高級店への子供連れ問題①悪いのは親?店?みんなの意見は?

 

東京銀座にある「銀座ウエスト」という洋菓子店を知ってますか?

ここは、古くから銀座にある洋菓子の名店。
喫茶室があって、食事を楽しむこともできる。

銀座を代表する店だけあって、店内の雰囲気はさすがの一言。
控えめながらも上質で、細かいところにおしゃれがある。

一度も行ったことないけど。
たぶん、そんな店だと思う。

 

でも、銀座ウェストが特別な店であることはたしか。

銀座という一等地で、コーヒーや菓子以上に、「文化」を提供するサロンとしての役割を果たすと共に、今日までクラシックなスタイルを維持し続けていることで知られる。

洋菓子舗ウエスト

ケーキとドリンクのセットが1,155円だから、手が出ないわけではない。

 

この銀座ウエストが今年4月、公式ツイッターアカウントにこんな投稿をした。

 

「炎上覚悟で申し上げます」という印象的な言葉もあって、これがネット上で大きな関心を集めた。

別の投稿から、この店が銀座にかける思いがうかがえる。

昔銀座は特別な場所でした。銀座へ行く時のために、親が銀座ワシントンの靴とヤングエージの服をわざわざ買ってくれたのを思い出します。今銀座も特別な場所ではなくなってしまいましたが、ウエストはそういう場所になりたいと思っています

 

レストランでの子どものふるまいが、周りの客のヒンシュクを買うことはよくある。
そういう話は今までに何回も聞いた。

他人も共有する公共の場で、子どもが声を上げたり走ったりするのはどうなのか?
ファストフード店やファミリーレストランならまだいい。
でも、銀座ウェストのような高級店でそれはどうか?

”大人の対応”で、他の客が大目に見るべきか?
子連れの親が客に配慮するべきか?

 

「炎上覚悟で申し上げます」という言葉がよかったせいか、ボクが見た範囲では炎上していない。
むしろネットでは、店の姿勢を支持する人がほとんど。
いろいろ意見を読んでいると、多くの人が問題視しているのは店でも子供でもなくて、ここに子供を連れ来た親だ。

・潔い。支持する
・ウエストの喫茶室って声も密めるくらいに静かなのに
あそこで子連れがギャーギャーするってすごーい
その神経がわからないわー
・店とお客様を大事にしてるのが伝わってくるな
・これを炎上覚悟と思うところがすでに病んでるよね
・いやまじで最近の親は全然注意しない
間違ったこと言ってないよ。
・自分も子持ちだけど、敷居の高そうな所に小さな子は連れて行かない。喫茶室なんて大人の空間でしょうよ。
・確かにスーパー行くと体育館のように走り回ってるガキが多い
で、ぶつかったら俺が悪くなるんだろ?
・店が要求するマナーを守れない客は客じゃないという考え方はあっていい。

 

でも、店を問題視する人もいる。

・お望み通り燃えカスになるまで薪くべてやるよ
・「口で直接注意できない」という意味ではバカ親もこの店も変わりない
・だったら子連れ入店禁止でいいだろw
・そういった場合なんていくらでもあるんだから
入れといてマナー守れはないわ

 

ボクの意見は完全に上側。
子どもを自分の言い訳や免罪符にしてはいけない。

他の客に迷惑をかけないのならいい。
でもそうでなければ、銀座ウェストぐらいの店に、大声を出したり走り回ったりする子供を連れて行ってはいけない。

まあ、一度も行ったことないけど。

でも、店側が「炎上覚悟で申し上げます」と言わなくてはいけなくなったというのは、日本の社会が変わっているということなんだろう。
きっと大人の判断力や自制心が低下している。

 

場所はいろいろと違うけど、「子連れ問題」への関心は高い。

 

「高級レストランへの子供連れ問題」があるのは日本だけじゃないだろう。

海外にも高級レストランがあって、子供がいる。
そういうレストランに子供を連れて行く親もきっといる。

外国人はこれをどう思っているのか?

 

次回、そのことを書きます。

ちなみに、一番驚いたのはアメリカ。
アメリカのレストランは、「日本じゃムリ!」ということをやる。

 

おまけ

スリランカの五つ星ホテル・ヒルトンホテル
まあ、行ったことないけど。
いや、ここは行った!

 

こちらの記事もいかがですか?

「世界ベストツーリスト」の日本人が、外国でしてはいけないこと。

韓国人と中国人が驚いた日本人のマナーの良さ。これは大切にしよう。

外国人の「日本人あるある」。またかよ!と思わせる5つの質

中国人観光客の増加①マナー違反に迷惑する日本人/誠実さの違い。

 

コメントを残す

ABOUTこの記事をかいた人

今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。