旅⑯在日中国人にきく日本人と中国人のちがい:運転のマナー


 

今はセントレア空港。

満州(大連)行きの飛行機のチケットをもらうために、受付の列にならんでいるところ。

 

ボクが海外旅行をしていたころは、インターネットなんてなかった。

そのおかげで、自分から外国人に声をかけることができるようになる。

だから、空港のチケットカウンターの列にならんでいるとき、前にいた中国人がヒマそうなだったので声をかけてみた。

その人は40歳ぐらいの中国人女性で、日本に住んでもう15年になるらしい。
これから中国に帰るということで、こんなことを聞いてみた。

「久しぶりに日本から中国へ戻ると、どんなちがいを感じますか?」

「ちがいですか?」

と言って、その女性は考えこむ。

 

 

「そういえば、中国の街を歩いていたときに、車にひかれそうになったことがありました」

そんなことを言って笑う。

車にひかれる?

「日本人は車の運転マナーがとても良いです。歩行者を優先してくれて、車のほうがとまってくれます。でも中国人のドライバーはみんな、とても危ないです。歩行者のことなんて考えていません。自分が早く目的地につくことに夢中ですから」

その話にはうなづける。
日本人と中国人のちがいで、運転のマナーはぜったいにある。

「だから日本から中国に戻ったとき、考えごとをしながら歩いていたら車にひかれそうになりました。そのときは、『自分も日本の感覚に慣れてしまったなあ』と思いましたよ」

そんな話をしてくれた。

 

西安の風景。
車が走っているなかを人が歩いている。

 

その中国人のはなしを聞いて、ボクが中国旅行をしていたときのことを思いだした。

中国人の運転の荒さやルール無視には、本当に驚いたし腹が立つ。

上海では、ボクが横断歩道を歩いていたときに、車がかなりのスピードで右側からつっこんできたことがあった。
車が視界にはいったときには、反射的に「ひかれる!」と思った。

じっさいには車とぶつからなかったけど、かなりのスピードで車が目の前を通りすぎる。

今までの人生のなかでも、街中を歩いていてこれほど肝を冷やした瞬間はない。

きもをひやす【肝を冷やす】

危ない目にあって、ひやりとする。

大辞林 第三版の解説

 

中国人のドライバーは、歩行者が横断歩道を歩いていてもとまってくれない。
歩行者をとめて自分が走っていく。

そんな経験をしたから、中国人女性の話と気持ちがよくわかった。

 

 

日本に住んでいる外国人に話をきくと、「日本人の運転マナーはすばらしい」とよく言う。

インド人は、日本ではクラクションをほとんど聞かないと言っておどろいていた。

香港人は、日本人のドライバーがとっている車間距離の長さに感心していた。
香港では車間距離は短いらしい。
車間距離があいているとすぐ車に入られてしまうから、香港人はそれを嫌がるという。

そんな香港人でも、中国人の運転の荒さやマナーのひどさにはあきれていた。

だから中国人が日本にくると、日本人のドライバーのマナーの良さはとても印象的らしい。

サーチナにこんな記事(2016-11-21)がある。

運転中にクラクションを鳴らしまくる中国人、互いを気遣う日本人=中国報道

記事は、訪日中国人の見解として、日本に着いてまず印象的だったのは「交通ルールが遵守されている」ことで、しかも日本人が交通ルールを「心から」守っている様子に感銘を受けたと紹介。

「ルールは守るものではなく、抜け穴を探すもの」と考えがちな中国人からすれば、確かに日本の交通状況は衝撃的だろう。

 

 

話を中国人の女性にもどす。

「じゃ、中国では歩きスマホなんてできませんね」

ボクが言うと、その人も同意する。

「危ないですね。絶対にやめたほうがいい。車にひかれても、ドライバーはきっと逃げてしまいます」

ということなので、中国を旅行する日本人は気をつけよう。

 

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