【W杯】中国人も理解不能!韓国人の日本への”異常な”対抗心。

 

いまの韓国代表チームを見ていると、かわいそうになってくる。

かけられているプレッシャーと期待がハンパないから。
それに、直接関係ない日本と比べられるから。

スウェーデン戦に0-1で負けたあと韓国代表は、韓国のマスコミや国民から、叱咤激励・非難・罵声・怒り・軽蔑などなど、いろいろな負の感情をぶつけられている。

 

例えば、全国紙の中央日報は記事(2018年06月22日)で、韓国代表を「アジアチームのうち『唯一』力を発揮できていないチーム」と酷評する。

スウェーデン戦の内容も全否定。

他のアジアチームが見せた闘魂、粘り強さ、そして情熱が見られなかった。誰も韓国の敗北を「美しい敗戦」とは表現しなかった。

<W杯>アジアチームの善戦が「唯一不振」の韓国を刺激

 

でも、スウェーデンのFIFAランキングは24位で、57位の韓国にとっては格上だ。
しかも、スウェーデンは強豪のイタリアを破って、今回のワールドカップ出場を決めた。

そんなチームに1点差で負けただけで、アジアの他のチームより「闘魂、粘り強さ、そして情熱が見られなかった」と、週刊誌やスポーツ新聞ではなくて、全国紙に書かれてしまう。

 

 

ただ、たしかにスウェーデン戦での韓国代表の出来は悪かった。
枠内に飛んだシュートはゼロ。
これでは韓国人サポーターとして、「ガッカリすること山のごとし」というのは分かる。

だけど、他のアジア・チーム(日本・豪州・イラン・サウジアラビア)に比べて、韓国だけが闘魂や情熱がなかったとは思えない。

韓国のスポーツ報道を見ていてよく思うのだけど、韓国人の期待値は高すぎる。
実際の選手の能力以上の期待値を設定して、選手がそれに応えられないと、ネットも全国紙も選手をぶったたく。

 

日本の報道でも、他のアジア・チームの成績に触れることはある。
でも韓国のように、まわりと比べて「なぜ日本だけが?」と自国の代表チームを責めることはないと思う。

韓国は他国、とくに日本と比較して、自国を評価する傾向がとても強い。

例えば、秋のノーベル賞だ。
この季節になると、韓国紙は「日本は~人受賞したけど、わが国は相変わらずゼロ」という報道を毎年している。
韓国のこの手の報道は、今ではもう、秋の到来を伝える風物詩になっている。

今回のワールドカップでは、FIFAランクでグループ最弱の日本が、ラスボス・コロンビアに劇的勝利を収めた。
これも韓国人や代表チームにプレッシャーをあたえたことは間違いない。

日本の勝利を見て、「自尊心を傷つけられた」という韓国メディアもあったぐらいだから。

 

 

日本がコロンビアを撃破したことへの反応が、中国と韓国で大きくちがう。

中国では、「日本代表チームがアジアのメンツを保った」という感じで、日本の健闘をたたえる声が多かったという。

でも韓国では、先ほどのように「日本が勝ったことは韓国人の自尊心を傷つけた」という反応をしめす。
中国人には、韓国人のこういう発想が不思議に見えるらしい。

この反応に、中国メディアの快資訊が「韓国人の考え方は理解できない」と記事で書く。

サーチナの記事(2018-06-24)から。

韓国国内の報道に対し、記事は「韓国人の思考回路と不思議な解釈は物笑いの種である」と指摘し、自国とは関係のない隣国の勝利で「ふてくされる」なんて、心が小さいにもほどがあると主張。自尊心を保ちたいならば、自分たちが強くなり、自ら勝利を奪い取るしかないではないかと論じている。

その思考回路が理解不能・・・日本代表の勝利に、なぜ韓国人の「自尊心が傷つくのか」=中国

 

中国人から見ても、韓国の日本への対抗心は”異常”で、「理解不能」「不思議」「物笑いの種」とある。
まあ、日本人の多くも、これと同じことを感じているのだけど。

日本へのライバル心が韓国人のやる気に火をつける場合もある。
けど、いまの韓国代表にこのプレッシャーは逆効果としか思えない。
今回のワールドカップで韓国は、グループリーグのスウェーデン・メキシコ・ドイツの他に、日本とも戦わないといけない。
だから韓国代表を見ていて、気の毒になる。

 

 

中国人の他にも、「韓国人のこの思考回路は理解できない」と言った人がいる。

それが2002年のワールドカップで、韓国の監督をしていたオランダ人のヒディング。

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ヒディング(ウィキペディアから)

 

2001年に日本代表がフランス代表と試合をしたとき、日本は0-5で負けてしまう。

この後、韓国代表がフランス代表と試合をすることになっていた。
フランス戦を前にして、韓国のサッカー関係者が言った言葉にヒディンクが怒る。

日本がフランスに0対5で負けたから、それより少ない点差であれば負けてもいいという話がでているらしい。ありえない話だ

「ヒディング自伝 韓国を変えた男(文藝春秋)」

 

「フランスに勝つか負けるか?」よりも、韓国にとっては「日本に負けない」ということの方がもっと重要。
こっちが韓国の「絶対に負けられない戦い」だった。

例えフランスに負けたとしても、日本より少ない点差なら、韓国のメンツはたもたれる。
でも、日本以上の点差で負けると、「自尊心を傷つけられた」となる。

これは、韓国人にとっては常識的な見方。
でも、ヨーロッパ人のヒディングからしたら、中国人と同じように、この思考回路は「ありえない話だ」となる。

 

 

日本が気になって仕方ないと思うけど、そろそろ韓国は「脱日本」をした方がいい。
日本の結果を韓国代表の重圧にしないほうが、選手はいいパフォーマンスを出せると思う。

いま二戦二敗の韓国が決勝トーナメントに進むことは、奇跡でも起こらないと不可能だ。
次の相手は世界ランク1位のドイツで、これに勝つことも現実的には本当に厳しい。

韓国にとっては、自国の三戦全敗と日本の決勝トーナメント進出とでは、どっちが自尊心を傷つけられるのだろう?

 

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ABOUTこの記事をかいた人

今まで、東南アジア、中東、西アフリカなど27の国・地域に旅をしてきました。以前、中学生に歴史を教えていた経験もあります。 また、日本にいる外国人の友人も多いので、彼らの目から見た日本も知っています。 そうした経験をいかして、日本や世界の歴史・文化・宗教などをテーマに、「読んでタメになる」ブログを目指しています。