多文化共生の問題:日本人女性はハッキリ「NO!」と言え

 

移民を積極的に受け入れる寛容な国として知られる北欧のスウェーデン。
日本では多文化共生社会の理想として語られることも多い。

スウェーデンは世界中の価値観や宗教を尊重するけど、やっぱり「郷に入っては郷に従え」で、外国人移民がスウェーデンの常識やルールを理解してそれを守ることが大切になる。
そのためには分かりやすい「ガイドブック」が必要だ。
文化や価値観の違いから生じる男女間のトラブルは実際に起こるし、そうなった場合、女性が傷つくことが多い。
そんなわけでスウェーデン政府は、外国人移民が現地のスウェーデン人女性とセックスをするときに必要な知識を伝えるウェブサイトを公開した。

海外メディアの「Sputnik」の記事(22.06.2019)

The visitors of the website are told about first love, sexual consent, the ABC of anatomy as well as the way sexual intercourse may lead to pregnancy. A separate part of it informs about the purpose of contraceptives as well as sexually transmitted diseases.

Swedish Website Teaching Migrants How to Have Sex With Native Women Visited Mainly From Abroad

 

このウェブサイトを見れば、性行為の合意や生殖機の仕組み、性行為が妊娠をもたらす可能性があることなどがわかる。
避妊薬や性感染症についても理解することができるという。

 

現実問題、外国人が現地の女性と性行為をするときには、女性の合意をしっかりと確認する必要がある。
でないと、こんなことが起きてしまう。

静岡新聞の記事(2019/3/20)

女性に乱暴しけが、無罪 メキシコ人男性に判決 地裁浜松支部

浜松市に住むボクとしては、かなりビックリな案件。
在日外国人の男性(44)が静岡県に住む日本人女性(25)に乱暴してけがを負わせた。
強制性交致傷の罪で捕まった外国人男性に対する裁判(裁判員裁判判決公判)で、静岡地裁浜松支部は男性に無罪(求刑懲役7年)を言い渡した。
その理由は、日本人女性が外国人男性にハッキリ分かるように「ノー」を示さなかったから。
裁判官は判決理由をこう説明する。

男性からみると女性が明らかに分かるような形で抵抗を示すことができていなかったと認められると説明し、「被告人は相手の反応をうかがいながら行動をエスカレートさせ、拒絶意思を感じた段階で行為をやめたとも評価できる」と述べた。

 

女性の「拒絶意思」が弱かったことが男性の行為をエスカレートさせてしまった。
女性がもっと強い態度で拒絶を示していたら、男性は”途中”で行為をやめたとも考えられる。
よって外国人男性は無罪。
理由はほかにもあるから、興味のある人は記事を検索して読んでほしい。

 

 

2017年にも、隣の愛知県で似たようなことがあった。
23歳の日本人女性が電車の席に座っていると、44歳の外国人男性が隣に座ってくる。
読売新聞の記事によると、その後男性はその女性にキスをしたり、女性の手をつかんで自分の下半身を触らせたりした。
この外国人は強制わいせつ罪で逮捕されたものの、名古屋地裁は無罪を言い渡す。
理由は先ほどと同じで、女性が明確な抵抗を示さなかったから。

くわしいことはこの記事をどうぞ。

見て見ぬふりの日本人①やさしいけど、他人に関わりたくない。

これと同じことを日本人男性がやったら、間違いなく有罪だろう。

 

女性が性被害にあったとしても、相手が在日外国人だと「me too」がどこまで機能するのか。
静岡のケースも愛知のケースも、日本人女性を支援する団体の話は聞いたことがない。
「日本人のノーは外国人には分かりにくい」というのは理解できるけど、こんな無罪判決が続いていたら、多文化共生社会なんて可能なんだろうか?

ボクは日本にいる外国人とのつき合いが多いから、多文化共生には基本的に賛成だ。
でもそれには「郷に入っては郷に従え」で、外国人が日本の価値観や常識を理解して尊重する必要がある。
外国人が日本人の「ノー」を理解することが大事。
上のような問題が何度も起こると、日本もスウェーデンのように「How to Have Sex With Native Women」といった外国人用のウェブサイトやパンフレットを作成する必要があるような気がする。
役所の多文化共生化はこういう仕事を嫌がるだろうけど。

 

 

外国人から見た不思議の国・日本 「目次」

外国人から見た日本と日本人 15の言葉 「目次」

 

2 件のコメント

  • 外国人に対してこういう判決を出すことで、「多文化共生に対して裁判所が理解を示している」ことをアピールしようとする(隠された)意図がもしあるとしたら、大きな間違いだ。胸糞悪いリベラル主義。
    女性に対する(隠された)差別意識のなせるわざでもある。

    この場合むしろ、外国人が被疑者だったら、日本人に対するよりも厳しい判決を出したっていいと思う。世界じゃ、その方が標準だ。
    それでも日本国の裁判所か。国民の公僕として恥を知れ。

  • まだ地裁の段階ですから、最終的な決定ではありません。
    でも控訴したというニュースは聞いていませんけど。
    こんな判決が続いたら、外国人を警戒するでしょうね。自分の身内がこんな目にあったらたまらない。
    日本に住んでいる外国人も住みづらくなると思いますよ。

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    今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。