海外旅行のトラブル・いつでも確認、すべては自己責任

 

始めの一言

「ヨーロッパ人が日本からその教訓を新しく学ぶのはいつの日であろうか
ーかつて古代ギリシャ人がよく知っていた調和・節度・渋みの教訓をー
(チェンバレン 明治時代)」「日本絶賛語録 小学館」

 

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東京と名古屋で、旅好きの人たちが集まると聞いてボクも行ってみた。
今回は、そのときに聞いた話や感想なんかを書いていきたい。

 

今回の内容

・旅でのトラブルは?
・帰国してわかる日本のよさ
・日本の社会は、過保護?

 

・旅でのトラブルは?

今回集まった旅好きの人たちは、ほとんどが20代。
アラフォーの自分は、OA(オーバー・エイジ)枠で参加させてもらう。

このなかには、世界一周をしたという強者もいた。
で、さっそくきいてみる。

「旅でのトラブルって、何かありましたか?」

ついつい旅で楽しかったことより、辛かったことをきいてしまう。
なんせ、「トラベル」の語源は「苦しい」というフランス語らしいからね。

Travel・・Anglo-Frenchの”travailler” が語源。
意味は苦難、辛苦など苦しいという意味。現代英語でもtravailは陣痛(生みの苦しみ、の意味)
「Travel」の語源って、ご存じですか??

 

その人の場合、世界一周したけど命にかかわるような危険はなかった。

あるとすれば、「キャッシュカードを取り忘れてしまったこと」だという。
しかも、「あれ?カードがないぞ?」と気づいたのは、その国を出て隣りの国に入ったときだった。
カードのためにまた戻るわけにもいかず、もう、どうしもない。

 

でも、なんで大事な大事なカードを取り忘れてしまったのか?

「海外では、日本みたいに細かい配慮がないから」
ということらしい。

 

日本のATMでお金を引き出す場合、カードの取り忘れないように音が鳴って知らせてくれる。
海外では、こんなサービスはない。
ATMを使っても、音を出して知らせてなんかくれやしない。
だから、引き出した現金を財布にいれて、ついついカードを取らずにその場を離れてしまったという。
そして、「あれ、そういえば・・」と気づいたのは隣の国。

 

そんな経験をした彼は、しみじみこう言う。
「日本の社会は、本当にいろいろなところまで気を配っていますね」

それは、同感だ。

 

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・帰国してわかる日本のよさ

日本は、細かいところまで目が行き届いている。

空港や鉄道の駅では、いたるところに表示があってどこに何があるのか分かりやすい。

中国の大連の空港には、案内がなくてびっくりした。
大都市の国際空港なのに

市内まで行くバスはどこから出ているのか?
タクシー乗り場はどこにあるのか?
そもそも、そうした情報を教えてくれるインフォメーションセンターすらなかった。

 

こういう体験をすると、日本に帰国してすぐに「日本は至れり尽くせりだなあ」と感じる。
空港にはインフォメーションセンターがあって、ちゃんと職員がいる。
韓国やタイの空港のインフォメーションセンターの職員は、いすに座ってスマホをいじっていた。

日本のインフォメーションセンターではいすなんてなくて、職員は当然のように立って対応している。
聴覚に障害があって言葉がうまく話せない人のために、筆談ボードも用意されていた。

 

日本では、電車が時刻に遅れることはまずない。
インドを旅した時、列車が時刻どおり来た記憶がない(最近は改善しているらしい)。
ヤンゴン(ミャンマー)の環状線の列車には、時刻表がなかった。
あったのかもしれないけれど、気がつかなかった。

 

日本では、駅のホームで電車に乗るところに印がしてある。
インドの駅では、列車の到着を知らせる表示板が壊れていた。
そのことをインド人に話したら、ため息をついてこう言う。

「そうなんだよ、それが問題なんだよ」

物がすぐ壊れること?

「いや、そうなじゃない。物が壊れるのは仕方がない。壊れても直そうとしないことがインドの大きな問題なんだよ」

これは国民性にかかわる問題だ。
日本だったら、きっとその日か翌日には直しているはず。

 

 

日本では、次の停車駅で乗り換えがあるときは「~行きの列車は、何時何分に何番ホームから発車します」といったアナウンスで知らせてくれる。
さらに、電車の降り口が右側か左側かといったところまで教えてくれる。

インドでは、次の駅を知らせるアナウンスがない。
今自分がどこにいるか、次の駅はどこなのかが分からない。
まわりのインド人にきくしかない。
きいたところで、きいた人によって言っている駅名がちがって、かえって混乱することもあったけど。

 

アメリカやヨーロッパの先進国は行ったことがないから、そういった国の状況は知らない。
けど、今まで旅したアジアや中東の国で、乗客のことを考えてこんなに親切に知らせてくれる国はなかった。

 

「日本の気配り」についていえば、最近、台湾から来た友だちもそれに感激していた。
コンビニで買った飲物にはストローがついているし、割りばしの中にはつまようじが入っている。

「台湾人なら、こんなところまで気がつきませんよ」
と感心していた。

 

行天宮

台北の行天宮

 

「でも、恵まれすぎっていうのも考えものですね」
カードを取り忘れてしまったという旅人は言う。

それも同感。

海外では、「ウッカリ」ということがよくある。
だから、海外に行ったときは気をつけないと。
ATMで、カードの取り忘れ防止のブザーなんてものはない。
日本の社会は、トラブルを見こして、そうならないように配慮してくれている。

外国では、自分で確認しないといけなし、何かあったらすべて自己責任。
というくらいの覚悟が必要。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

今まで、東南アジア、中東、西アフリカに旅をしてきました。外国に行って初めて気がつく日本の良さや特長があります。以前、歴史を教えていたので、その経験もいかして、日本や世界の歴史や文化などをテーマに、「読んでタメになる」ようなブログを目指します。