英会話③外国人に英語で仏教の説明をするときに役立つ表現「悟りを開く」

 

クイズから始めます。

次の人物はだれだ?

*「炯々(けいけい)」は、「目などが鋭く光るさま(goo辞書)」ということ。

「汽船が再び戻って来たとき、私はまた出かけて行って、もっとおもしろい人物と知り合った。小さいが、炯々とした黒い目玉の、たくましい大男が寝台の上に横になっていた。この男の名前は島津左仲というのだと、おしえられた。私は、その男の片腕に刀傷があるのに気がついた。(アーネスト・サトウ)」
「一外交官が見た明治維新 岩波文庫」

 

これだけじゃ難しいね。
ヒント:幕末・薩摩藩・「たくましい大男」とくれば?

 

答え

「西郷隆盛」でした。

 

takamori_saigo

 

さいごう‐たかもり【西郷隆盛】

[1828~1877]
政治家。薩摩(さつま)の人。通称、吉之助。号、南洲。討幕の指導者として薩長同盟・戊辰戦争を遂行し、維新の三傑の一人と称された。新政府の参議・陸軍大将となったが、明治6年(1873)征韓論に関する政変で下野、帰郷。明治10年(1877)西南戦争に敗れ、城山で自殺。

(デジタル大辞泉の解説)

 

ついでに「アーネスト・サトウ」というイギリス人も知っときましょうか。
高校の日本史で習う人物。

 

サトー(Ernest Mason Satow)

[1843~1929]
英国の外交官。日本名、佐藤愛之助。号、薩道。文久2年(1862)英国領事館員として来日。パークス公使を助けて対日政策に貢献。明治28年(1895)公使として再び来日。日本・東洋研究家としても多くの業績を残した。著「一外交官の見た明治維新」など。

(デジタル大辞泉の解説)

 

 

 

さて、前回の続き。

外国人と英語で仏教の話をするときに役立つ表現のご紹介。

 

「涅槃」に続いて今回紹介するのは、「悟り」「悟りを開く」という言葉。

まずは、この言葉の意味を確認しときますかね。

 

さとり【悟り/▽覚り】

1 物事の真の意味を知ること。理解。また、感づくこと。察知。「―が早い」
2 仏語。迷妄を払い去って生死を超えた永遠の真理を会得すること。「―の境地に達する」

(デジタル大辞泉の解説)

 

「悟り」をあらわす英語は「supreme enlightenment」や「Buddhahood 」などがある。

ボクの場合、外国人との会話では単に「enlightenment(エンライトメント)」と言っている。
それでもまったく問題はない。

イギリス人おススメの表現だからいいはず。

 

では「悟りを開く」を英語で言うとどうなるか?

前回、仏教の目的とは「涅槃に行く(入る)こと」と書いた。
「涅槃に行く(入る)こと」を「Weblio 辞書」で調べると、「enter Nirvana」と書いてある。
それと同時に、「attain Buddhahood [supreme enlightenment]」とも書いてある。

 

これは、どちらでもいい。
「涅槃に行く(入る)こと」は、「enter Nirvana」でも「attain Buddhahood」でもOK。

 

ボクは、悟りという言葉の意味で「Buddhahood」ではなくて、「enlightenment」を使っているから、「悟りを開く(得る)」は「attain enlightenment(アテイン エンライトメント)」と言っている。

「attain」は「得る・手に入れる」という意味だから、「attain enlightenment」で「悟りを得る(開く)」という意味になる。

 

悟りを開けば、そのまま涅槃に入ることできる。
こうしたことから、基本的に「悟りを開く=涅槃に入る」と考えていい。

 

なかには、悟りを開いても涅槃に入らない「人」もいる。
文殊菩薩・普賢菩薩・観世音菩薩などがそうだという。

 

すでに悟りを得ているにもかかわらず、成仏を否定した菩薩も創造された。

(ウィキペディア)

 

厳密にいえばキリがないけど、「悟りを開く=涅槃に入る」と考えていいよ。
「Weblio 辞書」にはそう書いてあったし、仏教の専門家じゃないんだから。
あまりに正確な言い方を求めると、何も言えなくなってしまう。

 

 

 

先ほど、「悟りを開く(得る)」と言いたいときは「attain enlightenment(アテイン エンライトメント)」という言葉を使っていると書いた。

でも、前にイギリス人をお寺に案内しているときに「attain(~得る)」という言葉を忘れてしまったことがある。

 

でも、「得る・手に入れる」だから「get」でいいだろう。
と思って、「get enlightenment」と言ったところ、イギリス人が「それはちょっとおかしい」と言う。

 

「その場合、『get』という言葉はふさわしくない。それは楽して手に入れるようなときに使う言葉だから。『悟り』は、何度も生まれ変わってようやく得られるものだから、『attain』がいい」

 

なるほど!
「attain」と「get」の違いなんて知らなかった。
そういうことだったのか。

「英辞郎 on the WEB」を見ると、こう書いてある。

 

attain

達する、到達する◆《1》努力して目標などに、《2》成長して・自然に~の程度・高さ・レベルに

 

「悟り」であれば、確かにattainの方がふさわしい。
「ポケモンをゲットする」というようなものではない。

超レアのポケモンを、苦労の末に手に入れたのなら「attain」でいいかもね。

 

さて、今回も最後に英会話の勉強をしてみましょうか?

これは、イギリス人の友人からもらったメールの文。
さあ、英語にしてみよう。

・今日はとても忙しいの。
・だから、時どきスカイプで話しましょう。
・あなたのスカイプネームはなに?
・登録しとくわ。

 

答え

・Today I’m very busy
・So let’s Skype sometime!
・What is your Skype name?
・I will add you

 

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今まで、東南アジア、中東、西アフリカに旅をしてきました。外国に行って初めて気がつく日本の良さや特長があります。以前、歴史を教えていたので、その経験もいかして、日本や世界の歴史や文化などをテーマに、「読んでタメになる」ようなブログを目指します。