韓国と中国の関係:大気汚染で「恐怖と救い」を同時にあたえる

 

ちょっと前まで韓国の大気汚染は過去最悪で、「世界最悪レベル」とまでいわれていた。

 

でもいまは汚染のピークを超えたらしい。
知り合いの韓国人から先週、日本語でこんなメールをもらった。

「この前まで本当に空気が悪い、マスクなしでは外に出られないようでした。でも今はロシアからシベリア気流が下りてきて、ほこりがなくなりました。空も青いです。」

大気汚染の韓国で、マスクなしで外に出るなんて「自殺行為」に等しい。

この原因は「PM2.5」という小さな悪魔だ。
これはおそろしく小さな汚染物質で、肺の奥にまで侵入してしまう。
そして、ぜんそくや肺がんなどを引き起こす原因になっているといわれる。

これについて韓国は「PM2.5は中国からやって来ている」と主張するのだけど、中国はそれを認めない。
「韓国は何を根拠としているのか?」と一蹴した。
ここ1000年ほど、韓国と中国の関係はこんなもんだと思う。

ボクには韓国と中国のどちらが正しいのかは分からないけど、日本でも2013年ごろ、中国から飛来するPM2.5が大きな問題になっていたから、韓国の大気汚染も「中国由来」ではないかと思ってる。

 

これはその罪滅ぼしだろうか?
中国側は韓国にこんな「プレゼント」をしている。

朝鮮日報のコラム(2019/03/23)

韓国に空気清浄機を売りつける「大気汚染源」中国

韓国ではいま、中国製の空気清浄機が飛ぶように売れている。
韓国側の見方だと、これは「中国から飛んでくる微小粒子状物質(PM)2.5の恐怖のためだ」という。
表現のしようがないほど皮肉な現象だ。

でも、中国製の空気清浄機の売り上げは、1年間で11倍になったというからすさまじい。
とくに「シャオミ」という中国メーカーが韓国のピンチを“チャンス”に変えている。

シャオミはPM2.5に対応した最先端マスクも開発し、販売している。マスクの内側にPM2.5対応のフィルターを装着し、空気清浄機を回すことで、内外部の空気を循環させる方式だが、値段は2万ウォン(約1900円)台だ。

 

韓国でPM2.5は「社会災害」に指定されている。

このコラムではその対策として、これから韓国政府が国民の税金をつかって、中国製の空気清浄機を家庭に広めるのではないかと心配している。

「恐怖」と「救い」を同時にあたえるなんて、中国さんさすがです。

話はそれるけど、これをされると、人はいいようにコントロールされてしまう。
人生の節目節目で気をつけよう。

 

 

あくまでも韓国側の見方だけど、大気汚染の発生源である中国が韓国に空気清浄機を売りつけている。
これに対して韓国のマスコミは文句を言っているけど、政府は中国には何も言えない。

これは韓国と中国の関係を象徴しているようだ。

韓国にとって中国とは恐怖と救いの対象。
貿易相手国ナンバーワンは輸出・輸入ともに中国で、韓国は中国なしではやっていけない。
中国は韓国経済に恵みの雨をもたらすけれど、怒らせたときに落とす雷もすさまじい。

2017年、韓国が高高度防衛ミサイル(サード)を配備して、中国を激怒させた。
その「報復」によって、きょねんロッテグループは2兆ウォン(約2000億円)の被害を受けてロッテマートは中国からの撤退を決定。

そしてちょっと前にも、中央日報にこんな記事(2019年03月07日)があった。

現代自動車、北京第1工場の稼動中断検討…販売不振で構造調整

中国で韓国の現代自動車が売れなさ過ぎて困っている。
それで現代自動車は、北京にあるこの工場での自動車生産をあきらめようかと真剣に検討中だ。
もしそうなると、100社以上ある韓国の自動車部品メーカーも大打撃を受けることになる。

中国を怒らせるとこんな目にあう。
だから汚染物質が中国からやって来て、空気清浄機の販売で韓国マネーを吸い取られても、韓国政府は何も言うことができない。

けっきょく韓国は中国に依存し過ぎているのだ。
だから「生殺与奪権」をにぎられてしまう。
中国と韓国の関係は、ジャイアンと「ドラえもんなし」という致命的ハンディを負ったのび太くんのように見えることがある。

 

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