと思う。

それは、野党が県民に伝えたかったことは、県民の聞きたかったことではなかったから。
*ブログでも、書き手と読み手の考えが違うことはよくある。

具体的には、野党は政権批判をくり返していたけど、新潟の人たちは、野党が思うほどそのことに関心はなかった。
有権者は新潟のことを聞きたかったのに、野党は「アベガー」をさけび過ぎてしまった。

野党は与党に負けたのではない。
「政権批判をすれば、きっと支持が集まる!」という希望予測に負けてしまった。

 

 

新潟県の知事を決める選挙で、野党が県民に訴えたのは「反安倍」だった。

東京新聞の社説(2018年6月12日)

森友・加計学園の問題や財務省前次官のセクハラ問題などで安倍内閣の支持率が低下する中での選挙戦だった。野党側は党幹部が頻繁に同県入りして激しい政権批判を展開したが、及ばなかった。

新潟・花角知事 「再稼働」判断急がずに

 

野党は全力で安倍政権批判を行なったけれど、期待したほどには、県民の支持や理解は得られなかった。

同じことを毎日新聞の社説(2018年6月12日)も指摘している。

立憲民主、国民民主、共産など野党5党は元県議を推薦し、幹部らが続々と新潟入りして安倍政権批判を続けたが、届かなかった。

新潟知事に与党系・花角氏 今後も原発に慎重姿勢を

 

「安倍政権批判を続けたが、届かなかった」というより、「安倍政権批判を続けたから、届かなかった」ではなかったか?
新潟県のことだから、中央の政治を持ちこまむ必要はない。
「新潟をこう変える!」ということを、もっとアピールすればよかった。

 

 

「なぜ支持広がらなかったのか」と野党側はとまどっているけれど、ネット上では、わりとハッキリ分かっている。
「アベガーをさけび過ぎた」と指摘する声が多い。

・他人にケチつける事しかしなかったからじゃねーの
・自民にこれだけ逆風が吹いても自民が勝つ
・たしかに安倍はだめだろう
だが野党はそのさらに下を行ってるってことだ
・安倍、安倍と鼻息荒くしてたらそりゃあ勝てんやろ。
「新潟の知事選」やで?わかるか?
・ライバル店ディスったところで
自分のところに客が戻って来るわけじゃない
・むしろなぜ新潟県の選挙なのにモリカケや反安倍を言ってたのかその理由が知りたい
それが新潟県民にとってなんの意味があったのか
・いや与党がどうとか以前に野党が酷すぎる…
本当にどうしようもない所に来てるのに気づけよ
・支持が広がらなかった理由
新潟県政そっちのけでモリカケアベガー
直接は関係ない国政について騒ぎ過ぎちゃったのが敗因

 

選挙後のヤフコメを見ても、野党が伝えたかったことと県民・国民の聞きたかったことには、大きなギャップがあったことが分かる。

 

東京新聞・毎日新聞ときて、きょう(2018年06月14日)の読売新聞も社説で、野党の敗北理由として、政権批判のやり過ぎをあげている。

野党は知事選を安倍内閣に対する「審判の場」だとし、党首クラスが連日現地入りした。新潟とは関係のない学校法人「森友学園」を巡る問題などを取り上げ、内閣批判を展開する幹部もいた。
知事選を政局に結びつける戦略は奏功しなかったと言えよう。

新潟県新知事 原発再稼働を冷静に議論せよ

書いてあることは、ネットの意見と変わらない。

野党は新潟の選挙を安倍内閣の「審判の場」にして、負けてしまった。
これじゃ、「安倍内閣は認められた」と判断されても仕方ない。

 

 

それに、ものごとにはやり方と程度がある。

政権批判をするにも、その言葉が激しく過ぎて有権者がついていけなかった。
それも野党敗北の理由にあると思う。

例えば、野党候補の応援演説をした評論家の佐高信氏はこうさけぶ。

「安倍晋三は拉致問題を食い物にして首相になり、無責任なことやってる。本当に拉致問題を解決したいなら平壌に乗り込め。そして帰ってくるな」
「安倍のバカなバカ騒ぎを打ち破るためにも絶対に勝たないといけない。自民党に天罰を、公明党に仏罰を」

佐高氏の「逆明利君」という本は好きだったけど、この言葉はちょっとねー。

さらにもう一人、法政大学の山口二郎教授はこう訴えた。

「もう腐った男はいらない。女性の知事を実現させるべく、力いっぱい戦っていただきたい」

 

はたしてこの言葉がどれだけの県民の心を動かしたか?
動かしたのだけど、思ってたのと逆の方向に動かしてないか?

ボクだったら、静岡県知事選挙でこんなことを聞きたくない。

 

両者の言葉は産経新聞の記事(2018.6.8)から。

野党系候補の応援演説で首相らを批判 佐高信氏「安倍のバカなバカ騒ぎ」、山口二郎氏「腐った男いらない」

 

 

でも、「与党が県民や国民の支持を集めたから、選挙に勝つことができた」というわけでもないだろう。

モリカケ問題で、安倍首相の説明に信頼できない人は70%近くもいる。
「新潟県民や国民が安倍内閣を強く支持している」ということでもなさそうだ。

それでも選挙で負けたということは、野党が有権者の期待に応えられなかったから。

野党にガッカリしたのは、超好意的に考えれば、みんなが野党に期待していたことの裏返しではないか。
政権批判は少な目で、しっかり政策をしめしてほしい。
このままでは「先の選挙には進めないだろう」と言っていたけど、「政権が替わったら、日本はこう変わる!」ということをアピールすれば、少しは前に進めるはず。

それにしても野党は「仲間内」で盛り上がってしまって、全体の空気を読めてなかったと思う。
「水をさす人」というのは、どの組織でも大事だ。

 

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