【韓国人の発想と行動】社長に政府、あきれた言い訳の数々

 

人生では、何回か逆境が訪れる。
やって来るものもあれば、招き入れるものもある。
でもそんなときは、こんな偉人の言葉を思い出してほしい。

シェイクスピアはこう言った。

「豊かさと平和は、臆病者をつくる。苦難こそ強さの母だ」

ウォルト・ディズニーいわく、

「逆境の中で咲く花は、どの花よりも貴重で美しい」

ピンチになったとき、人は真価を問われるし本性もあらわれる。
ということで今回は、苦しい立場になったときに出てくる韓国の人たちの言い訳を見ていこう。
言葉はその人の価値観や考え方から生まれる。
これから紹介する言葉は個人ではなくて、韓国社会で影響力のある人たちの公での発言だから、韓国人の一般的な発想と行動とみることができる。
「どの花よりも貴重で美しい」かどうかは自分でたしかめてほしい。

 

つい最近、韓国のKTX(韓国高速鉄道:Korea Train eXpress)が脱線しやがりました。
乗客を乗せていたから負傷者も出る。
これが韓国国民に大きなショックをあたえた。

日本でいえば、新幹線が脱線して多数の乗客が負傷するようなもの。列島震撼だ。

韓国はいま原因解明の真っ最中。
説明責任を負うことになった鉄道公社社長は国民の注目が集まるなか、脱線の原因を寒さのせいにした。

中央日報の記事(2018年12月09日)から。

韓国鉄道公社の呉泳食(オ・ヨンシク)社長はこの日江陵市庁で事故関連会見を開き、「気温が氷点下に急激に落ちたことに伴う線路異常と推定される」と明らかにした。

<KTX脱線>寒さによる線路異常が原因? 専門家ら「納得できない」

 

そうか寒さか。なら仕方ない。
と思った韓国国民はいないだろう。

鉄道の専門家は「きょう程度の寒さのために線路に異常が生じるというのは納得しがたい」と、社長の説明をまるで信じていない。
ちなみに、その日の脱線現場の最低気温は氷点下7~8度ほど。
韓国のこの地域では「線路に異常が現われるほどの寒さではない」という。

社長がしたのは説明ではなくて、苦しまぎれ&責任逃れの言い訳だった。
だからすぐにこうなった。

中央日報の記事(2018年12月11日

「KTX脱線事故、責任痛感」 KORAIL社長が辞任へ

脱線はやって来たものだけど、辞任は自ら招いたに等しい。

脱線事故の原因はどうやら、ポイントのケーブル誤接続を1年以上放置していたことにあるらしい。
さらに韓国鉄道公社への天下りも問題になっている。
結論からいえば、この脱線事故は天候ではなくて「人災」とみてほぼ間違いない。

ちなみに、「あったかいんだからぁ」じゃなくて「その日は寒かったから」という社長の言葉は日本のメディアも取り上げていた。
JB PRESSの記事(

国民の間で批判と不安が広がったうえに、さらに、火に油を注ぐ事態があった。よりによって、コレールの社長がとんちんかんな発言をしたのだ。

韓国で頻発する鉄道事故、原因究明より責任転嫁

初期消火に失敗したら燃え広がるしかない。

 

国家を代表する会社の社長の次は、国民の代表・韓国大統領府の言い訳を見てみよう。

2016年、大統領府がバイアグラ(性的不能治療薬)を大量購入していたことが判明した。
ちなみにこれを購入したときの大統領は朴槿恵(パク・クネ)氏(受刑者と書くべきか?)。
これがバレて野党から追及を受けた大統領府はこう説明している。

産経新聞の記事(2016.11.23)

大統領府報道官は、バイアグラが高山病に効果があると聞き、今年5月に朴槿恵大統領が標高の高いアフリカの都市を外遊するのに備えて買ったと主張した。

「大統領府がバイアグラ購入 『高山病に備えて』と説明 購入動機に疑念」

大統領のアフリカ外遊で、バイアグラを用意する国が韓国以外のどこにあるのか。
この国では政治さえエンターテインメントになる。

しかも大統領府はこれとは別に、大量の高山病薬を購入していることが明らかにされた。
これが韓国劇場だ。

安倍政権が税金で大量のバイアグラを買っていたら、壮大な祭りがはじまる。

「その日はとても寒かったから」とか「高山病に効果があると聞き」という言い分けは見苦しいにもほどがある。
でも、そんな韓国は憎めない。

 

ただ、これは笑えない。

2015年の慰安婦合意で、韓国は「慰安婦を性奴隷と呼ばない」と日本に約束した。
でも今年(2018年)2月、スイスのジュネーブで開かれた国連の女性差別撤廃委員会で、鄭(チョン)女性家族部長官が「性奴隷」という言葉を使ってくれた。
*長官は日本でいう大臣。

韓国政府の公式名称は「日本軍慰安婦被害者問題」だから、国連の場で性奴隷と言うのはあってはいけないことだ。
「合意違反だ!」と抗議する日本に、韓国側は“真意”をこう説明した。

朝鮮日報の記事(2018/02/23)

「韓国政府が公式に使用する言葉は日本軍慰安婦被害者だが、国連の報告書では性奴隷という表現を主に使用しているため、委員たちの立場を尊重する観点から性奴隷という表現を慰安婦という表現と共に並べた」

韓国閣僚が慰安婦を「性奴隷」 日本の抗議に「国連報告書で使う言葉」

 

「主に」というけど、その頻度はどれぐらいなのか?
それに日韓合意の前後でその回数も変わってないか?
勝手に国連を代表してはいけない。

こんな言い訳が通ってしまうなら、何でもやりたい放題だ。
じっさい韓国は慰安婦財団を解散させるなど、一方的に好きなことをやっている。
そしてそのたびにテキトーな言い訳をして、日本を怒らせたりあきれさせたりする。

こういうしぶとさは「強さの母」かもしれないけど、絶対に「貴重で美しい」ものではない。
韓国文政権はずっとこんな感じだから、いまの日本政府はもう“放置状態”だ。
日韓はきっとこのまま年を越して、来年も同じことをくり返す。
しょうもない言い訳をするのは韓国国内でも同じだけど、日本が相手なら辞任するほどの大事にはならないから。

 

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韓国 「目次」

韓国の約束破り。国連で「性奴隷」発言からのあきれた言い訳

当時の慰安婦が否定する今の韓国人の常識「過酷な性奴隷」説。

韓国が伝えない慰安婦の”真実”、実際はどんな生活だったのか?

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韓国の反日感情の「原点」1945年8月15日、悔しさの理由

 

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今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。