2018年紅白歌合戦、韓流“全滅”。韓国が生み出す嫌韓日本人。

なんだ韓流、また全滅かよ。

2018年の紅白歌合戦のこと。
もちろん、「TWICEが出るじゃねえか」というツッコミ待ちですよ。
ここでいう韓流とは、韓国人アーティストのこと。

紅白歌合戦には、キム・ヨンジャ（2001年）から東方神起（2009年）まで、９年連続で韓国人アーティストが出場していた。
韓流が大ブームだった2011年には東方神起、少女時代、KARAの３組が出場する。
思えばこのときが全盛期。

でも2012年に、李明博大統領が韓流ブームを終了させてしまう。
李大統領は竹島に上陸し、さらに天皇陛下に謝罪要求をしたことで日本を激怒させる。
衆議院と参議院の本会議で、李明博氏への抗議決議が採択された。

影響は民間にも広がる。
このときから、明らかに“嫌韓”の日本人が増えた。

この影響で、官民ともに交流事業の中止が相次いだ。また、韓国を訪れる日本人観光客も、ウォン高にシフトしていたことも相まって減少をし続け、2013年には長年日本人が1位であった入国者数でも、初めて中国人が1位になり、2位に転落することになった。

韓国による天皇謝罪要求・対韓感情への影響

この年の紅白では、韓流アーティストは１人残らず姿を消した。

でも、陽はまた昇る。
去年、６年ぶりにTWICEが紅白歌合戦に登場して、韓流が勢いを取り戻してきた。
・・かのように見えた。

でも今度は、韓流アーティストがつぶしてしまう。
BTS（防弾少年団）のメンバーが「原爆Tシャツ」を着ていたことで、日本人を怒らせる。
BTSの紅白出場は確実視されていたけど、この愚行でさようなら。

「この影響で、韓流アーティストが全滅するかも」という不安が韓国側にあったのだけど、TWICEだけはかろうじて生き残る。
聯合ニュースは、「韓国勢として唯一の出演となる」と安どのため息をついていた（2018/11/14）。

韓日関係の悪化に伴って韓流ブームが下火になり、１２年からの５年間は紅白の出場者リストから韓国歌手の名前が消えたが、昨年６年ぶりにＴＷＩＣＥが初出場を果たした。

ＴＷＩＣＥ　「嫌韓」乗り越え紅白出場決定＝２年連続

ボクはTWICEの曲を一曲も知らないのだけど、このグループに人気や実力があることは間違いない。
それで「日本の嫌韓を乗り越えた」と記事の見出しで韓国側は強調している。
でも、それだけじゃ不十分。
紅白出場を決めた別の理由に「TWICEは韓国色が薄いから」ということがある。

TWICEはメンバー９人のうち、５人が韓国人、３人が日本人、１人が台湾人という多国籍グループだ。
日本人３人のおかげで、嫌韓の風がよけてくれた。

そのことは先ほどの記事も指摘している。

芸能関係者は「ＴＷＩＣＥにはミナ、サナ、モモの日本人メンバー３人がいるため、比較的現地の反感が少なかったようだ」と説明した。

ＴＷＩＣＥ　「嫌韓」乗り越え紅白出場決定＝２年連続

“保険”がきいた。

でも、いまの日本に2011年の輝きはない。
東方神起、少女時代、KARAのように「100％韓国人アーティスト」が３組も紅白に出場することは考えられない。

2012年には大統領が“大嫌韓時代”を招いて、2018年には韓流アーティストが嫌韓モードをつくり出した。
結局のところ、韓国が大嫌いな「嫌韓日本人」を大量生産するのは韓国だった。
こういう自虐行為はいい加減やめたほうがいい。

K-popのことはほとんど知識がないのだけど、今年の紅白は白組にBTS、赤組にTWICEが出場すると予想していた。
あのキノコ雲を見るまでは。
「原爆Tシャツ騒ぎ」でBTSが消えて「代わりに東方神起が出るのかな？」と思ったのだけど、彼らは“事故”に巻き込まれてしまったらしい。

日刊ゲンダイの記事（11/15）で、日韓芸能ジャーナリストの吉岡斗志氏がこう説明している。

「１０月スタートのＮＨＫドラマ『主婦カツ！』では主題歌を歌い、当初は当選が確実視されていました。しかし、韓国人だけでコンビが構成されているため、視聴者から反発を受ける恐れがあるとＮＨＫは判断したのでしょう。ＢＴＳのトバッチリを受けた感じです」

BTSと東方神起は紅白落選…TWICEだけが残ったワケ

「100％韓国人」はいまの日本にはまだ早すぎる。

東方神起のファンはどう思っているのだろう？
そう思って、書き込みをのぞいてみた。

・ちょっと期待したのにTT
・つくづく二人が日本人ならよかったのに政治がからんでくる国の芸能人は可哀そう
・髭の猿真似→BTSにチャンス→BTS原爆Tシャツ →白組K枠消滅TT
・今年出れなかったらもうこの先出れないな
・TWICE出れんのか
・日本人がいるらしい
・トゥワイス紅白決まってんじゃん
日本人麺いるから許されるのか

「日本人抜きの完全韓流」が受け入れられるのは、まだ先のようだ。