日本・ドイツ・韓国、電車の運行が一番正確なのはどこの国?

 

今年8月、京都のゲストハウスで、アメリカ人とドイツ人と知り合った。
それで翌日、彼らを伏見稲荷と金閣寺に案内する。

そのときドイツ人から聞いた話で意外だったのは、ドイツの電車はけっこう時間に遅れるということ。
5分や10分なら、遅れのうちに入らないらしい。

ドイツ人の国民性は規則やルールをしっかり守ることだと思っていたから、電車の運行も時間通りだと勝手にイメージしていた。
ゲストハウスで出会ったイタリア人も、「ドイツ人は日本人に似ている。真面目でルールをよく守るから」と言う。

 

世界的に見て、日本人とドイツ人は「時間に厳しい」というイメージがあると思う。

例えば、サーチナの記事(2018-02-20)には、中国メディア・参考消息から引用してこう書いてある。

ドイツについては「時間を守るということは相当重要。8時にディナーの招待を受けたのならば、8時丁度に相手の家の扉をノックしなければいけない。5分でも送れるようならショートメールで知らせる。5分早く着いた場合も、時間を潰して定刻ぴったりになるまで待つのだ」と紹介している。

世界各国の「遅刻」事情・・・日本とドイツが厳しすぎる!=中国メディア

 

でもそのドイツ人は、「最近は中東からの移民が増えているから、ドイツの社会は変わっている」とも話していた。
「ドイツ人の国民性」というのも、一言では言えないかもしれない。

 

 

そんなドイツ人でも、JRや京阪電鉄を「すばらしい!完璧な運行だ」とほめていた。
彼の言葉からすると、ドイツの電車はけっこういい加減らしい。

「ドイツでは鉄道の定時運行率はどのぐらいだろう?」

疑問に思って調べてみたら、ポンコツだった。

「ポンタのドイツ観測所」の記事(2017/12/1)から。

そもそもドイツ鉄道が2017年に目標としている定時運行率はたったの81%であり、それも6分以上遅れなければ遅延に該当しない。

8割に満たない定時運行率で、未だ悪評を払拭する事が出来ないドイツ鉄道

 

「では、日本の定時運行率は?」となるところだけど、日本は別格過ぎる。

海外では5~15分ぐらいの遅れであれば、「定時」とみなすところが多い。
ドイツも6分未満の遅れなら定時扱いだ。

でも、日本では15~30秒のずれでも「遅れ」とされる場合がある。
日本と外国では、定時の概念が違いすぎるから比べられない。

 

 

YouTubeを見ると、「おい!日本の電車の運行はこんなに正確なんだぜ!」という動画が山盛りある。
ある動画には、こんなコメントが寄せられていた。

 

 

The Japanese should take over the whole British rail network.
「日本人はイギリスの全ての鉄道網を引き継ぐべき」

Oh and the German one too please!
「ドイツのもお願いします!」

The Cypriot bus system as well!
「キプロスのバス・システムも!」

And the Australian one too, the Japanese are brilliant.
「オーストラリアのも。日本人はすばらしいよ」

 

 

最近、電車の定時運行について、もうひとつ意外に思ったのが韓国鉄道だ。
韓国も電車の運行は正確だと思っていたけど、朝鮮日報の読者の意見( 2018/09/23 )を見ると、ドイツほどじゃないけどけっこうポンコツらしい。

ソウルに行くときは16分、釜山に戻るときは10分予定よりも遅れた。ムグンファ号ではこの程度の遅れは全然珍しくもない。

読者の意見:ムグンファ号は遅延が多すぎだ

釜山市にお住いのパク・オッキさん(読者)は、「当たり前のように遅れるのは問題だ」と怒っている。

「読者の意見」といっても、それを選んで紙面に載せたのは朝鮮日報だ。
だから、朝鮮日報も韓国鉄道の遅延を問題視しているのだろう。

 

このレコードチャイナの記事(2015年6月27日)にある韓国人のコメントを見ても、鉄道の定時運行率は「日本>韓国>ヨーロッパ」という意識が韓国にあるようだ。

韓国の高速鉄道は遅れが当たり前?列車の定時性ほぼ毎年下落

「日本に行ってみて。新幹線が遅れたのを見たことがない」
「日本の悪口ばかり言ってないで、顧客の時間まで配慮する姿勢を学んで。乗り換えだってあるんだから、定時性は重要だ」
「ヨーロッパなどと比べたら、韓国はかなり良い方だと思う。日本の正確性は病的だ」

こうみると日本・ドイツ・韓国の3国で、電車の運行が一番正確なのは日本と断言できる。
世界ナンバーワンかもしれない。
ただし、病的に見えるらしい。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。