おまゆう韓国メディア①「韓国上げ・日本下げ」と5つの特徴

 

記事のタイトルにある「おまゆう」を知ってますか?

説明不要かもしれないけど、いちおう「おまえが言うな」の略。

こう言いたくなる瞬間は誰にでもあるはず。

ボクは去年あった。
タイ人とインドネシア人とミカン狩りに行った時のこと。
彼らを迎えに車でアパートに行ったのだけど、それぞれ約束の時間を15分遅れやがる。

「これはまずい。ミカン狩りの集合時刻に間に合わないかも」

あせりながらハンドルを握っていると、タイ人が「間に合いますか?もっとスピードを出した方がいいと思います」と真顔で言う。
こんなときに、「おまえがそれを言うか?」となる。

 

個人を離れて国家間の関係になると、よく日本人が韓国に「おまゆう(おまえが言うな)」と言う。
逆に見れば、韓国はそう突っ込まれるようなことを平気でする。

これから紹介する韓国メディアの報道もそう。
「おまえが言うな!」と言いたくなる。

 

 

韓国メディアが問題視して一斉に報じたのは、サッカーW杯での日本とポーランドの一戦。

試合終了10分前の時点で、日本とセネガルの戦績は「1勝1敗1分けで勝ち点4」とまったく同じ。
でも、日本はフェアプレーの点数でセネガルの上にいた。
セネガルがもらったイエローカードは6枚で、日本は4枚。
イエローカード2枚分、日本はセネガルを上回っていたわけだ。

だから、決勝トーナメントに進むためには、ポーランドに勝つ必要がない。
このままの状態で試合が終われば、日本は次に進むことができた。
それで日本代表はパスを回して時間をつぶす。
そして試合はそのまま終了。

日本は決勝トーナメント進出を決めたけれど、露骨な時間稼ぎは世界から批判を受けた。

 

「日本が世界から非難を受けている」と聞いたら、大韓民国がだまっているわけがない。

「日本のパス回しは戦術であって、世界の非難は的外れだ」と韓国メディアが日本を擁護することは、今世紀中は不可能と言われている。

韓国紙はイギリスの日本批判を紹介した。

英BBCの解説者は「この試合は本当にあきれる試合だ。特に終了直前の姿がそうだ」と言う。

他のBBC解説委員はこう話している。

「日本はレベルの低い試合をした」
「フェアプレー点数は本当にレベルの低い考えだ。サッカーで最も重要なのはゴール」
BBCのパネラーも「今回のW杯で最もあきれる試合」と怒る。

 

韓国メディア・スポーツソウルは、日本の「スポーツマンシップのなさ」を何度も非難している。

「夢の舞台でスポーツマンシップに欠ける試合がまた出てきた。」
「一番の被害者は観客だろう」
「血と汗の代わりに意味なく転がっていくサッカーボールを見るハメになった」
「スポーツマンシップが不足したスタジアムには観衆のブーイングでいっぱいとなった」

あるサッカーファンは「これが日本サッカーのサムライ精神なのか。ベルギーが16強で正義を見せることを願う」と言ったという。
日本に対して「正義を見せる」という発想は、韓国人によくある。

 

以上は、この3記事を参照した。

中央日報の記事(2018年06月29日

<W杯>日本の「ボール回し」ブーイング…西野監督「勝ち上がるための戦略」

「GOAL」の記事

韓国紙が日本の“時間稼ぎ”を非難「スポーツマンシップに欠ける」「一番の被害者は観客」

中央日報の記事(2018年06月29日

<W杯>「これがサムライ精神か」…日本のボール回しに批判続出

 

 

「日本が世界の舞台でひどいプレーをした!」と伝えるだけでは、韓国の読者はよろこばない。
愛国心をくすぐると同時に、反日感情を刺激するようなものがいい。
これが韓国メディアの報道姿勢というか、特徴のひとつになっている。

その点、解説者のアン・ジョンファン氏は、韓国人がほしがっている言葉をよく理解していた。

中央日報の記事(2018年06月29日)でこう言う。

「こんなことならいっそのことセネガルが正義を見せるためにゴールを入れてコロンビアと共に決勝トーナメントに進出してほしい」とし「韓国は美しく敗退したが、日本は醜く16強に進出した」と述べた。

<W杯>安貞桓氏「韓国は美しい敗退、日本は醜い16強入り」

日本と韓国を比較し、日本に対して優越感を味わえるような記事だと、韓国の読者に読んでもらえる。

それで中央日報は、「ベスト16落ちでも拍手受けた韓国、ベスト16行きでもヤジ飛ばされた日本」と記事のタイトルをつけた。
そしてそれを「イチオシ記事」にしている。

中央日報は全国紙なんだけど、「韓国上げ・日本下げ」が露骨。

 

朝鮮日報の記事はまだひかえ目だ。

「サッカーW杯:日本、ポーランドに負けるも決勝T進出」
「サッカーW杯:日本、ブーイング浴びながら16強進出」

いちいち韓国と比べることはない。
これぐらいでちょうどいい。
でもこれだと、インパクトに欠けるかも。

次回、こんな韓国メディアの報道に対する日本人の反応を紹介します。

 

 

おまけ

ソウル新聞の記者が韓国メディアの特徴を5つ書いてる(2013.07.10)。

[이도운의 빅 아이디어] 한국 언론의 5대 특징

これがその5つ。
*韓国語の文を機械翻訳して修正した文だから、不明な点は原文を見てほしい。

・単刀直入
内容を切り捨てて、必要な単語だけを寄せ集める。

・針小棒大
小さな問題を全体的な問題として誇張する。
だから、後になって「実際は大したことなかった」と分かる。

・我田引水
どんな問題でも、自分の好きなように解析する。

・竜頭蛇尾
大声で問題提起をするけれど、最後は立ち消えになる。

・付和雷同
他人の主張に合わせる。明らかになっていないことでも、「それはきっとこうだ」「これが事実だ」という雰囲気をつくっていく。

どうやら韓国メディアには、「結論や答えが先にある」という面があるらしい。
これにプラスして、「日本を引き合いに出して、韓国を上げて日本を下げる」という特徴がある。
だから、日本から「おまえが言うな」と突っ込まれる。

 

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韓国 「目次」

 

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ABOUTこの記事をかいた人

今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。