マナー違反の欧米人観光客②追放された人・逮捕&公開謝罪した人

 

時どき、「日本人は欧米人を美化している」と思うことがある。

前回も書いたのだけど、「日本で英国は『紳士の国』と言われています」とイギリス人に言ったら、「日本人のほうが紳士的ですよ」なんて言われた。

「フランスの街はすごくきれいですね」とフランス人に言ったら、「君は、フランスの公衆トイレがどれだけ汚くて危険がわかっていない」と言われた。

そして今日は、「forbesjapan」のこんな記事(2018/03/24)を見た。

年に一度、日本各地からモノづくり企業の精鋭たちがそれぞれの「美しいモノ・カッコいいモノ」を持ち寄って集結し、文化教養の高いオランダ人ら欧州消費者と共有する場。

オランダの展示即売会に見る、欧州を熱くする「クールジャパン」

 

日本のさまざまなモノをヨーロッパに紹介する展示会がオランダで開かれるらしい。

まー、それはいい。

「文化教養の高いオランダ人ら欧州消費者」という言葉が気になる。

「オランダや欧州の文化教養の高い消費者」ならわかる。
言葉尻をとらえるようだけど、オランダ人ら欧州以外の消費者は文化教養が低いのだろうか?

これは、プロのライターが書いて複数の人間がチェックした文章のはず。
だから、「文化教養の高いオランダ人ら欧州消費者」という表現には、とくに問題も違和感もないということなのだろう。

 

こういう表現を見ると、「日本人はヨーロッパ人を美化している」と思ってしまう。

ヨーロッパには、文化教養の高い人もその反対の人もいる。
前回に続いて今回も、ド迷惑な欧米人を紹介していこうと思う。

海外を旅行していると、マナー違反の欧米人観光客に怒る人がけっこういる。

 

 

タイのサムイ島に、男性器の形をした岩がある。

地元の人たちは「あの岩には精霊がやどっている」と信じていて、その岩を神聖視している。
でも、外国人にとってはただの観光名所だ。

最近、その岩に全裸の外国人女性が抱きついていたのを、地元の人が写真に撮ってネットに投稿した。
これがすぐに拡散されて、多くのタイ人を怒らせた。

「タイランド・ハイパーリンクス」の記事(2018年3月13日)から。

島民は外国人女性に対し、岩の精霊に対して謝罪をするように求めているとともに、警察に告発するべきとの意見もあるとのこと。

サムイ島の神聖な男性器岩に外国人女性が全裸で抱きつき批判

 

金髪の白人女性が全裸で岩に抱きついている。
The ThaigerのFacebook投稿。

 

この他にも「タイランド・ハイパーリンクス」の記事には、この岩をバカにするような白人男性の画像がある。
どこの国の人間かハッキリ分からないけれど、もっとも可能性が高いのは欧米人だ。

このニュースには、ネットでこんな声が上がっている。

・まあその女性の容姿にもよるがw
・全裸だとサムイだろう。
・日本じゃ祭りで女性が巨大な男性自身に跨ってる写真見た事あるけど
・一方、川崎のかなまら神社では…

 

 

サムイ島で「全裸抱きつき事件」が起きた今年3月、南米のペルーでは、ドイツ人、スイス人、オランダ人の3人が観光地から追放される出来事があった。

その理由は「尻出し」。

ペルーにあるマチュピチュ遺跡で、この3人のヨーロッパ人が尻を出して写真撮影をしていた。

これに地元のペルー人が激怒。
3人はすぐにその地から追放された。

AFPの記事(2018年3月15日)で、地元警察はこう話している。

「このような行為は許されず、同地の規定に従って3人は追放された。ただ身柄は拘束されていない」と述べた。ペルー当局はマチュピチュで衣服を脱ぐのは無礼な行為と見なしている。

マチュピチュ遺跡で尻出し写真撮影、欧州の観光客3人追放 ペルー

 

サムイ島とマチュピチュでのことは、逮捕まではされていないから、ギリギリでセーフ(でもないけど)。

でも、これはアウトなやつ。
国旗を侮辱したことで、イタリア人が警察に捕まった。

2017年に、酒に酔っぱらったイタリア人がタイの国旗を踏みつけてしまった。
これは世界中のどこの国でも、絶対にやってはいけない行為だ。

その動画がSNSで拡散されて、イタリア人2人が逮捕された。
「タイランドハイパーリンクス」の記事(2017年1月10日)から。

国旗を侮辱することはその国を侮辱するのと同じこと。事態を重く見たタイ警察は捜査を開始し、二日後の1月9日、動画に写っていた20歳と18歳のイタリア人の男二人を逮捕しました。

タイ国旗を侮辱したイタリア人男、逮捕されカメラの前で謝罪させられる

 

その後2人は、カメラの前で公開謝罪をすることになる。

 

「マナーの悪い外国人観光客」は、中国にもヨーロッパにもいる。

やっぱり、「文化教養の高いオランダ人ら欧州消費者」という表現は、適切ではないと思う。

 

ちなみに、これがタイの国旗。

 

青は国王、白は宗教、赤は国家と国民の団結心を表している。
在東京タイ大使館のホームページから。

このように、タイ国民の心の寄り所は”王室と宗教”、すなわち現国王のプミポン・アドゥンヤデート陛下に対する忠誠心と仏教、それも小乗仏教と呼ばれる戒律の厳しい南方上座部仏教への尊崇心なのです。

タイ基本情報

 

タイに行くなら、「タイでは国王がとても尊敬されている」ということには注意しよう。
「尊敬されている」というレベルではなくて、国民は王に「忠誠心」を持っている。

2016年には、タイでゴルフをしていた日本人が軍に連行される出来事がおきた。

この日本人は、明らかにタイ社会の空気を読めていない。
くわしいことはこの記事をどうぞ。

タイ旅行の危険①日本人が国王のタブーに触れて軍に連行された

 

この記事では、外国人観光客のことばかりを取り上げてきたけれど、もちろん日本にもマナー違反の違反の人間はいる。
それで、沖縄の観光地が立ち入り禁止になってしまった。

日本人のマナーは、全体的に低下しているような気がする。

くわしいことはこの記事をどうぞ。

低下する日本人観光客のマナー。その悪さから立ち入り禁止も。

 

 

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外国人から見た不思議の国・日本 「目次」

東南アジア 「目次」

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中国人観光客の増加①マナー違反に迷惑する日本人/誠実さの違い。

 

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今まで、東南アジア、中東、西アフリカに旅をしてきました。外国に行って初めて気がつく日本の良さや特長があります。以前、歴史を教えていたので、その経験もいかして、日本や世界の歴史や文化などをテーマに、「読んでタメになる」ようなブログを目指します。