外国人が日本のコンビ二で不快な成人誌。撤去に海外の反応は?

 

日本のコンビニは、品ぞろえとサービスで便利すぎる。

前回、そんな外国人の声を紹介しますた。

イギリス人が驚く日本のコンビニ。商品・サービスがすごい!

でも日本のコンビニは、コンビニエントだけどパーフェクトではない。
海外での日本人のイメージについては、「礼儀正しい」というポジティブなものがある一方で、「エロい」という恥ずかしいものもある。
外国人のネットへの書き込みには「HENTAI」という言葉がときどき出てくるし、イギリス政府は日本に行く自国民に「chikan」に注意するよう注意を呼びかけている。

【恥ずかしい日本】イギリス政府「痴漢に注意」/盗撮と撮影音

 

イギリスBBCの報道(22 January 2019)でも、日本のコンビニの「恥部」に触れている。

Sex magazines are usually mixed in with other titles on racks near the front of the shop, sometimes on low shelves. The stores fear this could give a negative impression.

2020 Olympics: Japanese chains scrap porn magazines

 

日本では「成人誌」というあいまいな表現を使うけど、英語にしたら「Sex magazines」だ。
「セックス・マガジン」が店に堂々と置かれている。
日本では昔からそんな状態だったけど、最近では訪日外国人が増えたせいもあって、店側も「a negative impression(悪い印象)」をあたえることを嫌がるようになってきた。

あの光景に驚く外国人は多い。
コンビニの「Sex magazines」については、いままでアメリカ人、イギリス人、インド人などから「小学生の子供が利用する店であれはない」「なんであんな本が置いてあるのか?」という苦情を聞いたことがある。
でも台湾人、韓国人、タイ人などからこういう文句を聞いた覚えがない。
欧米人はエロに厳しくて、アジア人はおおらかだと思う。

まあ、あれはあれで、ネットで買い物をしないお年寄りにはコンビニエントなんだけど。

 

アメリカのコンビニ(のような店)の場合、エロ本は置いてないか、目立たないように隅に少しだけあるという。
後ろめたさがあるから、控えめな存在だ。
でも日本では、エロ本に市民権があたえられている。
コンビニでは他国を圧倒する品ぞろえで、堂々と目立つところに置いてある。

でもいまの日本は、年間3000万人の外国人が訪れる世界に開かれた国だ。
今年はラグビー・ワールドカップ、来年は東京オリンピックが開かれる。
そんな国際化を意識して、とうとうコンビニのエロ本から市民権がはく奪されてしまった。

ミニストップではすでにエロ本の販売はない。
先月、セブンイレブンとローソンも取り扱いをやめると発表した。
「すべてのお客様が利用しやすい環境づくりのため」というセブンイレブンの説明は、他のコンビニも同じはず。

でも、ファミリーマートは違った。
ファミマだけはそんな自主規制の空気にあらがい、「(成人誌の)取り扱いをやめる方針はありません」と言い切った。
それでネットから、「最後の希望」「俺たちのファミリーマート」などと称賛を浴びる。
と思ったらファミマはその翌日(1月22日)、こんな発表をした。

「2019年8月末日をもちまして、原則、全国のファミリーマート店舗にて、『成人向け雑誌』の販売を中止いたします」

やっぱり、時代に逆らうことはできなかったらしい。
これにネットの反応は?

・いらないけどさみしい
・日本の言論の自由は死んだ
・足並み揃えてきたな
・ローソン、セブンイレブンがやめてるのにファミマだけエロ本売るではイメージ悪いもんなあ。
・店頭で内容確認してから買えなくなった時点で
コンビニで販売してる意義は消えた
・東京だけやめればいい
・今までが異常だったんだよ

「日本のコンビニが成人誌を撤去する」というニュースは世界的にはどうでもよさそうなものだけど、海外ではけっこう注目されている。
イギリスの他にもアメリカCNNが報じていた。(2019.01.23)

The sale of pornography, including “manga” — explicit, illustrated comic books — is widespread in Japan. Most pornographic material is displayed under a plastic guard in convenience stores, which warns that underage customers are prohibited from buying it, but is often displayed within easy reach of children.

Major Japanese convenience store chains to stop selling pornography ahead of Rugby World Cup

 

マンガをふくめて日本ではポルノが広く販売されている。
コンビニでは「未成年は買うことができない」といった注意書きがあるけど、子どもの手が届くところに置いてあることも多い。

アメリカよ、これが日本だ。

 

イギリスBBCの記事は「大手3社の足並みが揃うこととなった」とこの動きに前向きだけど、韓国紙・中央日報の記事(2019年01月22日)を見るとどこか残念そう。

企業のこのような動きで、日本のコンビニエンスストアの雑誌コーナーから成人雑誌の陳列は次第に消えていくものとみられる。

東京五輪控えて日本のコンビニから消える「成人雑誌」…イメージ考慮

さすが「俺たちの中央日報」だ。

 

でも、エロ本撤去を悲しく思う外国人もいる。

 

 

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今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。