証拠映像で分かる、日本人と韓国人の感性・価値観・表現の違い

 

いいのか日本?
ついに韓国が怒ったゾ。

それまで控えめだった対応(えっ?)を一変し、日本に対して強気に出ることを決めた。

時事通信の記事(1/4)

日本の「事実歪曲」に「積極対応」=李首相指示で方針転換―韓国紙

「韓国海軍の駆逐艦が自衛隊機に射撃用レーダーを照射した」とくり返し訴える日本に、韓国政府はもう我慢できないらしい。
日本の主張を「事実わい曲」と決めつけ、2019年からは「積極的な対応」を取る方針にしたという。

韓国最高裁の判決を日本が「国際法違反」と非難したことも韓国側は怒っている。
国民の目もあって韓国政府としては、日本には積極的、つまり攻撃的に出るしかなくなったわけだ。

 

韓国国防部が自分たちの主張の正しさと日本の「事実わい曲」を証明する動画をユーチューブに公開したのも、積極策の表れだろう。

 

でもこの映像で明らかになったのは、韓国人と日本人の圧倒的で絶望的な感性や発想の違いだった。

動画を再生すると、まず広告が始まる。

はじめは別のページを開いてしまったと思ったのだけど、間違いなく韓国国防部のもの
広告を入れるということは、収入が目的と考えていいのだろう。
でも、それは政府機関のすることか?

小銭をゲットすることで、国家として大事な何かを失ってしまうような気がする。

 

日本のネット民もびっくり

 

そして動画を見ると、BGMが流れている。
検証映像に音楽をつけてどうする。
事実を証明したいのなら、主観や感情を排除して客観的な映像と正確な説明だけでいいのに。

ネットを見ると、BGMに違和感を覚える日本人が続出。

・こういうのにBGM付けると説得力なくなるんだけどな
・真面目にやれよ!国家の威信がかかってるんでしょ?
・What is purpose this BGM?
・ついでに文字が出るたびに効果音まで入れてさ、映画の予告じゃねえんだぞ
・韓国にはおかしいと思ってる人はいないのか?

どうみても逆効果。と思うのだけど、それは日本人と韓国人の感性の違いによる。

韓国メディアSBSはこんな報道(2019-01-04)をしている。

日 영상 활용해 ‘되치기’…軍 적극 반격, 승부수 던졌다

「日本の映像を「ひったくり」して、韓国軍が積極的に反撃、勝負に出た」とある。

韓国側が公開した映像のほとんどは、防衛省が公開した映像だった。
このことから日本では「韓国がパクった!」と非難の声が上がっていたのだけど、韓国メディアは「ひったくり戦略」とむしろ誇らしそう。

対馬の仏像が返ってこないワケだ。

この報道ではBGMについて、「落ち着いた感じの音楽」を加えたことで説得力が増したと言っている。
「我々にはそう感じる」と言われれば、全くその通りだから反論はできない。
納豆を「おいしい/激マズ」と感じるのはその人の感じ方の問題で、他人が異議を唱えるものではない。

でも日本人から見ると、この演出にはどうしても違和感がある。

テレ朝ニュース(1/4)でも、この映像を遠回しに皮肉っている。

国民向けということを反映してか、動画にはBGMや効果音がこれでもかと使われていて、まるで映画の予告編のような作りです。

BGMや効果音満載 国民向けに正当性アピールか

韓国国民にはこういうのが受けるらしい。

 

「BGMや効果音満載」というより、この映像で満載なのは「ツッコミどころ」だ。
この動画のサムネイルはひどすぎる。

 

 

映像を見れば一目瞭然だけど、実際にはこんな場面はない。

「自衛隊機が低空飛行して駆逐艦に脅威をあたえた」という韓国側の主張をアピールするために、こんなサムネイルを作ったのだろう。

水平飛行していたはずの自衛隊機が、まるで駆逐艦に向かっているようだ。
韓国側のいう「カミカゼ攻撃」を意識したつくりになっている。
本当に映画の予告編のようで引いてしまう。というか冷める。

 

けっきょくこの映像を見ても、韓国側の主張が正しいかどうかはサッパリ分からない。
でも韓国人と日本人では、感性・発想・価値観とそれにもとづく表現方法がまるで違うことはよくわかった。
それと韓国政府がユーチューバー化していることも。

