知名度はこんなもの?ヨーロッパでの韓国、アフリカでの日本

 

「スウェーデンでは韓国が知られていない!」

最近、そんなことが韓国の掲示板で話題になったらしい。

歌手のイ・ジョクさんがスウェーデンの学校を訪れたときのこと。
韓国人のイさんを見たスウェーデンの子どもたちがこんな質問をする。

「インドからいらしたのですか?」

イさんはこの言葉にショックを受ける。
Record chinaにその記事(2017年6月15日)がある。

イさんは質問に「インドではなく韓国から来たよ」と答えたが、それを聞いた子どもたちは、今度は「韓国がどこにあるのか分からない」との表情を浮かべた。

日本人に間違われることはよくあるが…韓国人が北欧で受けた質問に衝撃―韓国ネット

衝撃を受けたのは一般の韓国人も同じ。
こんな反応があった。

「日中韓の人間を区別できないのは当然としても、インド人が分からないとは」
「韓国はインドよりも国力が劣った国だったのか?日本ならまだしも、韓国はインドよりは裕福な国だと思うが」

ヨーロッパでも韓流は大人気と聞いたような。

 

この記事を読んで、西アフリカ旅行でのことを思い出した。
日本のところが西アフリカ。

 

そのときはマリの首都バマコにいて、市場で蚊帳かやを探していた。

西アフリカを旅行していて怖かったのがマラリアだ。
マラリアは蚊から伝染する。
だから最高のマラリア予防は、蚊に刺されないこと。

市場で良さそうな蚊帳があったから、「これをくれ」とその蚊帳を店主に見せる。
その店主がボクの顔をじっと見る。

「告白されたらどうしよう?」

なんて一瞬思ったけど、そんなわけはない。
アフリカ人の店主はこう口を開く。

「アー・ユー・ア・グリーク?」

グリーク?
英語でグリークといえば、「ギリシャ人」のことだが?

「おまえはギリシャ人か?」

このマリ人は日本人のボクを見て、本気でこう言っているのだろうか?
彼の顔は真剣そのもの。

「いえ、私は日本人です。日本から来ました」

ボクがそう言うと、彼はまた不思議そうな顔をする。

「ジャパン?初めて聞いた。それはどこにあるんだ?」

 

 

彼は地球上に日本という国があることを知らなかった。
これにはボクがビックリ。
マリの首都に住んでいて英語を話すアフリカ人が日本を知らないとは思わなかった。

日本の位置を説明した後、こう聞いてみた。

「マリにはフジフィルムの看板がよくあるじゃないか。フジフィルムは日本の会社なんだぞ」

「フジフィルムは知ってる。でも、フジフィルムが日本の会社なんてことは知らなかった」

他にも、たしか日本製の自動車が走っていたような気がする。

 

それはともかく、なんで彼はボクを見てギリシャ人だと思ったのか?
その理由が分からない。

「おまえが黒い髪と目、それに白い肌をしているからだ。そういう人間はギリシャ人だと思ったんだよ」

いや、ボクの肌は白くないんだが。
ふつうの日本人と同じ。
白いどころか、アフリカに来て日焼けしたんだぞ。

でもアフリカ人から見たら、日本人の肌は白く見えるのかもしれない。

それまでにも、海外で外国人に間違われたことはある。
シンガポールの免税店では中国語で話しかけられたことがあった。
でもさすがにギリシャ人はない。

 

まあ、人間の想像力には限界があるから仕方ないか。
自分の知識にないことを思い浮かべることはできない。
先ほどのマリ人にしても、日本という国を知らなかったら、ボクを見て「コイツは日本人だな」なんて想像できるわけがない。
想像力は知識の量と比例している。

 

 

話を韓国に戻す。

韓国は、前にもヨーロッパでの知名度のなさに衝撃を受けていた。

フランス人は韓国のことをほとんど知らなかったし、知ろうとも思わなかったという。
韓国の中央日報にこんな記事がある。

韓国を知ってはいても、正しく知ってはいなかった。韓国の代表的な文化を質問すると、半分が「知らない」と答え、残りのほとんどの人が「サーカス」と答えた。

この結果に韓国人がショックを受けたという。
くわしくは下の記事を↓

フランス人にとって韓国とは?韓国人に「衝撃を与えた」その結果

 

フランスでは、「ジャパン・エキスポ」が毎年開かれている。
日本文化を紹介するイベントとしては、これは世界で最大級のものだ。

だから、フランスでは日本はけっこう知られていると思う。
スウェーデンの子どもは、日本のことをどれだけ知っているのだろう?

でも、日本人を見てこんな質問はしないとは思う。

「アー・ユー・ア・グリーク?」

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

今まで、東南アジア、中東、西アフリカなど27の国・地域に旅をしてきました。以前、中学生に歴史を教えていた経験もあります。 また、日本にいる外国人の友人も多いので、彼らの目から見た日本も知っています。 そうした経験をいかして、日本や世界の歴史・文化・宗教などをテーマに、「読んでタメになる」ブログを目指しています。