外国人から見た日本と日本人 日本を知る15の言葉 ⑩

 

「日本間に入ってもっとも驚嘆させられることは、さまざまな色合いと部屋自体とのあいだにみられるあの調和と対照とである。錦織模様を施して表装した画幅と、その画幅を掛けてある床の間のあの静かな落ち着いた色調とのあいだには、つねにもっとも洗練された調和がある。(モース 明治時代)」

 

「この国ではいたるところに芸術的な富が鏤(ちりばめ)られている。良い趣味と美的センスが国中に行きわたり、日ごとに美を生み出している。地方にいけば信じがたいほど民間伝承が生きている。(ロベール・ギラン 昭和)」

 

「日本は実に、太初以来その固有の独自な文化を、外部の妨害を受けることなく自主的に今日に到るまで進展させ得たところの国土である。日本は幾世紀の間にしばしば外国の影響を摂取同化し、日本的なものへと変形し、その結果再び日本独自のものを産み出したのであった(ブルーノ・タウト 昭和)」

 

「古くからの質素で健全な、自然で節度ある誠実な生活様式を捨て去る危険である。質素さを保つかぎりは、日本は強いだろう。しかし、贅沢な思考を取り入れたら、弱くなっていくと考える(小泉八雲=ラフカディオハーン 明治)」

 

「日本!それはヨーロッパ並びにヨーロッパ文明の支配する世界にとって日出る国である。さまざまの夢、奇蹟への期待、芸術文化と人間文化との連想がこの国に結びつけられている(タウト 昭和)」

 

 

「海外で教育訓練された日本の青年が、外国の教師や監督に代わって指導するため母国へ帰っています。都市ごとに政府省庁や公共事業のお雇い外人の必要性は減少しています。今や‘日本人のための日本’は当たり前のスローガンです。
(シドモア 明治時代)」

 

「実用的、機械的技術において日本人は非常に巧緻をしめしている。(中略)かれらの手工業の技術の熟練度は素晴らしい。日本の手工業は世界のいかなる手工業は者にも劣らず熟練である。(ペリー 幕末)」

 

*小泉八雲(=ラフカディオハーン)が「買いたかった」もの
「一点の雲なき空にかかっている白たえの富士の山もーいや、正直なことを言えば、この日本の国をまるまる全部、手品から出たような樹木も、光りみなぎる大気も、世界中で最も愛すべき四千万の国民も、そういうものを全部ひっくるめた、この日本の国 (小泉八雲=ラフカディオハーン 明治時代)」

 

「国民の発明力が自由に発揮されるようになったなら、最も進んだ工業国に追いつく日は、そう遠くないであろう(ペリー 幕末)」

 

「他国が発展させてきた成果を学ぼうとする意欲が盛んで、学んだものをすぐ自分なりに使いこなすことがある。(ペリー 幕末)」

 

 

*伊勢神宮の「式年遷宮」について
「この事実一つの中にも、何という崇高な、まったく独自な考え方が現れていることであろう!(ブルーノ・タウト 昭和)」

 

「日本人は最高の感受性、芸術性、人間的機知に富み、同時に最高に無感覚で因習的で無神経です。また最高に論理的で博識で良心的で、同時に最高に不合理で皮相的で冷淡です。そして極めて堂々とし、厳粛で寡黙で、同時に最も滑稽で気まぐれで多弁です。(シドモア 明治時代)」

 

「私、この小泉八雲、日本人より本当の日本を愛するのです
(小泉八雲=ラフカディオ・ハーン 明治時代)」

 

「日本人の並外れた好奇心には驚かされる。わが国の独創的な発明品の数々を展示すると、彼らはあの手この手で飽くなき好奇心を満足させようとした
(幕末 ペリー)」

 

「日本の文化が世界のあらゆる民族に寄与したところのものに対して、多少なりとも心を動かされる人は、親しく伊勢に詣でねばならない。そこにはこの文化のあらゆる特質が一つに結晶しており、それゆえ国民的聖地より以上の何ものかが見出さるのである。(ブルーノ・タウト 昭和)」

 

 

「日本絶賛語録 小学館」
「ニッポン 講談社学術文庫」
「日本賛辞の至言33撰 ごま書房」
「シドモア日本紀行 講談社学術文庫」

 

 

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今まで、東南アジア、中東、西アフリカに旅をしてきました。外国に行って初めて気がつく日本の良さや特長があります。以前、歴史を教えていたので、その経験もいかして、日本や世界の歴史や文化などをテーマに、「読んでタメになる」ようなブログを目指します。