メディアリテラシー:偽情報に騙されないもっとも有効な方法

 

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韓国にミサイルが打ち込まれたら、それを迎撃してやる!
なんていう「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」を韓国に配備することを韓国政府が決めた。

 

でも、これに中国激おこ。
中国政府の韓国への嫌がらせが止まらない。
中国の春節(旧正月)を前に中国人の観光客を減らしていて、韓国の観光業界が悲鳴を上げている。

観光業界は青色吐息らしい。

あおいき‐といき【青息吐息】

困って苦しいときなどに、弱りきって吐くため息。また、そのため息の出る状態。「物価高で青息吐息だ」

デジタル大辞泉の解説

 

朝鮮日報の記事( 2017/01/16)から。

韓国観光業界が悲鳴 THAAD「報復」で中国人客減少

・旅行業界の関係者は「1月に入り、韓国を訪れる中国人観光客の数が減少している」とし、「パッケージ旅行の観光客数が半減した」と伝えた。

・中国人観光客への依存度が高い韓国の免税店も、一様に不安げな表情だ。

・免税店関係者は「昨年の春節に比べ、中国人観光客による売り上げは減少するだろう」と予想し、「韓国行きのツアー商品が減ったため、団体観光客の誘致が難しい」と述べた。

 

中国の爆買い頼りだった日本の百貨店も、悲鳴を上げていたらしいけどね。

韓国はさ、とりあえず慰安婦像を動かしたらいいじゃん。
約束を守ったら、日本との関係は回復するだろうし。

日本と中国を同時に敵にまわしてどうすんねん。

 

中国は日本ほどやさしくない。

 

韓国の慰安婦問題について、ネットでニセ情報が出回ってる。
信じている人がたくさんいるから気をつけて!

なんてことを前回書いた。

 

その流れで、今回はメディアリテラシーについて書きたいと思う。
辞書的な意味でのメディアリテラシーって、こんな感じ。

メディア・リテラシー(英: media literacy)とは、世の中にある数え切れないほどの沢山の情報メディアを主体的に読み解いて必要な情報を引き出し、その真偽を見抜き、活用する能力のこと。

「情報を評価・識別する能力」とも言え、カナダ・イギリスおよびオーストラリアでは、カリキュラムに取り入れるよう国の政府が指定している。

(ウィキペディア)

 

この記事では、情報を識別する能力のことを書いていきたいと思う。
「偽情報に騙されない方法」について、もっとも有効な方法のひとつについて。

 

 

今世界中で、ネットに氾濫(はんらん)している偽情報が大問題になっている。

メディアリテラシーの能力は、外国では「カリキュラムに取り入れるよう国の政府が指定している」というぐらい重要視されている能力でもある。

あまりに多くの偽情報や「フェイク(偽)ニュース」がネットにあふれていて、それに多くの人が騙されている。
こうしたことを受けて、イギリス国営放送のBBCがこれから偽ニュース対策に取り組むことを発表した。

NHK NEWS WEB(1月14日)から。

英BBCがフェイク・ニュースを検証

インターネット上で拡散しているにせのニュース「フェイク・ニュース」をめぐっては、去年のアメリカ大統領選挙で候補者に関するうその情報が多くの人に伝わり、選挙結果に影響を与えたと主張する声もあがるなど対策の必要性が指摘されています。

このためイギリスの公共放送BBCはどれがフェイク・ニュースかを検証し、結果を伝える取り組みを始めることになりました。

 

 

フェイスブックも動き出している。

同じように、偽情報をなくすための対応策を発表した。
ロイターの記事(2016年11月21日)から。

米フェイスブック、偽情報根絶に向け対策を発表

米フェイスブック(FB.O)が先の米大統領選で偽の記事の拡散を防止できなかったと批判を浴びている問題で、ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は18日、悪意ある偽情報を根絶するための一連の対応策を明らかにした。

 

でも、フェイスブックにしろツイッターにしろ、偽情報をネットの世界からなくすことなんて絶対にムリ。
フェイスブックも、情報が正しいか間違っているかを判断することはできないと言っている。

ただCEOは、個人の主張の共有を妨げたり、正確な内容を誤って制限すべきではないとも主張。「フェイスブックは真実かどうかを裁く調停人になるつもりはなく、代わりにわれわれのコミュニティーや信頼に足る第三者に判断を任せる」と説明した。

(同記事)

 

だから、あくまで自分が判断しないといけない。
やっぱり、メディアリテラシーが大事なんですよ!

 

 

世の中には悪いヤツラがたくさんいる。

悪意を持って情報操作をすることで、自分が望む方向に他人を誘導しようとするのは見ていて腹が立つ。
だからそんなんには騙されてないように、ということでこんな記事を書いている。

 

人が偽情報を信じてしまうのは、その人が騙されやすい状況や心理状態にあるから。
そのことは前回書きましたね。

このうちの「心理状態」についていえば、人は自分が期待した情報や欲しがっていた情報を信じやすい、という傾向がある。

たとえば、「韓国が嫌い!」という人にとっては、韓国に悪いイメージを与えるような情報は欲しいはず。

そんな心理状態で下のような写真を見ると、すぐ本当だと信じてしまう。
このウソ写真に引っかかってしまった人は、大抵がそんな心理状態だったと思う。

この写真については、前回を見て。

 

 

 

1

 

ネットの偽情報をもとに行動してしまって、警察に捕まった人はたくさんいる。
これからも、そうした人は出てくるだろう。

偽情報や情報操作に踊らされて、差別的な内容や法にひっかかることを書いて逮捕されたら人生が狂ってしまう。

 

大津市中2いじめ自殺事件」のときに、それが現実に起きている。

デヴィ夫人がブログで流した大津イジメ自殺事件のデマまとめ

・大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒(当時13歳)がいじめを苦に自殺したとされる問題に関連し、インターネットの掲示板で知らぬ間に無関係の人の実名がさらされ、職場に中傷やいたずらの電話がかかるなどの新たな被害者を生んでいる。

・被害届を受けた滋賀県警は名誉毀損(きそん)容疑で捜査している。

 

この後、偽情報を信じた人たちが警察に逮捕されることになった。

デヴィ夫人の場合は、訴えられて罰金を払っている。

デヴィ夫人の行為を「非常に軽率な行為」とし、165万円の支払いを命じた。

(ウィキペディア)

 

 

 

では、どうやって偽情報を見抜けばいいのか?

