日本人が韓国人の「国を思う気持ち」から学ぶこと、いけないこと

 

今回の内容

・日本のホルホル
・韓国のホルホル
・韓国の「ブーメラン」

 

・日本のホルホル

近ごろ、日本のテレビではやるもの。

それは、「日本はすごい!」といった内容のテレビ番組らしい。
そして、そうした番組を「日本のホルホル番組」という。

ネットを見ると、そうした番組に対して「気持ち悪い」「イタすぎる」「増えすぎ」という声が多い。
でも、見る人がいるからそうした番組が増えているんだろう。
見る人がいなくなれば、自然に減っていく。
需要と供給に文句をいっても仕方がない。

 

それに、昔の日本はもっともっとひどかったよ。
日本や日本人を、とにかく悪く言う社会の空気があった。

新聞の読者のお便りで「獣兵は 名乗り出よ!」というのがあったこともあった。

獣兵というのは、太平洋戦争を戦った日本軍の兵士のこと。
その日本人を人間としては扱わないで、「獣兵」だからね。

そんな狂ったような時代もあった。
今の「日本すげえブーム」は、その時代の反動じゃないの?
きっと、深いところでつながっている。

 

 

・韓国のホルホル

でも、ホルホルの「本場」韓国に比べたら、日本のホルホルなど足元にも及ばない。
このことに関しては、韓国は堂々と起源を名乗り出てもいい。
反対する日本人は、きっといないから。

 

っていっても、韓国のホルホル番組やホルホル記事は悪いことだとは思わない。

自分の国を好きになる。
誇りに思う。
それ自体は自然なことだし、大切なことでもある。

 

オリンピックで日本人選手や日本のチームがメダルを取ったり、ワールドカップで日本代表が勝ち進んだりしたら、うれしいし誇らしく思うことはごくごく自然なこと。

もちろん、それを「気持ち悪い」と思うのもその人の自由。

 

韓国人が「ホルホル好き」な理由の根底にあるのが、韓国が好きという率直な気持ちがあるんだろう。

「韓国人の国を思う気持ち」
これは、日本人が韓国人から学ぶことかもしれない。

 

でも、「これは学んではいけない」というところも当然ある。
韓国のホルホルは、「やり過ぎ!」というときがあるから。

 

ものごとには程度がある。
「やり過ぎるぐらいなら、やらないほうが良かったんじゃないの?」ということもある。

いわゆる「過ぎたるは及ばざるがごとし」、やり過ぎのこと。

 

韓国の地図を見ると、他の地名は漢字だけどソウルだけ「カタカナ」になっている。
「ソウル」という言葉は「みやこ」という意味の古い韓国語で、漢字がない。
もちろん、中国人のためにソウルという漢字はあるけど。

 

・韓国の「ブーメラン」

「韓国や韓民族は、偉大だ」

そう思うことはいい。
そして、国を思う気持ちから生まれる「ホルホル」も良いことだ。

でもやり過ぎると、それがブーメランとなって自分に返ってくることがある。
そして、自分がダメージを負ってしまう。

 

たとえば、高句麗のお坊さん「曇徴(どんちょう)」さんについてのホルホル話がそう。

韓国の小学生の歴史教科書には、この曇徴が日本にいろいろな文化を「伝えてあげた」と書いてあった(今もそうかもしれない)。

こんな具合に。

高句麗の文化を日本に伝えてあげた曇徴

「わかりやすい韓国の歴史 明石書店」

 

「日本に~してあげた」と書いてある。
けど実際には、この曇徴が日本に文化を伝えたかどうかについては、よく分かっていない。

曇徴【どんちょう】

推古天皇18年(610年)に来朝した高句麗(こうくり)の仏僧。生没年不詳。儒教の五経,絵画の彩色の法,紙・墨の製法,農具まで伝えたとされるが,確証はない。

(百科事典マイペディアの解説)

 

韓国には、ときどきこういうことがある。
韓国で「~ということがあった」と報道すると、「そういう事実はない」と別のところから打ち消されるようなこと。

 

なんで、こういうことが起こるのか?

それは韓国では、事実より「こうなってほしい」「こうなったらいいな」といった希望や期待を優先しがちだから。

 

そのことは誰より韓国人が認めていて、朝鮮日報の記事にはこう書いてある。

国際情勢に対する客観的理解や分析は後回しにして、われわれの希望や期待を前面に出すものの見方に完全にはまり切る傾向が非常に強いのだ。

「日本はいくら侮辱し続けても韓国の友好国であり続けるのか」

 

正確さがなによりも大事な歴史教科書や新聞記事でさえ、希望や期待が先立ってしまう。

 

事実の確認があいまいなまま文にしてしまうから、後から「そんな確証はない」と否定されることになる。
「誇らしい!」とホルホルしていると、「そんな事実はない」「それは分からない」というブーメラン(否定)が返ってきて、グサッと自分に突きさってしまう。

これを「韓国の様式美」という人もいる。

 

韓国人の愛国心や韓民族を誇らしく思う気持ちはいいことだと思う。
日本人が学ぶところもある。
日本人は韓国人に比べたら、国を思う気持ちなんてまだまだ薄い。

 

でも、ときどき韓国がやるような「ホルホルのしすぎ」や「根拠のあいまいなホルホル」は、反面教師にしたほうがいい。

このへんはこの記事を読んでほしい↓

歴史の知識もアップデートを。日本と韓国、曇徴と新羅について

法隆寺の金堂壁画は韓国人(曇徴)が描いた→「そんな事実はない」

 

ちなみにこの記事の始めの「近ごろ、日本にはやるもの」は、二条河原の落書「此頃都ニハヤル物」のパクリね。

「日本で一番有名な落書き」といわれているもの。

鎌倉幕府滅亡後に後醍醐天皇により開始された建武の新政が開始されてから程なく、建武元年(1334年)8月に建武政権の政庁である二条富小路近くの二条河原(鴨川流域のうち、現在の京都市中京区二条大橋付近)に掲げられたとされる落書(政治や社会などを批判した文)で、写本として現代にも伝わる。

専門家の間でも最高傑作と評価される落書の一つである。

(ウィキペディア)

 

今回の復習

・「度が過ぎることは、足りないことと同じくらい良くないということ」をあらす言葉はなに?
・韓国の首都はなに?
・それは、どいう意味?

 

答え

・過ぎたるは猶及ばざるが如し
・ソウル
・みやこ

 

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ABOUTこの記事をかいた人

今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。