韓国の慰安婦像①「少女像」が象徴するもの。日本への憎悪?平和?

 

今の韓国で、慰安婦像がどんどん増えている。

これから設置される慰安婦像の数は、60にものぼるという。
竹島に慰安婦像を建てる計画もある。

さらには、アメリカでも設置されてしまうことになってしまった。
困ったもんだ。

ハンギョレ新聞の記事(2017.02.09)から。

米アトランタにも“平和の少女像”

米国ジョージア州アトランタにも「平和の少女像」が設置される。米国に少女像が立てられるのはカリフォルニア州グレンデール市立公園とミシガン州サウスフィールド韓国人文化会館に次いで3番目だ。

 平和の少女像はアトランタのセンテニアル・オリンピック公園内のコカコーラ博物館近隣にある国立民権人権センターに立てられる。このセンターは1950~60年代に米南部地域を中心に起きた黒人民権運動を記念する博物館で、2014年に建設され象徴性が少なくない。

 

韓国としては、慰安婦問題を日本と韓国の2国だけの問題で終わらせたくない。
だからこうして、「これは人類が考えるべき人権問題だ」ということをアピールする。

その意味では「黒人民権運動を記念する博物館」の近くというのは、韓国人にとってはいい立地条件なんだろう。

もちろん、慰安婦問題と黒人への差別問題とはまったく関係がない。
でも、韓国人の心は達成感で満たされるはず。

 

 

アメリカで慰安婦像が設置されたところで、日本に住んでいる日本人にはそれほど影響はない。
このことで大変な思いをするのは、アメリカに住んでいる日本人だろう。

今、在米の日本人はこんな悩みをかかえている。

【慰安婦問題いまだ終わらず】慰安婦プロパガンダ 最前線の悲痛な訴え 執拗な「謝れコール」、「テロリスト」「強姦魔」呼ばわり 海外で犠牲になる日本の子供たち

ユネスコ(国連教育科学文化機関)でも「ホロコースト」と申請され、海外には慰安婦性奴隷像が建ち、カナダや米国では戦争残虐行為として授業で教える学校もあります。

(中略)
そして現在、何が起こっているか。以下は、米国の学校に子供たちを通わせている日本人、日系人からの報告です。

《日本人は韓国人にひどいことをしたのだからと、学校で「謝れコール」が起こり、子供が泣いて謝るまでコールが続いた》

《クラスメートから「テロリスト」「強姦魔」呼ばわりされ、唾をかけられたりして一時ショックでひきこもりになった》

《バスケットで得点したときのお祝いのハイタッチで、日本人の子供の時だけ手を引っ込める韓国人の子供がいる》

 

 

これは、2014年にミシガン州で慰安婦像が建てられた時の除幕式(上の記事から)。
舞ってる場合じゃない。

 

慰安婦像の建設ラッシュが続く韓国で、今度は個人で慰安婦像を建てて話題になっている。
これは韓国初となることだという。

「歴史としても必ず記憶し、子孫に教えなければならないと思って、病院の内部に“平和の少女像”を建てることにした(下の記事)」ということで、韓国にある耳鼻咽の個人病院で、「少女像」が設置された。

ハンギョレ新聞の記事(2017.02.14)から。

今度は個人が「少女像」建てる

17~18歳の短い髪の少女が韓服を着て座っている姿だが、椅子はなく、足下だけが地面に触れた危うい姿勢を取っている。日本軍慰安婦被害者がまだ韓国社会できちんと評価されず、さまよう魂であることを象徴しているという。床には、日本軍の軍靴の跡が刻まれている。

少女は右手は拳を握って、左手は開いている。こぶしを握った手は怒りを、開いた手は許しを意味する。チョン院長は「許そう、しかし、忘れまい」という意味でこの少女像を「怒りと許しの碑」と名付けた。

「一家に一体」なんていう冗談も少し、現実味をおびてきたゾ。

 

この像を見ながら待合室で待つというのは、患者からしたらどんな気持ちなんだろう?

 

この像は実際の慰安婦ではなくて、この院長の「熱い想い」を象徴したもの。

「床に刻まれた日本軍の軍靴の跡」という装飾は、「少女はとてもかわいそうだった一方で、日本軍はひどく残虐だった」という院長のイメージをあらわしているのだろう。

ここは日本大使館ではないし、個人の病院に何を置くかは院長の自由。
好きにしたらいい。
院長が設置したこの像と日本とはほとんど関係がないし。
一般の韓国人には、こんな病院が受けるんだろうか?

でもこういった像は韓国人が好んで言う「歴史の真実」から、かなり遠いところにある。

 

 

太平洋戦争のときに、慰安婦と呼ばれる人たちはいたことは間違いない。
その人たちが苦しい思いをしていたことも事実。

だから日本政府はそれを認めて反省している。

日本政府としては、慰安婦問題が多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であると認識しています。

政府は、これまで官房長官談話や総理の手紙の発出等で、慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し、心からお詫びと反省の気持ちを申し上げてきました。

歴史問題Q&A

 

でもその実態は、韓国人がイメージする「日本軍に蹂躙(じゅうりん)されかわいそうなた少女たち」とはかなり違うと思う。

じゅう‐りん

ふみにじること。暴力・強権などをもって他を侵害すること。
(デジタル大辞泉の解説)

 

そもそも実際の慰安婦には、韓国人が建てている像のように中学生ぐらいの少女なんていなかった。
だから「少女像」というもの自体が、歴史の真実ではない。

 

この「少女像」をつくった人に言わせると、像にはこんな思いが込められているという。
ハンギョレ新聞の記事(2017.02.04 )から。

この像を製作した作家のキム・ソギョン、キム・ウンソン夫妻は、これまで様々なところで、この像が日本に対する憎悪を助長するための造形物ではなく、慰安婦問題の正しい解決を念願したハルモニ(おばあさん)たちのための「平和の碑」であると強調してきた。

少女像の“呼び名戦争”始まる?…日本「慰安婦像と統一」

 

「日本に対する憎悪」を象徴するもではないらしい。

でもこのキム・ウンソン氏は4年前に、東亜日報でこう言っていたぞ。

作家のキム・ウンソンさんは、「少女像は数十年間胸の中に隠していた恨みを取り出して、日本の蛮行を責める慰安婦被害者の勇気を尊重するという意味で作った」と話した。

高陽市役所にも元日本軍慰安婦の少女像設置

 

「(日本への)恨みを取り出す」「日本の蛮行を責める」というものが形になったのがあの「少女像」になる。

だから今になって、「日本に対する憎悪を助長するための造形物ではなく」とか「平和の碑」とか言うのは少しムリがあるだろう。
少女の形にしたこと自体、日本への憎悪を象徴しているのだから。
せめて慰安婦の像にしたらよかったのに。

 

釜山の日本領事館前に設置された「少女像」
画像は上のハンギョレ新聞の記事から。

韓国の市民が像の隣に座って、「この像を絶対に動してはいけない!」と叫んでいる。
と思ったら、全然違った。

今月3日午後2時30分に釜山東区草梁洞にある日本領事館前の少女像を訪問したある日本人がハングルで書いたプラカードを手に少女像のそばに座って、「韓国の皆さんに本当に申し訳ない」と叫んでいる

少女像の“呼び名戦争”始まる?…日本「慰安婦像と統一」

 

韓国人かと思ったら、この人は日本人だった。
って、ええええええええ!
本当にそんなことを叫んでいたのか・・・

 

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