【W杯】世界で「dirty Korea(汚い韓国)」と呼ばれた原因は?

 

ワールドカップの初戦、韓国は絶対に勝ちたかったスウェーデンに負けてしまう。

しかも、内容が悪かった。
ゴールポストの枠内に飛んだシュートはゼロ。

これなら結果的に、スウェーデンのキーパーは必要なかったことになる。
ベンチに座って、スマホでワンピースを見ていてもよかった。

こんなふがいない韓国代表に韓国民は激怒。
全国紙・中央日報は「他のアジアチームが見せた闘魂、粘り強さ、そして情熱が見られなかった」と非難する。

 

韓国代表はそんな国内の空気を知っている。
だから、次のメキシコ戦にかける思いは熱かった。

後で書くことだけど、こういうプレッシャーが「dirty Korea(汚い韓国)」と世界から呼ばれる原因になったと思う。

日本人のボクから見ると、韓国では人もマスコミも、代表選手が気の毒になるぐらいの重圧をかけている。

 

 

メキシコ戦を前にして、監督が韓国のマスコミのインタビューに答えていた。

その場で記者は、「メキシコ戦では勝たなければいけないが」と監督にせまる。
それに対して監督は、「勝たなければいけないという考えは100%持っている」と当然のように答えた。

日本のマスコミだったら、どうだろう?
「次は勝たなければいけないが」と勝利することが当然の義務のように、監督や選手に言うだろうか?
そんな場面を見た記憶がない。
しかも韓国の場合、この時点では、メキシコと引き分けても決勝トーナメントに進む可能性はあったのだから。

中央日報の記事(2018年06月23日)で、韓国代表の監督は「背水の陣」と決死の思いを口にする。

サッカー韓国代表の申台龍(シン・テヨン)監督(48)がメキシコとの決戦を控えて「背水の陣」に言及しながら覚悟を表した。

韓国監督「メキシコ戦、背水の陣で臨む」

 

死ぬ思いでのぞんだメキシコ戦、結果はどうだったのか?

残念ながら、2-1で韓国は負けてしまう。

韓国のキープレイヤーであるソン・フンミン選手は、泣きながら国民に理解を求めた。

THE ANSWERの記事(2018.06.24)から。

「皆さんには選手たちが本当に全力を尽くしたということを分かっていただきたい。応援にとても感謝しています」

号泣しながら、サポーターへの感謝を伝えている。

韓国の英雄ソン・フンミンは号泣謝罪「申し訳なく思う」「このままは終わらない」

 

「メキシコに負けた」という試合結果が、韓国にダメージをあたえたことは言うまでもない。
でも韓国全体を見た場合、それよりも、世界の人たちに「韓国はダーティー(汚い)だ」というイメージをあたえてしまったことの方が深刻だと思う。

 

 

「韓国 vs メキシコ」の結果が世界の注目を集めたのは、勝ち負けだけではなかった。
この試合で韓国は不名誉な記録を達成したてしまう。

それは、韓国代表選手が犯したファウルの数。

メキシコが犯したファウルが7に対して、韓国のファウルは24。
メキシコの3倍以上のファウルを記録する。

この時点で「1試合のファアル数24」というのは、今大会で一番多い。
韓国は「もっとも多い反則を行ったチーム」として、世界の人たちに記憶されてしまう。

 

ちなみに今のところ、日本とセネガルの戦績は「1勝1分け、得失点差1」ですべて同じ。
でも、順位は日本のほうが上。
これは警告数(日本3、セネガル5)が違うから。
サッカーでは「ファウルをしない」というフェアプレー精神も重視される。

 

これには韓国紙・中央日報も記事(2018年06月25日)であきれている。

明らかなファウルでメキシコの選手たちをグラウンドのあちこちで倒した。メキシコ戦で韓国が唯一相手を圧倒した指標はファウル数(24-7)と警告数(4-0)だけだ。

<W杯>メキシコに勝ったのはファウル・警告だけ…20年後退した韓国サッカー

 

韓国国内なら、「唯一相手を圧倒した指標はファウル数」と皮肉を言っていられる。
でも、相手チームにとっては冗談じゃない。
大事な選手がケガを負わされる可能性がある。

それで試合後、メキシコの監督が韓国に不満をもらす。

THE ANSWERの記事(2018.06.24)から。

「いつもはレフリーについて語るのは好きではないが、私にとって好ましくないことがあったし、それが我々に対しての24回のファウルであった。 誰がそれを犯したのか、一目瞭然だ。フットボールのために、必要な予防と判断措置がとられることを願う」

「必要な予防と措置を願う」 今大会最多ファウルの韓国戦にメキシコ指揮官が苦言

 

「反則数で大会ワースト・ワン」という結果を出した韓国は、世界中の人からSNSで、「dirty Korea(汚い韓国)」という言葉を使って非難されることになった。

「韓国は汚いプレーをしたけど、メキシコが勝った」と言っている。

 

初戦でスウェーデンに負けたとき、韓国では「イケアをボイコットしよう」と言い出す人が出てきた。
それを皮肉るコメントもある。

 

「韓国はサッカーのやり方を学ぶ必要がある。相手を蹴とばすことではない」と非難している。

「#dirty Korea」のタグがつくられていたから、検索したらいろいろ出てくる。

 

試合に負けたことより、「dirty Korea(汚い韓国)」という汚名がついてしまった方が、韓国にとっては痛いだろう。
これが韓国のブランドイメージにつながってしまう。

でも、これは選手だけが悪いとは思えない。
選手や監督に能力以上の期待をしたことが、ラフプレーの背景にある。
過大な重圧をかけ続けた韓国全体の責任だと思う。

 

 

ある人が「dirty Korea」という言葉を使うと、感情的に反応する韓国人が出てくる。
この韓国人のコメントは、ここじゃ日本語にできない。

こういう下品な言葉を使っていると、韓国人のイメージはさらに悪くなってしまう。
この韓国人の怒りは、きっと代表チームに向かう。

 

別の掲示板では、「韓国 vs 台湾」の女の戦いが始まっていた。
本当に女性か分からないけど。

 

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    今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。