日本料理(和食)と中国料理の違いとは?その特徴や独自性。

 

いきなりクイズです。

世界3大料理といえば、中国料理とフランス料理とあとはどこの料理?

 

 

 

 

答えはトルコ料理。
世界3大料理といえば、ふつう「中国料理、フランス料理、トルコ料理」の3つをいう。

でもこれは伝統的な言い方で、ちょっと古い。
今ではトルコ料理の代わりに日本料理が入ったり、四大料理のひとつとして日本料理が選ばれることもある。

「世界〇大料理」に日本料理がふくまれるかはどうかは、それを選ぶ人の考え方による。

でも、和食はユネスコの世界無形遺産に登録されている。
それはたしか。

では、和食の特徴とはなにか?

農林水産省のホームページでは次の4つをあげている。

・多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
・健康的な食生活を支える栄養バランス
・自然の美しさや季節の移ろいの表現
・正月などの年中行事との密接な関わり

「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されました!

今回はこの和食(日本料理)について書いていきたいと思う。

 

 

サーチナの記事(2017-07-29)で、日本料理と中国料理との違いについて書いてある。

この記事では、中国料理を一言であらわすと「火」で日本料理は「水」になると紹介したうえで、それぞれの料理の違いをこう説明している。

日本料理は繊細で素朴な美しさや、食材本来の味を引き出す点において極致に達する一方、中国料理は熱烈さ、華麗さ、躍動感そして調味のバリエーションの豊かさで他の追随を許さないと説明した。

中国料理が「火」ならば、日本料理は「水」だ! そのココロは?=中国メディア

海外のいろいろな国で中国料理を食べてきたけれど、中国料理には外れが少ない。
とくにチャーハンで外れたことはほとんどない。
中国料理には安定したおいしさがある。

チャーハンの印象が強いせいか、ボクのなかで中国料理の3種の神器は「中華鍋・油・火」になっている。
だからここに書いてある、「熱烈さ、華麗さ、躍動感」という中国料理の特徴には賛成。

 

 

「日本人とは何か (山本 七平)」という本の中で、ある中国人が「日本の料理方法は中国とはまったく関係がない」ということに驚いたと書いてある。
その中国人の頭の中では、「日本文化は中国から生まれている」という先入観があったのだろう。

たしかに日本文化で中国の影響を受けているものは多い。
たとえば、箸や着物なんかがそう。
でも日本料理は違う。

「日本の料理のやり方は中国とは無関係だった」と知った中国人はこういっている。

豆腐や味噌は中国伝来ですが、料理そのもの基本は全く違うというのです。

「日本人とは何か (山本 七平)」

日本の料理は中国からいろいろな食材を取り入れてきた。
けれど、基本的な料理の考え方は中国料理とはまったくちがう。

日本はむかしから中国と交流があった。
漢字をはじめ、現在の日本人の生活の中にいろいろな中国の影響を見ることができる。
だから中国料理と日本料理とでは、どんな違いがあるのかよく分からない人も多いと思う。

豆腐や味噌といった食材は中国から伝わっている。
でも料理そのものの基本は中国とは関係なく、日本独特のものだ。
日本人としてそのことは知っておいてもいい。

それが中国料理は「火」で日本料理は「水」ということになる。

 

Japanは「日本」という意味だけど、Jを小文字にしてjapanにすると「漆器」という意味になる。

くわしくはこちらを→漆器は英語でなぜ(Japan)ジャパンなの?

 

日本料理のことについてもっと知りたかったら、ぜひ「日本人とは何か (山本 七平)」を読んでほしい。
料理だけではなくて、日本について様々なことがわかる。

たとえば、先ほど出てきた中国人は日本の料理だけではなくて、天皇と中国の皇帝との違いにも驚いている。
天皇の歴代の御陵(お墓)が中国の皇帝のものと比べてあまりに質素だと。

他にも日本と中国の違いには、こんなものがあるという。

科挙、宦官、族外婚 一夫多妻、姓、冊封、天命という思想とそれに基づく易姓革命、さらにそして少し後代なら纏足がなく、日本だけにあるのがかな、女帝( 女王)、幕府、武士、紋章ですかな。後になると漢学・蘭学と平気で並べており、どこからでも聴講しています。それから料理と葬式と墓ですか。

「日本人とは何か (山本 七平)」

 

 

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今まで、東南アジア、中東、西アフリカに旅をしてきました。外国に行って初めて気がつく日本の良さや特長があります。以前、歴史を教えていたので、その経験もいかして、日本や世界の歴史や文化などをテーマに、「読んでタメになる」ようなブログを目指します。