ジョードプル旅行②メヘランガール城・ブルーシティの青の理由

 

はじめの一言

*明治時代の日本の発展について
「はかり知れない変化はまさに驚異であり、歴史のうえでも、くらべるものがないほどだ(ネルー)」

「日本賛辞の至言33撰 ごま書房」

ネルー

マハトマ・ガンディーとともにインド独立運動の最も著名な指導者となり、1947年に独立を達成したインドの初代首相に就任した。

国際政治では「第三世界」の中心的人物として注目された。国内の経済政策では計画経済を推進したが、成功を収めるには至らず、晩年に行き詰まりを見せる中、死亡した。

(ウィキペディア)

 

 

世界中の旅行者にとってインドのジョードプルは、「ブルーシティ(青の街)」として有名。

旧市街の家屋の壁が青く塗られている事から、通称「ブルーシティー」と呼ばれる。

(ウィキペディア)

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なんで街の建物を青色にしたのか?

ボクがジョードプルでいろいろなインド人から聞いた話では、次の3つ。

1、害虫駆除のため。

ウィキペディアは、この「害虫駆除説」をとっている。

‘ブルーシティー。壁が青い理由は、害虫駆除のため化学塗料を塗ったところ青色に変色してしまった。もとはライム色の壁である。

(ウィキペディア)

 

2、「バラモン・ヴァルナ(カースト)」をしめすため。

インドにはヴァルナ(カースト)制度があって、「バラモン・クシャトリア・ヴァイシャ・シュードラ」の4つのヴァルナがある。
この中の最上位であるバラモンがいるところには青い印をつけた、という説。

 

インド旅行でお世話になった、インド人経営の旅行代理店「シゲタトラベル」では、この説をとっている。

ジョドプールは、旧市街の民家がみなインディゴ色に青く塗られていることから「ブルーシティ」という愛称がつけられています。これら青く塗り固められた民家は、要塞の塁壁から一番よく見る事ができます。

伝統的に、青色はブラーマン(インテリ)層を示すものですが、最近ではそれ以外の階層の人々も自分達の家を青く塗っています。鮮やかで生き生きとした感じを与えるこの青色の家並ですが、インディゴは昔から蚊などの虫除け作用があるので使用されてきたといわれています。

シゲタトラベル

 

3、ジョードプルを治めていたマハラジャ(王)の好きな色が、青だったから。

これは、ジョードプルの宿のスタッフから聞いた説。
青色が好きなマハラジャが、人々に家を青でぬることを命じたというもの。

 

ボクが知っているのは、この3つ。
どれが正解かは、インド人にも分からないと思う。
ジョードプルに住んでいる人に聞いても、言っていることが人によって違うから!

 

ジョードプルの一番の観光名所は、かつてこの地を治めていたマハラジャ(王)が住んでいた「メヘランガール城」だろう。

 

メヘラーンガル城

北インドのラージャスターン州、ジョードプル県の都市ジョードプルにある城塞。かつてマールワール王国及びジョードプル藩王国の君主の居城でもあった。

(ウィキペディア)

 

とにかく、でかい!
街のどこからでも、この威容を見ることができる。
こんなに圧倒される城は、初めて見た。

 

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マハラジャがいたところ。
外見はでかい!けど、中のつくりは本当に精巧で色鮮やか。

ここにマハラジャが座っていて、音楽や踊りを楽しんでいたという。

 

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京都御所とはずい分ちがう。
当たり前だけど。
日本人に美意識について、幕末に日本を訪れた外国人はこう言っている。

あらゆる方面で発達している日本人の美的センスは、どんな種類の塗料、ラッカーよりも白木の自然な色を好むのである。新しい家は〔障子〕紙と白さを競い合い、古い家は樫の木のような艶を帯びて、こちらの美しさも捨てがたい

(スエンソン 幕末)

 

ラジャスターン州はとても乾燥している。
だから木は貴重品だったのだろう。
それに、地震の多い日本だったら、メヘランガール城のような石の建物をたててもすぐに倒壊してしまう。

国の美意識は、その国の風土からつくられる面がある。

 

 

「暑さ対策」としてつくられたという「ベランダ」。
この「ベランダ」という言葉は、インドのヒンドゥー語に由来している。

ベランダ【veranda(h)】

住宅などの建物の周囲に造られた開放的なひさし,縁側。ヒンディー語のbaraṇdāがポルトガル語のvaranda(baranda)となり,やがてveranda(h)として定着した。

16世紀以後,東南アジアに進出したヨーロッパ人は,温湿な風土にあわせ独特の建築様式(コロニアル・スタイル)を作りあげたが,これは家屋の前面ないし四周にとりつけた高床の深いひさし(ベランダ)がその特徴となっていた。

(世界大百科事典 第2版の解説)

 

ジョードプルは、インド旅行でおススメの場所です。
もしジョードプルに行ったら、「旧市街」に宿をとりましょう。
車が入ることができない細い迷路のような道が続きますが、日本からしたら「異世界」に迷い込むことができます。

女性1人でなければ、早朝の散歩とてもいいですよ。

 

 

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2 件のコメント

  • こんばんは♪
    私のブログにコメントのこしていただきありがとうございます!
    歴史や意味など書かれてて、とても勉強になりました♪
    また、ちょくちょくのぞかせていただきますね。

  • こんにちは!
    コメントありがとうございます。
    ぜひ、のぞいてください。
    インドでは、気をつけて楽しい旅をしてきてください!

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    今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。