アメリカは疲れ、世界は無関心。韓国の日本への謝罪要求。

 

「韓国はまだそんなことを言っているのか!」

と、あきれてしまうことがあった。

12月1日に、アメリカで国際シンポジウムが開かれたらしい。
この内容については、ハンギョレ新聞の記事(2017.12.04 )を読んでください。

和田春樹名誉教授「日朝国交正常化で『双中断』補完を」

 

このシンポジウムで韓国のニュースメディアの代表が、慰安婦問題について「アメリカでは”韓国疲れ(Korea Fatigue)”がある」と発言している。
彼がニューヨーク・タイムズ紙に、慰安婦問題についての韓国の見方を紹介する記事を寄稿しようとしたところ、「これまでと同じ話ではないか」とニューヨークタイムズ側は関心を示さなかった。

慰安婦問題について「またか」と疲れてしまう気持ちは、日本人にもよく分かる。

でも、それはいい。
問題はこれだ。

「韓国が主張する日本の心からの謝罪も国際社会にほとんど反響がない」とし、「フレームを変えなければならない時がきた」と明らかにした。

和田春樹名誉教授「日朝国交正常化で『双中断』補完を」

韓国はずい分前から日本に、心からの反省や真の謝罪を要求している。
インターネットで「韓国 謝罪」と入力して検索すると、「しつこい」「なぜ」「いつまで」といった言葉が出てくる。
「韓国疲れ」で言えば、日本のほうがアメリカより深刻だ。

 

記事に書いてあるように、韓国が日本に謝罪を要求しても、世界は関心がない(反響がない)。

「そりゃそうだろ」と思ってしまうのだけど、韓国はこれに納得しない。
韓国メディアの代表は、「日本への謝罪要求のフレーム(やり方や考え方)を変えなければならない」と主張する。

 

旧ソウル市庁
日本の植民地時代に建てられた。

 

韓国が日本へ謝罪要求をしても、世界は関心を示さない。
だから韓国はフレームを変える必要がある。

そこまでして韓国は、日本に謝罪をさせたいのかね?

アメリカで開かれた国際シンポジウムでこんなことが話し合われている。
もう、ため息しか出てこない。

今の日本で、「韓国に真の謝罪をしなければいけない」と考えている人が一体どれほどいるのだろう?
ボクのまわりでは0だ。

世論調査をしたら、圧倒的多数の日本人は「その必要はない」と答えるだろう。
考え方を変えようが何をしようが、日本が韓国に真の謝罪をすることはない。
今の日本社会に、その必要性や可能性を感じさせる要素がまるで見当たらない。

日本という国ではなくて、個人が反省や謝罪をすることなら考えられる。
個人的な行動であれば、その人の好きなようにやればいい。

 

 

韓国はずっと前から、日本にたいして謝罪要求をしている。
個人的に「こりゃダメだ。日本がどうやっても、韓国は謝罪要求をやめない」と悟ったことがある。

それは2013年の中央日報のコラムを読んだとき。
そのコラムにはこう書いてある。

私の記憶では最近10年間在任した8人の首相すべてがさまざまな席で謝罪を表明した。
国を象徴する日王(日本では天皇)もまた、痛惜の念を表わしている。それは認めよう。
そのためか、親しい日本の記者たちは私にお酒の席で「いったいどれほど、さらに謝ればいいのか?」と問い詰めたりする。そのたびに冗談半分・本気半分で応酬する言葉がある。

「上手にできるまで!」

【グローバルアイ】佐々江大使さま、形容詞が違いますよ

これは韓国で影響力のある全国紙の、東京総局長が書いた文だ。
日本と韓国のことをよく知り、言葉に重い責任を持っている人がこんなことを書いている。

日本の首相8人が謝罪を表明した。
天皇もまた、痛惜の念を表わしている。

それにもかかわらず、「上手にできるまで!」と半分本気で言えてしまうことに驚く。

このコラムが新聞に載せられるまでには、複数の人間がチェックしているはず。
だから、この内容は韓国人の考え方や常識をあらわしていると考えていい。

 

「日本に謝罪させるためには、フレームを変える必要がある」という言葉もこれと同じ発想だろう。
ここまでされると「韓国疲れ」を通り越して、「韓国嫌い」の日本人を生産するだけでしかない。

日本で「嫌韓」が増えると、韓国では「右傾化だ!」「正しい歴史を学んでいない!」と反応するのだろうけど。

 

これは今年(2017年)1月の「あさチャン!」で放送されたものだ。
釜山に設置された少女像に、安倍首相がひざまずいて謝罪するパフォーマンスをおこなっている。

「日本と韓国は社会の価値観が違うから」と言われたらそれまでのことだけど、いい加減こういうことは止めてほしい。

 

「こんな”儀式”は無意味だ」と感じる韓国人もきっといると思う。
でも韓国社会で、そんな声を上げることは本当にむずかしい。

韓国社会を敵にまわす覚悟が必要になる。

こうしたパフォーマンスをふくめて日本への謝罪要求を減らすため(なくすことはたぶんムリ)には、「行きすぎた反日行為は日本人を怒らせて、韓国が損をする」という経験をさせるしかないと思う。

日本人が韓国の反日行為に目をつぶっても、反日パフォーマンスや謝罪要求がなくなることはない。

 

 

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今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。