その方法について、2016年12月14日の朝日新聞の社説に書いてある。

利用する側も、ネットには玉石混交の情報があふれているとの認識を持つことが、改めて求められる。それらをつき合わせたり、出所が信頼できるサイトかどうかを調べたりして、主体的に活用する姿勢が大切だ。

「情報サイト 公共性をどう守るか」

 

「ネットには玉石混交の情報があふれているとの認識を持つことが大事」って、それはほとんどの人はわかっているだろう。

「ネットにあるものはすべて真実」なんて常識だから。

大事なことは、ニセ情報を見抜くこと。
そのためにもっとも大切で有効なことは、「情報の出所は信頼できるかどうか確認すること」。
だから朝日新聞も、記事ではなくて社説でこのことを書いているのだろうし。

じっさい、情報の出所を確認することでかなりの偽情報を見抜くことができる。
前の記事で出したウソ写真も、出所を確認したらすぐに情報操作だとわかるはず。

 

 

 

「偽情報を信じて拡散させてしまって、自分の信用を失った」ぐらいならまだいい。
警察のお世話になったら、人生が狂ってしまう。

情報が正しいか偽物かは、最終的には自分で判断するしかない。
理不尽なことだけど、「偽情報を信じた人間に責任がある。偽情報だと見抜けなかったのが悪い」ということがある。

何かの情報を信じて行動する前に、その情報の出所をよ~く確認しておこう。
それがもっとも大事で有効な「メディアリテラシー(情報を評価・識別する能力)」だと思う。

 

 

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ネットでの注意①情報操作のトリックに騙されないように

ネット情報に注意②「日本の協力に感謝」を消すマスコミの印象操作

ネットで情報収集③注意!偽情報に騙され失敗した人の例

ネットの嘘を見抜く方法④偽情報で地位も妻も命も失った人

 

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2 件のコメント

  • 初めまして管理人さんアブダビと申します。
    新年よりのにわか読者ですが、こちらは人気がなく、ごみブログ呼ばわりされたとの記事を読みまして、反論すべく投稿を致しました。面白いけどなぁ私は!
    海外の経験から来る話は説得力かある。
    私も学生時代に汗血馬を探しに行ったり、ノアの方舟探索に行ったりしてパキスタンのトライバルエリアやトルコとソ連国境に行ったりしましたが、管理人さんのような放浪経験は一致するりません。ヤクザのフロント企業に勤めてる時に、産廃を埋め立て資材として売りに行ったり、佐川の廃車トラックを売りに行ったりしましたが、あれは出張ですから旅ではないです。
    甥がシンガポール、姪がカナダに、末の従姉妹がフランスに移民してるので、海外の話には興味あります。
    ヤクザが主な購読者の雑誌や、半グレを扱う雑誌の編集者してきた時の方が、外人と話す機会は多かった。それといちお国家資格を持つ鍼灸マッサージ師ですので、同窓や同僚に帰化した半島や中国やベトナムの出身者が多いので、あれこれは聞きます。
    まぁ、でも彼らはエリート階級出身で、あんまし実情の参考にはならんのですけど。
    住んでた世界が私なんかと違うんですね。
    ロンドンのCITYや国連高等難民弁務官事務所で働いていた経験があったり、
    日本で東大合格してから帰化したり…
    九龍城砦にオフィスがあった私とは大違い!
    彼らはホテルで朝、クーデターで目覚めたなんて経験はないし。スラムとかドラッグとかカラシニコフとか全く知らない。
    なもんで、目線の似たようなトラベラーの記事は好きです。
    因みに私は元自衛隊員で、ゴリゴリではないけど保守な方だと思います。いちお逮捕歴あるし(機動隊は強いす)。
    でも私なりにアチコチ観たので、やたらと日本を美化する人にも何だかなぁ…とは思います。半島のあれはともかく、度胸の座って寛大な奴も、ゴミみたいな奴も、何処の国にもおりますし。
    部品が20%くらい無くなっても動くインドのバイク(ゴテゴテと役に立たない飾りは多い)に助けられたりしてるので、ハイテク国家だから偉いとは思わない。てか、私の稼業なんざ古代中国の医学だし(笑)
    そんな私ですが、よろしければ、これからもコメントさせてください。

  • おっ、面白いと言ってもらえると嬉しいですね。
    まあ、いろいろな価値観の人がいるってことですね。
    ボクのはただの観光地巡りです。
    「血馬を探しに行ったり、ノアの方舟探索」というようなアドベンチャーにはかないません。笑。
    韓国については、被害者と加害者ではなくて、対等な関係で信頼関係を築いていくのがいいんだろうなあ、とは思ってます。
    また良かったら、コメントお願いします。

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    今まで、東南アジア、中東、西アフリカに旅をしてきました。外国に行って初めて気がつく日本の良さや特長があります。以前、歴史を教えていたので、その経験もいかして、日本や世界の歴史や文化などをテーマに、「読んでタメになる」ようなブログを目指します。