満州の旅⑭海外で死刑をまつ日本人。頼まれた荷物に覚せい剤が。

 

まだセントレア空港におんねん。

満州(大連)行きの飛行機のチケットをもらわなあかんねん。

だから受付の列にならんでいるところやねん。

 

 

マレーシアに、とてもかわいそうな日本人の女性がいる。

タケウチという名前のその人は、他人から荷物を外国に運ぶように頼まれた。
そして言われるままに荷物を運んだところ、マレーシアの当局がその中に覚せい剤があることを見つける。

当然、タケウチさんはマレーシアで逮捕されてしまった。

 

裁判で、その日本人は無罪を主張する。

「自分は他人から荷物を頼まれて運んだだけ」
「覚せい剤がはいっていることなんて、知らなかった」

裁判でこのようにうったえた。
でも認められなかった。

そして、2011年に死刑の判決をうける。

 

死刑の判決に納得がいかなかったタケウチさんは、控訴(こうそ)した。
その裁判でも、死刑判決を言いわたされる。

それでも上告して、法廷で無実を証明しようとした。

「自分は頼まれて荷物を運んだだけ。中身は知らなかった」

 

 

2015年にこの裁判の判決がでた。

2015年10月16日付の日本経済新聞がそれを伝えている。

邦人元看護師の死刑確定 マレーシア、覚醒剤持ち込み

大量の覚醒剤をマレーシアに持ち込んだとして、危険薬物不正取引の罪に問われた元看護師、竹内真理子被告(41)に対し、首都近郊プトラジャヤの連邦裁判所(最高裁)は15日、二審の死刑判決を支持し、上告を棄却した。同被告の死刑が確定した。関係者が明らかにした。

 

上告を棄却(ききゃく)されたら、もう終わり。

マレーシアは、大麻や覚せい剤に対してとても厳しい。
入国カードには、「密売目的所持は死刑」とはっきり書いている。

 

タイの空港にいた「ヤック」という鬼。
タイの仏教のお寺を守る門番みたいなもの。
日本のお寺でいえば仁王様。
悪い人がいないか、空港のなかを監視している(たぶん)。

 

このタケウチさんが「とてもかわいそう」とかいたのは、あくまでこの人の言っていることが正しいのなら。

この日本人は本当に、他人から頼まれて荷物を運んだだけなのだろうか?
それともそれはつくり話で、自分がマレーシアに覚せい剤を持ちこもうとしたのか?

 

それは本人しかわからない。
でも、今かくじつにわかっていることは、このままだとこの人はこの世から消えてしまうということ。

 

でもまだ希望はあるらしい。

日本経済新聞の記事では、これからの見通しとして「マレーシア国王の恩赦を求めるとみられる」と書いてある。

でも、その可能性はどのくらいあるのだろう?
覚せい剤を持ちこもうとして死刑の判決をうけた人間を、国王は許してくれるのだろうか?

この日本人は、今、絶望的な可能性をもって死刑をまっているのだと思う。

 

マレーシアのマラッカ

このマラッカには、日本でも有名なあの〇〇の像がある!

・・・なんてもったいぶるのは嫌いだから書きます。
マラッカには、フランシスコ・ザビエルの像があるんです。
ここでヤジロウという日本人と出あったから。

 

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今まで、東南アジア、中東、西アフリカに旅をしてきました。外国に行って初めて気がつく日本の良さや特長があります。以前、歴史を教えていたので、その経験もいかして、日本や世界の歴史や文化などをテーマに、「読んでタメになる」ようなブログを目指します。