昨年末、韓国軍の駆逐艦が自衛隊機に射撃用レーダーをあてたことで、「レーダー照射問題」がぼっ発。
防衛省は当初、韓国との話し合いでの解決を考えていたけれど、とうとうそれをギブアップ。
韓国側は虚偽の説明をしたり、事実確認を拒否したり、逆に日本に謝罪を要求したりと、ジャイアンのようにやりたい放題。
もう日本は韓国の相手をしていられなかった。
防衛省はこの間、世界に日本の主張の正しさをアピールして、国際世論を味方につける戦略に出た。
それで証拠映像をユーチューブに公開したことは、この問題に関心のある人なら誰でも知ってるはず。
公開された映像のコメント欄を見ていて、日本語を学んでいるというアメリカ人のコメントが引っかかった。
韓国人が英語でウソ情報を書き込む「情報の攻撃」をしているから、このアメリカ人はそのことを日本人に知ってほしいと訴えている。
ウソをふくめて、韓国に有利な情報を書き込んで世論を味方につける「情報攻撃」をするとしたら、それは韓国の「VANK」じゃないだろうか？
このバンクという民間組織をご存知ですか？
韓国の正しい姿を世界に伝えることを目的に、おもにインターネットで情報宣伝工作活動を行う組織のこと。
政府から資金援助を受けている公認組織だから、規模も影響力も大きい。
韓国の歴史や文化などで間違った情報があったら、発信者に教えてそれを訂正させる活動なんかをしている。
それだけならいいのだけど、そこはやっぱり韓国で、結局は反日団体になってしまう。
韓国と日本の間には、いくつかの論争があるため、VANKは日本を「主敵」と定めて重点的な攻撃を行っている。
余談だけど、前にバンクはやりすぎてしまい、アメリカ側に250万ドル（2億2千万円）の損害をあたえて、FBIが調査に乗り出す事態を引き起こした。
くわしいことはここを開いてくれ。
日本を「主敵」と定めて、情報攻撃をしているのがバンク。
バンクのメンバーによるものか分からないけど、韓国人が慰安婦問題についてのデマ情報を書き込んでいるのはよく見る。
たとえば、「日本は20万人の韓国人女性を強制連行した」とか「日本軍は14歳の少女を性奴隷にした」といった事実無根のコメントをしている。
アメリカ人が公開した天皇を紹介する動画で、「日本の天皇は戦争犯罪人で～」「731部隊がしたことは～」などのまったく関係ないコメントがあったのを見たことがある。
昨年、K-popグループのBTS（防弾少年団）のメンバーが「原爆Tシャツ」を着ていたことが日本人を怒らせ、ミュージックステーションへの出演をキャンセルされる出来事があった。
このときバンクの団長が中央日報の記事（2018年11月14日）でこんなことを言っている。
パク団長は「これに対しＶＡＮＫは帝国主義という大きな脈絡の中でホロコーストとナチズム、そして日本の戦争犯罪をひとつにまとめ、全人類にさらに積極的に知らせる活動を進めたいと思う」と話した。
韓国市民団体VANK団長、「日本は防弾少年団通じ戦争被害者イメージをロンダリング」
「韓国の正しい姿を世界に伝えることが目的」と言っても、結局は暗黒面に落ちてしまう。
この件についてくわしいことはこの記事をどうぞ。
外国人がよく読む英語版ウィキペディアで今回のレーダー照射問題を見ても、ボクが見た範囲では、韓国に不利な情報がなかった。
韓国側が主張を変えたり、ウソの説明をしたりしていたことが載っていなかったと思う。
そのことはこの記事をどうぞ。
韓国に有利なウィキペディアの記述を読んでいて、「これってバンクのメンバーが書いてないか？」と思ってしまった。
バンクは前にウィキペディアの記述に参加して、韓国に関する記述の多くを訂正したことがあるから、どうしても関与を疑ってしまう。
といっても韓国国防部と同じで、その客観的な証拠は何もないのだけど。
アメリカ人の「日本人に知ってほしいこと」というメッセージで、ウソの情報を英語で書き込んでいるというのを見て、まっさきに「VANK」の文字が頭に浮かんだ。
「日本の戦争犯罪を全人類に積極的に知らせる活動を進めたい」というパク団長の言葉が、具体的にあらわれているような不安がある。
日本にバンクのような組織はないだろう。
政府から資金を受け取り、韓国を「主敵」と定めて重点的な攻撃をおこなう民間組織なんて聞いたことがない。
日本では個人ががんばるだけだから、国際社会での情報戦では、韓国が日本の上を行っていると思う。
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