日本人とアメリカ人の驚きの違い。日本のイメージのでき方。

 

はじめにすいません。

今回の内容は、始めのところが以前の記事と重なってします。

こいつ↓

常識の違い。日本人は巨大な蛇に、インドネシア人は熊に驚く。

 

インドシナは、英語にしたら「インドチャイナ」。
「インド+中国=インドシナ」ということ。

くわしいことはこの記事をどうぞ↓

旅で人気の「アジア」や「インドシナ」の意味・由来・歴史とは?

 

ネットの掲示板を見たら、こんな衝撃的なニュースがならんでいた。

それぞれ、北海道・東京・インドネシアでおきたこと。

 

【北海道】ヒグマに襲われ73歳男性死亡 首や太もも“えぐられたような“爪痕
【東京】JR新宿駅構内に「大便が点々と…」「30メートル級」報告にネット騒然
【インドネシア】男性襲った巨大ニシキヘビ(全長7.8m)、住民たちにフライにして食べられる

この3つのなかで、何に1番驚くか?
それはその人の前提や常識による。
その人が当然と思っていることから、もっとも遠く離れたものに驚く。

 

ふつうの日本人なら「インドネシアの巨大ニシキヘビ」だろう。

なんせこれだから。

 

写真と記事はAFPの記事(2017年10月4日)から。

インドネシア・スマトラ(Sumatra)島で、男性警備員が巨大なニシキヘビに腕をかまれて切断寸前となったが、同僚らに助けられた。警察幹部が4日、明らかにした。その後ヘビは地元住民たちに殺されて食べられてしまったという。

男性襲った巨大ニシキヘビ、住民たちに食べられる インドネシア

こんな巨大ヘビに襲われて腕をかまれるなんて、悪夢すぎる。

でも、「地元住民たちはヘビを殺して死骸を村内でさらし者にし、さらにフライにして食べて楽しんだ」ということらしい。
日本人からすると理解に苦しむ。

 

これを見てインドネシアの子どもは育つ。

 

友だちのインドネシア人は「日本には熊がいて、人が襲われて死ぬことがある」ということにめちゃくちゃ驚いていた。

でも日本人なら、それは常識の範囲内。
「北海道で人がヒグマに襲われた」という不幸なできごとは、今までに何度もおきている。
初めて聞いたのではなかったら、特別驚くこともない。

実際、このニュースを知った日本人はこんなコメントを書きこんでいる。

・こんな時のために筋トレしてる

・今年はまぁよく熊に襲われる年だねぇ。

・日本人はツキノワ相手に戦ったりしてまったりしてた方がいい
ヒグマは反則過ぎる

・ヒグマに勝てるのは、ウィリー・ウィリアムスかプレデターだけ

ヒグマさんのスペック!
・白鵬の二倍程度の体重
・散弾銃程度なら致命傷にならない防御力
・鉄板をも貫く爪も持ってます
・噛む力は約800kg(ライオンは約450kg)
・パンチ力は1.5トン
・木登り、水泳、崖の登り降りもできます
・嗅覚は犬の5倍。2km先の獲物を臭いで追跡出来ます。
・走る速度は時速60km/h(フルマラソンランナーの3倍)

・毎年来る登山部の2年生以上を襲う
ヒグマは一度見た顔は忘れない

・ツキノワグマなら撃退できてもヒグマは…
対峙したら絶望しかないだろうな
動物園にいるけど怪獣だったわ

 

ネットには、「ビックリした!」という反応はなかった。
でも知り合いのアメリカ人なら、「インドネシアで巨大ヘビを食べた」ということよりも「日本でヒグマに襲われて死亡した」という事件のほうに驚くと思う。

 

 

ある時、フロリダ出身の女の子にこんな話をした。

「日本では、ヒグマに襲われて人が死ぬことがある」

これを聞いて、そのアメリカ人が「え、ウソでしょ?日本で?」と目を丸くする?
そのアメリカ人の頭の中の日本は、「せまい国土にたくさんの人が住んでいるところ」というイメージ。

 

アメリカはデカい。
フロリダ州だけで日本の半分ほどの大きさがある。

 

アメリカで聞いていた日本は、「芸者・新幹線・京都の寺や神社・秋葉原・寿司」といったものだったらしい。

彼女にとっては、この情報の集合体が日本のイメージになっていった。
そしてそれがそのまま彼女の常識にもなる。
だから彼女の中の日本には、「熊に襲われて人が死ぬ」という情報はない。

そういうことで、彼女の日本のイメージと「ヒグマに襲われて人が死ぬ」という情報が結びつかなくて、めちゃくちゃ驚いていた。

「カナダだったら、わかる」とそのアメリカ人は言う。
「人が熊に襲われる」というのは、カナダのような大自然があるところだったら理解できる。

でも、小さくて人口の多い日本で、そんなことがおこるというのは信じられない思いがするらしい。

 

 

逆にボクが驚いたのはフロリダ州のワニ事情。

「フロリダにはワニがいる」ということは、前から知っていた。
でも、人が住んでいるところとワニがいるところとは、完全に切り離れているのだと思っていた。

フロリダにそんなイメージを持っていたら、彼女の話で覆(くつが)されてしまう。

フロリダでは、人びとはワニといっしょに住んでいる。
ワニと共生していて、ワニはフロリダ州の住民のようなものらしい。

 

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これは彼女の大学のキャンパス。
池でワニが泳いでいる。

フロリダの人たちにとっては、大学のなかにワニがいるのは当たり前。
それが常識だから、ワニを取りのぞこうとは思わないらしい。

 

日本の大学でワニが出たら事件だ。
でもフロリダではそれは日常。
彼女が小学生だったときは、登下校の際中にワニを見かけることもあった。

彼女にとってはそんなことより、日本で売っている肉の値段の高さに驚くらしい。

 

でも、このぐらいの大きさのワニだと、さすがにフロリダのアメリカ人も驚く。

 

おまけ

カンボジアでは原付でワニを運ぶ人がいる。
これには、フロリダ出身のアメリカ人も驚くと思う。

画像はカンボジアでお世話になったローズというガイドから。

 

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今まで、東南アジア、中東、西アフリカに旅をしてきました。外国に行って初めて気がつく日本の良さや特長があります。以前、歴史を教えていたので、その経験もいかして、日本や世界の歴史や文化などをテーマに、「読んでタメになる」ようなブログを目指します。