日本の「事実わい曲」に対して「積極対応」に出たはいいけど、方向性と目的が謎。
韓国側はこれから、日本語、中国語、フランス語、スペイン語、ロシア語、アラビア語バージョンの動画を順次公開する予定らしい。
でも、全世界が知りたいのは広告収入だ。

 

防衛省が「BGM・広告・サムネイルの加工」のどれかひとつでもやったら、日本国民からぶったたかれる。
とくに広告収入なんて国民を舐めているとしか思えない。
それでも、特殊効果に頼らざるを得ない映像が出たことで、日本の主張が正しいことがより確実になった。
韓国おつかれ。
そしてありがとう。

 

 

4 件のコメント

  • 毎日とても楽しみに読ませていただいています。
    私は韓国の音楽や食べ物から徐々にはまり、韓国語を勉強中で年に数回旅行するほどの韓国好きです。
    現地のみなさんはとても親切で、日本に来たことがある方も多く、私が少し言葉が話せることもあり嫌な思いをしたことがありません。
    それでも韓国政府は大嫌いです。
    今回のレーダー照射事件、あの動画で世界中に恥をさらせば良いと楽観的に思ってしまいますが、実際世界中からどのような見られ方をするのか気になります。
    海外紙には、戦後日本が韓国に謝罪していないことも今回揉めている原因のように書かれていたそうで、嘘でもなんでも声が大きいもの勝ちになるのではと心配になります。

  • こんにちは。
    コメントありがとうございます。
    韓国語には日本語と同じ言葉があって面白いですね。

    日本政府が嫌いな韓国人はいても、観光客に敵意を向ける韓国人はほとんどいないでしょうね。
    運悪く、そういう人に会ったという話は聞ききますが。
    いまの文政権は反日の度合いがひどくて私もイヤになります。パククネ前政権はまだよかったですよ。

    「嘘でもなんでも声が大きいもの勝ちになる」というのは実際にあります。
    慰安婦問題がそうです。
    韓国には根拠の薄さを声の大きさと量でカバーする発想があって、あまり関心がない第三者の外国人にはそれが成功することもあります。
    このことは近いうちに記事で書こうと思っています。
    では、寒くなりましたが、体調には気を付けてお過ごしください。

  • 返信ありがとうございます。
    私は戦後の歴史にあまりにも疎かったので、慰安婦問題が出始めたころ少し本を読んだりネットで調べたりして様々なことを知りました。日本人でも日本が行ってきた謝罪や賠償や支援について知らない方がたくさんいると思います。良いことも悪いことも事実として学校で教育して欲しかったとつくづく思いますし、
    これからは必ずしていかなければいけないと思います。

    私が初めてソウルの広蔵市場の屋台に行ったとき、50代くらいの韓国人男性が片言の日本語と英語で話しかけてきました。少し挨拶した後いきなり「私は伊藤博文が大嫌いで…」と言い始め、どうなることかと思いましたが、その方は山口県に歴史を学びに来られたそうでした。
    お互い片言で難しい内容は正確にはわかりませんでしたが、
    「人々は親切で礼儀正しく、風景も美しく日本酒が最高でした。日本は素晴らしい国でした。実際に行ってみなければわかりませんね。」と話し握手して下さいました。
    情けないことに当時の私は彼がなぜ伊藤博文をそんなにも憎んでいたのか全くわかりませんでしたが、
    嫌いだからこそ勉強しに現地へ行こう!というおじ様の姿勢に感動しました。

    今後の記事も楽しみにしております。
    kokontouzai様もご自愛下さいませ。

  • とてもいい体験をされましたね。
    ネットで接する韓国人と現実に出会う韓国人は大きく違います。
    私はネットで「日本人の猿は早く死になさい」と言われたことがありますが、韓国で会った韓国人はいい人が多かったです。
    もちろん、その人の政治的な考え方はわかりませんが。
    ネットだけで韓国人とやり合うと、憎悪と憎悪の応酬で終わってしまいそうな不安があります。
    韓国だけではないですが、ネットで広く浅く情報を知って個人的に深くかかわると相手の本当の姿が見えてくると思います。

    私も50代くらいの韓国人と話をしたことがあります。
    その人も「日本人は礼儀正しくてやさしい人たちだ」と褒めたあと、「だから政府の間違った歴史を教えられているのがかわいそう」と言って韓国史観の歴史を話し出しました。
    相手は100%善意なので、こっちは余計困ってしまいます。
    一般人レベルでは、会って話をしないとわからないことも多いです。

    では、また何か感じたことがあればコメントください。

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    今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。