韓国人が日本旅行で見つけた違い。お菓子から誠実さが分かる。

 

3、4年前に韓国人の友人が日本に旅行で来た。

久しぶりに会った彼に日本の印象を聞いてみた。
すると彼はこんなことを言う。

「日本は韓国とは心が違います」

心?
韓国と日本の「心の違い」ってなんだ?

話を聞いたら、彼は日本のコンビニで買ったポテトチップスでそのことに気づいたという。

もちろんポテトチップスは韓国でも売っているし、見た目も味も日本のものとあまり変わらない。
でも日本のポテトチップスの袋を開けて中を見たときに、衝撃しょうげきをうけたという。

「日本のポテトチップスには、中身がたくさん入っていたんですよ!韓国のポテトチップスとは全然違います。韓国のものは中がほとんど空気で、ポテトチップの量が本当に少ないんです」

彼の話を聞いて、ボクが韓国に行ったときに彼とは逆の意味で衝撃を受けたことを思いだした。

韓国のコンビニでポテトチップスを買って袋を開けて目をうたがう。
ポテトチップの量がビックリするほど少ない。

ポテトチップスだけではなくて、チョコレート菓子でもそう。
見た目の大きさに対して、中のお菓子の量が少ない。
韓国を旅行中、お菓子の袋を開けてがっかりしたことを思いだした。

そんな韓国から日本に来たら、お菓子の量の多さに感激しても不思議ではないと思う。

 

 

でもお菓子はお菓子だ。
「お菓子の中身が少ない」ということが、そんなに大きな問題なのか?

お菓子に有害物質が入っているのならともかく、量の問題でしかない。
ダイエットにはいいかもしれない。

そんなことをボクが言うと、彼は「いいえ、違います」と首を横にふる。
「これはすごく大きな問題です」とマジメな顔をして言う。

「これはお菓子の問題ではなくて、韓国社会の問題なんです。韓国の企業は自分たちがもうけることしか考えていないんです。お菓子の袋の大きさと中のお菓子の量の違いは、その象徴ですよ」

「いや、日本でも似たようなことはあるよ。企業はボランティア団体じゃないんだから、もうけを出さないといけない。それで、中にはやり過る企業も出てくるさ」

彼はこれを否定する。

「そうです。たしかに、企業だったらお金をもうけないといけません。でもその気持ちとやり方が、韓国の企業は日本の企業とは全然ちがうのです。韓国の会社は、われわれ消費者のことなんて何にも考えていませんよ。日本のポテトチップスを見てよくわかりました。韓国のお菓子は、パッケージを大きく立派に見せるけど中身がスカスカ。韓国人はこんなものを買わされているのです」

 

つまり、「羊頭狗肉」ということらしい。

ようとうくにく【羊頭狗肉】

看板には羊の頭を掲げながら、実際には犬の肉を売る意。見かけと実質とが一致しないことのたとえ。見掛け倒し。羊頭を掲げて狗肉を売る。

大辞林 第三版の解説

 

「情」と書いてあるけど、韓国のお菓子の量は非情。

 

韓国では、この「羊頭狗肉(外見と中身が一致いっちしていない)」ということがお菓子だけではなくて社会のいろいろなところで見られるという。

それで彼にとってこれは、お菓子の問題ではなくて韓国の社会全体の問題になるという。

ボクが韓国に行ったときは、「韓国のお菓子は中身が少ないな~」とは感じた。
でもそれは日本のお菓子と比べたからで、韓国人にとってはこれが「ふつうの量」なんだと思っていた。

でも韓国人の友人の話を聞くとどうやら違う。
「韓国のお菓子は中身が少ない!」と不満をもっている韓国人は、かなりたくさんいるらしい。

これが例外的なことや非日常的なものならいい。
でもコンビニで売っているお菓子という生活の身近なことで、日本と韓国にはこんな違いがある。
だから、これは韓国全体の問題らしい。

 

「韓国でも、『お菓子の外見と中身が違いすぎる!』と問題になったんです。でも菓子会社は、『中身が少ないのは、ズルをしているのではない。それなりの理由がある』と言っていました。でも、日本のポテトチップスを見たらそれがウソだと分かりました」

ポテトチップスを開けただけで、そこまで深く韓国の社会に切り込んでいることに驚いた。

「韓国の会社だって、技術的にできないワケがないんです。それをやらないのは、結局は韓国人の心の問題です。韓国人は、自分の利益を優先する気持ちが強すぎるんです。韓国はまだまだダメですよ」

韓国人は極端なことを言うと思う。
韓国を誇らしく言ったと思ったら、ボロクソにけなしたりする。

韓国に対する自負心が強いということで、結局は同じことなんだろうけど。

 

これなら、「中を見たらガッカリ」ということはない。

 

彼の話は正しいと思う。
けど、個人的な正義が社会では通らないこともある。

それに韓国の菓子会社が法律違反をしているわけでもない。

「じゃあさ、ムン君が菓子会社に入ったら、中から変える気はあるの?『わが社のお菓子はサギです!中身を増やすべきです!』って言える?」

ちょっと黙ってから口を開く。

「たぶんムリですね。会社に入ったらその会社の人間になりますから。それに自分の会社だけが誠実になって他の会社がズルをしていたら、自分が損をしてしまいます」

その気持ちは分かる。
けどそれじゃあ、いつまでたっても韓国の社会は変わらないし。
ポテトチップスの中身もしばらくは増えんわ。

 

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今まで、東南アジア、中東、西アフリカに旅をしてきました。外国に行って初めて気がつく日本の良さや特長があります。以前、歴史を教えていたので、その経験もいかして、日本や世界の歴史や文化などをテーマに、「読んでタメになる」ようなブログを目指します。