【国民食】日本・中国・韓国のラーメン、同じと違い。

 

日本・中国・韓国で、ラーメンは大人気。
それぞれの国で、ラーメンはもはや国民食。

日本人のラーメン好きは言うまでもないとして、”母国”中国でもラーメンは愛されている。
街の食堂にもコンビニにも、駅の売店にもラーメンはある。

ラーメンは中国から日本へ伝わった。
そして日本でインスタント(即席)ラーメンがつくられて、韓国へ伝わった。
その韓国はいま、世界一のラーメン大国だ。

インスタントラーメンを世界で一番食べる国は韓国。
産経新聞の記事(2016.11.25)から。

15年でみると、日本が7位の43.6食に対して、韓国は1.6倍の70.9食にのぼる。2位のインドネシアと3位のベトナムはそれぞれ51食余りで、韓国は群を抜いている。

即席ラーメン消費、韓国がダントツ世界1位…「週5回」「1日3回」、背景に「スープ文化」

コリアすごい。

 

日中韓の国民はラーメンが好きだしよく食べている。
その点は同じだけど、違いもある。

それぞれの国では”ラーメン”が違う。

捜狐という中国メディアがそれに目をつけて、「日中韓のそれぞれの国のラーメンにどのような違いがあるのか」を比較する記事を載せた。
それをサーチナが記事(2018-05-18)で紹介しているから、これから見ていこう。

・韓国のラーメン

韓国でラーメンは「ラミョン」という。
ラミョンと言えば、普通は、先ほどのインスタント(即席)ラーメンをさす。

赤いスープはキムチ味の酸味と辛味のある味で、さらに海鮮や餅、卵、野菜など様々な具が入る」と説明。具のバリエーシラーメンをョンは豊富だが、「基本はインスタントの縮れ麺に辛いスープ」という特色があると主張した。

同じラーメンでも日中韓ではそれぞれ違う! 特に韓国のラーメンは独特=中国メディア

 

日本でインスタントラーメンというと、店で買って来て、自宅でつくって食べるのが普通。
でも、韓国は違う。
韓国に行ったとき、食堂で出すラーメンがインスタント麺だったのには驚いた。

中国人にとってもラーメンといえば生麺だから、「ラーメン=インスタントラーメン」という韓国人の感覚には違和感がある。
それで記事のタイトルが「特に韓国のラーメンは独特」となる。
独特というか、即席麺と生麺のラーメンを比べることが間違いのような。

でもいまでは、韓国でも日本式の生麺のラーメンが増えている。

 

インドで会った韓国人の旅行者もインスタントラーメンを持っていた。
どうしても韓国が恋しくなったら、これを食べてガマンするらしい。

 

・日本と中国のラーメン

日本と中国のラーメンの違いについては、中国で有名な「蘭州牛肉面」と比べながら説明している。

「蘭州牛肉面」について、澄んだスープにうまみを濃縮させており、日本の濃厚なスープとは真逆であるとしながらも、「日本人が食べたら秒殺されるに違いない」と強く勧めた。

同じラーメンでも日中韓ではそれぞれ違う! 特に韓国のラーメンは独特=中国メディア

 

言うほどうまいか?
ボクも蘭州牛肉面を何度か食べたことがあるけど、秒殺されずにリングに立ち続けていたぞ。
蘭州牛肉面のリピーターにもならなかった。
おいしいにはおいしいけど、これよりは、チャーハンと麻婆豆腐のほうがよかった。

あと中国メディアの記事では、日本と中国のラーメン店の違いにも触れている。
日本のラーメン屋は、男性客が多くて女性客が少ない。
でも中国では、「男性も女性もラーメンが食べたければ店に行くし、美食の前で人は平等だ」という。

その代わり、甘いもの屋には”男子禁制”の空気があって少し入りづらい。
インドやアラブの国ではそんなことなく、ひげもじゃ男子がよくスイーツを食べていた。

この記事に日本のネットの反応は?

・外食の店舗でもインスタントラーメンを出してくるのが韓国
・韓国のはラミョンと言う別の食いもんだからな。
・昨日ラ王の酸辣湯食べたけど
普通に美味い以上に本格中華再現し過ぎててドン引きしたわ
・毎日外食していると中国人が作る澄んだスープのラーメンの方が飽きない。
・龍国のラーメンはスープが物凄く味薄い
初めて食ったときはビックリしたからね
・ラミョンってゆう韓国語が なんかカワイイよね(笑)
麺が おどってるみたいで 言葉の音感が楽しい( ̄▽ ̄)w w
・メキシコでは「マルチャン」ことカップラーメンが広く親しまれている。
・世界で「麺のコシ」ってのを理解できるのは日本語、中国人、イタリア人の3つしかないと聞いたぞ
・訪日観光客が食べる場合とか外国に出店してるとこで日本のラーメンが受けてるのは
ほぼ豚骨オンリー。

 

 

上の日本人の書きこみに、中国のラーメンは「スープが物凄く味薄い」「澄んだスープのラーメンの方が飽きない」というものがあった。

日本にいる台湾人・香港人・中国人にラーメンの違いを聞くと、よくスープのことを言う。

日本のラーメンは濃いけど、中国のラーメンはめっちゃ薄い。
知り合いの台湾人の場合、母親が日本に来て豚骨ラーメンを食べたとき、味が濃すぎて食べられなかった。
それでその母親はラーメンにお冷をぶち込む。
味を薄めるとおいしいという。

香港人も初めて日本でラーメンを食べたとき、味の濃さにビックリしている。
慣れてくるとおいしさが分かってきて、日本のラーメンが好きになったという。
でも、30後半になると、あの濃さはくどくなる。
いまでは中国のラーメンの方が体にいいし、自分に合っているという。

この意見にはボクも同感。
毎日食べるなら中国のラーメンで、週一で食べるなら日本のラーメンがいい。
韓国のラミョンは年に数回でいい。

 

中国のラーメン
麺はうどんみたい。

 

おまけ

「日本のラーメンは味が濃い!」という人は韓国人にも多いらしい。

日本に旅行で来た韓国人に聞くと、特に豚骨ラーメンに対して「脂っこい」とか「臭みがある」と言う人がいた。

「sankeibiz」の記事(2018/03/23)にこんな訪日韓国人の声がのっている。

「神戸ビーフやたこ焼き、お好み焼き、そば、すしはおいしかったけれども、日本のラーメンは脂っこくて嫌いです。食べたけど、残しました。臭みがあるし、二度と食べません」

日本の「ラーメン」韓国人には不評?…「ラミョン」似て非なるもの

 

おまけのおまけ

中国の鉄道駅
駅の売店では、必ずインスタントラーメンが売っている。

 

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外国人から見た不思議の国・日本 「目次」

世界の中の日本

韓国 「目次」 ②

中国 「目次」 ②

タイでラーメンがブームの理由③日本のブランド力、日本製品への信頼

 

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今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。