マナー違反の欧米人旅行者①”エラそう”だから東南アジアで嫌われる

 

ネットで「マナー悪い 旅行者」と検索すると、「中国人」という文字が出てくる。

 

個人的には、中国人観光客のマナーは、全体的には少しずつよくなっていると思う。

でも日本では、一般的にこういう印象をもっている人は多い。
まー、そう思われても仕方のない中国人がいることはたしかだけど。

 

総合的に考えば、中国人観光客が来ないより、来てくれた方が日本にとってメリットはある。

中国人が来なくなったことで、大打撃を受けた韓国を見ると本当にそう思う。
人民網日本語版(2017年12月05日)から。

韓国の国会予算政策処が3日に発表した推計データによると、今年に入り韓国を訪れる中国人観光客は大幅に減り、韓国の観光消費は7兆4500億ウォン(1ウォンは0.1円)減少した。

韓国の観光収入、大幅減 韓国メディア:中国人観光客激減で深刻な打撃

 

「マナーの悪い外国人」といえば、日本では中国人が一強。

でも、ラオス・ベトナム・タイなど東南アジアを旅行していると、現地の人から「欧米人のマナーはひどい」といった批判をけっこう聞いた。

実際ボクもアジアを旅行中に、エラそうな態度の欧米人を何人も見たことがある。

ラオスでは、外国人旅行者向けのこんな注意書きがあった。
でもこれは、実質的に欧米人に向けたものだ。

 

所かまわずキスをする欧米人はいる。

空港の入国審査の列に並んでいるときに、ボクの前にいた白人が何度もキスをしていて驚いた。
バスや列車の中でキスをしている欧米人もいる。

彼らは、「今その場でキスをしないと死んでしまう病気」にかかっているのだろうか。

日本人の旅行者から、「移動中のバスの中で、”それ以上”をしていた外国人旅行者がいた」という話を聞いたことがある。

 

 

暑い東南アジアでは、ビーチサンダルをはいている外国人旅行者は多い。

ボクも、上の写真のように、素足をそのままテーブルに置く白人を見たことがある。

その白人は明らかに周囲の冷たい視線に気づいていたはずだけど、まったく気にする様子がない。
むしろ、これ見よがしに足を置き続けていた。

 

日本ではマナー違反の欧米人はあまり話題にならないけど、東南アジアでは、彼らの態度に眉をひそめる人がけっこういる。

日本では、欧米人を美化する傾向があると思う。
イギリス人に「『英国は紳士の国』と、日本で言われています」と言うと、「日本人のほうが紳士的ですよ」なんて言われた。

ということで、今回と次回は「マナー違反で現地の人を怒らせた欧米人」について書いていこうと思う。

複数の国を「欧米」とひとまとめにするのは不公平ではあるけど、この際それは無視する。

 

 

タイに「カオサンロード」という世界中の旅行者が集まるところがある。

そこでお土産を買っていたときのこと。

商品の説明をしていたタイ人の店員が不意にそれを中断して、「おい、あれを見ろよ」と、不機嫌そうな顔をして通りを指さす。
その先に、上半身裸の白人がいた。

それが彼ら。

 

「本当に失礼で不快だ。でも、あんな『arrogant(ごう慢・エラそう)』な欧米人がたくさんいるんだよ。オレが日本人が好きなのは、日本人にはあんなエラそう人間がいないからだ」

たしかに日本人だったら、タンクトップぐらいは着るだろう。
ビーチではなく、街を上半身裸で歩く日本人は見たことがない。

とはいえ、そんな日本人も、去年タイで犯罪級の迷惑行為をしたのだけど。

くわしいことはこの記事をどうぞ。

「日本の恥!」と猛バッシング。海外で大迷惑の日本人旅行者。

 

 

タイの首都バンコクに「ワット・プラケオ」というお寺がある。

タイの王室寺院で、情報サイト「バンコクナビ」ではこう紹介されている。

タイで最高の地位と格式を誇る仏教寺院である「ワットプラケオ」は、王室の守護寺でもある由緒正しき寺院です。

ワットプラケオ(王宮)

 

日本でいえば、東大寺や伊勢神宮のような宗教施設だろう。

そのワット・プラケオで、こんな格好で記念写真を撮っていたセルビア人のバカップルがいた。

画像はバンコクポストのツイッターから。

 

「ワットプラケオに、こんなふざけた観光客がいた!」と、この画像がすぐにSNSで拡散される。

この写真では、ボカシが入っているけど、実際に出回っていた画像では下着が見えていたらしい。
そもそも、この神聖な寺院でノースリーブ姿というのはとても失礼。
本堂の壁に座ることも禁止されている。

こうしたことで、このカップルは「不適切な行為をした」ということで、警察に捕まって罰金5000バーツ(約5万円)を払うことになった。

「タイランド・ハイパーリンクス」の記事(2018年3月25日)によると、このカップルは自分のしたことがまったく分かっていないようだ。

タイ警察は捜査によりこのセルビア人男女を発見。スワンナプーム空港警察署に召喚し、猥褻罪で罰金を科しました。二人は違法の認識はなかったとのこと。

「バンコクの寺院で不適切行為をしたセルビア人カップルに5千バーツの罰金」

ここで写真を撮るときは、このようにしゃがまないといけない。
仏様を足元に見下ろすようなかっこうで写真を撮るのはNG。

 

次回も、マナー違反で現地の人を怒らせた欧米人のことを書いていきます。

 

おまけ

タイのカオサンロード

 

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今まで、東南アジア、中東、西アフリカに旅をしてきました。外国に行って初めて気がつく日本の良さや特長があります。以前、歴史を教えていたので、その経験もいかして、日本や世界の歴史や文化などをテーマに、「読んでタメになる」ようなブログを目指します。