満州の旅⑮ネットがない昔と今の海外一人旅のちがい「協調性」


まだセントレア空港におんねん。

満州(大連)行きの飛行機のチケットをもらわなあかんねん。

だから受付の列にならんでいるところやねん。

 

ボクは今までに、28の国と地域に旅をしてきた。

それが多いのか少ないのか?
すごいのか大したことないのか?

それは読んだ人におまかせる。

今までにボクが会った人からは、「すごいね!」とおどろかれることが多い。
で、こんなことをよく聞かれる。

「一人旅って、さみしくないの?」

そんなときは、こう答える。

「それはないよ。一人旅は孤独じゃないから。世界のどこに行っても自分がいるんだ」

なんてね。
そんな寝言はコワくて言えない。

 

 

ボクも、一人旅する前はそう思ってた。

「一人で外国を旅するって、すごく孤独だし、さみしいんだろうなあ」と。

でも、じっさいにしてみたら、んなことはない。
孤独やさびしさを感じることなんて、ほとんどなかった。
そうではなくて、「一人旅では、協調性が大切だなあ」と感じることがよくあった。

このばあいの協調性というのは、自分から他人に声をかけること。

 

 

海外を一人で旅していると、孤独よりも不安を感じるほうがずっとおおかった。

ボクが海外旅行をはじめたころは、インターネットという便利でステキなものはない。
今の旅行者だったら、いきなりスマホやタブレットを取り上げられて、「さあ、これからはネットなしで旅行をしろ」と言われるようなもの。
そのとき不安や恐怖は、簡単に想像できるはず。
スマホから情報を手に入れることができないから、そのぶん、人に頼るようになる。
ネットがなかった時代の海外一人旅って、そんなもの。

移動や観光について何かを知りたかったら、いろいろな人にきくしかない。
もちろん、ガイドブックは持っていたけれど。

 

 

今の旅行者が機械でしていることを、むかしの旅行者は人力でしていた。
情報は自分の足と耳で集めるしかなかった。

聞きたいことがあったら、自分からホテルのスタッフや宿泊客に声をかけてきく。
これが海外一人旅で大切な「協調性」というもの。

 

情報ノートがある宿はたくさんあった。
今までその宿に泊まった旅行者が、役立つ情報をかきこんだ情報ノートは今でもあるはず。

でも、そこにある情報は古いものが多い。
役に立つ情報は、刺身とおなじで鮮度がいのち。
とくに、国境のこえ方や治安なんかの情報は、最新のものでないと意味がない。

賞味期限がきれた情報を信じて行動したら、きっとイタイ目にあう。

今なら、旅の情報はネットすぐにでわかる。
宿のベッドで寝ころびながらでも、スマホで簡単に手にいれることができる。

今を旅していると、「すげえ時代になったなあ」とよく思う。

 

こういう宿だと、いろいろな情報を知ることはできない。
けれど、やすらぎを手に入れることはできる。

 

こういう宿にやすらぎはない。
そんなぜいたくなものを求めてはいけない。

 

ネットのない時代に一人旅をしてきたおかげで、今では自分から外国人に声をかけることができるようになった。

だから、空港でチケットカウンターの列にならんでいるときに、前にいる中国人に話しかけることはむずかしくない。

中国人に話しかけたおかげで、面白い話を聞けた。

 

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