外国(台湾とアラブ)で大活躍!日本語の平仮名とカタカナ。

 

はじめの一言

(日本では)「汚れた足で他人の家に入ることは、非常に無作法であり、躾がなっていないとされる。事実、貧しい人々の家でも、室内の敷き物は清潔である。
(アルミニヨン 幕末)」

 

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今回の内容

・台湾で活躍する平仮名
・アラブ世界で活躍するカタカナ
・日本で活躍するキリル文字

 

まずは、平仮名とカタカナについて確認しておこう。

平がな
平安初期、万葉仮名の草書体である草がな(草体がな)を簡略化した日本文字。特に女性に用いられ、女手(女文字)と呼ばれた。(日本史用語集 山川出版)

片かな
奈良時代以降、僧侶の仏典訓読の利便のため、漢字の編・旁・冠などの一部を表音符号に用いて始まる。
(日本史用語集 山川出版)

ということで、平仮名を生んだのは日本の女性。
カタカナを生んだのは日本の男性(仏教僧)ということ。

 

・台湾で活躍する平仮名

台湾を旅していたときに不思議に思ったことがある。

台湾のお店やコンビニでよく見かけた「の」という平仮名。

この記事の上の写真のように、こんな感じで「の」の平仮名が使われている。
この店が台湾の店か中国の店かは忘れた。

「何でこの平仮名を使っているんだ?」
このことがずっと不思議だった。

 

 

それでその理由を台湾人の友人に聞いてみる。

彼女はこう言う。

「便利だから。それに漢字で書いてあるだけよりは、客の目を引くからだと思う」

そうかもしれない。
台湾人にしてみたら、漢字の中に平仮名が入っていた方が注目を浴びやすいとは思う。
商品もお店も、まずは人の目を引かないと話にならない。
こういうのを英語で「アイ・キャッチャー」という。

 

「つまり台湾や中国では、平仮名がアイ・キャッチャーになるのか!」

と思ったけど、「サーチナ」の記事(2016年5月17日)を読むとどうやら違うらしい。

いずれも漢字を用いる日本語と中国語との決定的な差は、「かな」の有無。
大陸や台湾の人は、漢字の中に「かな」が混じっていれば、意味が分からなくても「あ、日本語だ」と認識する。
その中でも一番よく知られているのが「の」だ。
この文字さえあればどんな中国語も「日本語」に見えてしまうのである。

「の」を付けるだけで「日本製だ!」ってなる風潮、何とかならない? 日本人に見られたら恥ずかしい=台湾メディア 

記事を読むと、平仮名の「の」を入れることで「日本製品」だと思わせることがねらいにあるらしい。

れっきとした台湾製品なのにパッケージ上の表記に「の」を加えることで、いかにも日本製品らしく見せる風潮が台湾に存在し、

記事は、台湾人が日本製品を好んで購入することに付け込み、「明らかに台湾出身である多くのブランドが、包装上で日本語を記載することでその価値を高めようとしている」と説明。

ようするに、台湾の人たちはMade in Japanの物が好きだから、店としては日本に関係しているように見せたかったということらしい。
こう聞くと、日本人としては悪い気はしない。

 

実際、台湾には親日な人がとても多い。
日本でも台湾は人気があるけど。

台湾には、日本語がそのまま台湾語になったものがたくさんある。
「おじさん」「おばさん」「うんちゃん」とかね。

 

 

・アラブ世界で活躍するカタカナ

エジプトやサウジアラビアなどの中東で、顔文字としてカタカナの「ツ」が使われているらしい。

下の画像を見ると、確かに「ツ」が使われている。

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海外で「ツ」を顔文字として使うって本当?「本当に使ってました!」

 

アラビア語の中に「ツ」があるのは、なんか新鮮。
さらに、アラビア語は日本語とは逆で右から左に書く。
そのことも日本人には目新しいと思う。

ちなみに、ヘブライ語(イスラエルで使ってる言葉)も同じく右から左へと書く。
日本語や中国語みたいに、縦からでも横からでも書くことができる文字は世界でも珍しいらしい。

中東では、他にも「ツ」「ヽ(ツ)ノ」「 ̄\_(ツ)_/ ̄」というように使われているという。

 

イエメンのイスラーム教徒

 

それでチュニジア人の友だちに聞いてみた。

「中東でカタカナの『ツ』が使われているらしい。そのことは知ってる」

でも、彼女はまったく知らなかった。

調べてもらうと、「it’s like a small smiling smile emoticon」ということらしい。
アラブ人は「ツ」を「笑顔」として使っているという。

その彼女が送ってくれたのがこれ。
アラブ人使っているアイフォンの画像。

中東に行った人なら、このアラビア数字を見たことがあると思う。
エジプトを旅行したことがあるから、一番左の「1」と真ん中の「5(○)」と一番右の「9」は分かった。

 

 

・日本で活躍するキリル文字

ところで、日本はどうなのか?

というと、日本人のメールでは「キリル文字」が大活躍している。

「Д/дとは、キリル文字の一つである。Дが大文字、дが小文字。顔文字の口でおなじみ。

ニコニコ大百科)」

日本では、こんな感じにキリル文字をよく使っている。

•(゚Д゚)
•(;゚Д゚)
•(;´Д`)
•(´Д`)
•((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
•(≧Д≦)

 

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ABOUTこの記事をかいた人

今まで、東南アジア、中東、西アフリカなど27の国・地域に旅をしてきました。以前、中学生に歴史を教えていた経験もあります。 また、日本にいる外国人の友人も多いので、彼らの目から見た日本も知っています。 そうした経験をいかして、日本や世界の歴史・文化・宗教などをテーマに、「読んでタメになる」ブログを目指しています。